田代田の酒場日記

月夜に釜をぬくは難解でんな。男漁りという学説もある。犬の棒もここら当たりでは不慮のできごと 関東以北は幸運の棒。 

鶏肉もものリーム煮

2008年03月18日 | Weblog
土筆が盛りである。仕事場の囲いの外にずらりと並んで突き立っている。

鶏肉ももとかぶのクリーム煮。洋風でお年寄りには馴染みがない。馴染みはないのを知ってあえてときどきやってみる。お一人牛乳ダメ。お肉ダメ。という利用者がいらっしゃる。奥の手はさまざまこしらえててるが今日はクリームを入れる前にかぶと人参だけを取り出し盛り付けた。厄介なヒトである。ただのわがままである。終始作り笑顔を絶やさないというのが腹立たしい。おちょくられているようである。おちょくっているのであろう。そうだったらこんなとこ利用しないで一人で生きろ。愛情が湧かない。男を二度取り替えていると聞く。最初の亭主と今は一緒らしい。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柚子大根

2008年03月13日 | Weblog
月曜利用のエムウラさんはちょっと問題があるのだった。大根を持ってきてくださる。多いときは一度に6本ほどくださるのである。ありがたく頂戴していた。ところがである。この大根どうやらご自分の畑の産物ではなくお隣のおうちの大根らしい。ということがちょっとほの見えてきたのであった。

大根がなくなると花をよく持ってきてくださるのである。これが問題になった。花もどうやらご自分の畑の花ではないらしい。隣の畑の産物を、いいよいいよ持ってきなさい といわれたことがあったようだ。それいらいいつでもかってにいいよいいよもってきなさい というように解釈して勝手に切り取ってきてしまうらしい。お隣の人はちょっと不愉快。ボケているのではない。世話好きなのである。世話好きも高じてものを運んでくることで相手が喜んでくれるのを楽しんでいるのであった。事件が発覚してちょっといざこざがあって、これからは花は持ってこないようにと やんわり申し伝えたようだ。なにせ利用者さんである。いわばお客様である。強いことは言えない。月曜に大根のお届けがあった。はたしていただいてよいものやらいささか苦慮するところであったが、ひとまずいただいた。あとは知らない。

大根を茹でる 味噌を少な目の酢で伸ばしていきとろとろになるくらいのところで砂糖をどばどば入れ込む。柚子をすりおろして柚子味噌を作り掛けるだけ。お年寄りに大根の嫌いな人はあまりいない。あまりいないが一人だけ 大根かん と厭な顔をするばあさんがいらっしゃる。ほっとく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする