田代田の酒場日記

月夜に釜をぬくは難解でんな。男漁りという学説もある。犬の棒もここら当たりでは不慮のできごと 関東以北は幸運の棒。 

梅雨空を鬱陶しいと思うなよ傘差して歩く歩道や水溜まり~

2019年06月11日 | Weblog

6月11日(火)

 

補聴器の耳朶をかすめる夏燕

 

ネットで補聴器用空気電池を買ってみる。1コ35円ほどだった。昨夜電池切れした。初めての電池切れ、ぴぴぴっとかぴ゜ーんとかいろいろ警告音が鳴って最後はぴぴぴぴぴ~という断末魔だった。わかるけど予備が無かった。

傘差してマムへ。<甲州・韮崎>なんてピュアモルトウイスキーがあってついつい買っている。1800円ほど。ニッカでもサントリーでもない。余市はお高いのでほどほどのウイスキー。ダイスキー。サンドスキー うまいぞ、因みに先代の妻は甲州生まれだった。確か昭和村だった。町かな。ことあるごとによく山梨へは出向いたものだ。娘の愛がまだ先代の妻のお腹に居た頃実家に帰っていて迎えに行くのに雨の中央道を飛ばしていたときいまだはっきり覚えているが前を行くセダンを横合いから追い抜いた途端車がスリップして宙に浮き上がった感じがしたのだった。白い空が見えていた。しばらくそのまま宙に浮いていてアクセルもブレーキも踏んだところでまったく手応えというか足応えがなくそのうちドスンと車体が何かにぶつかったのだった。そのまましばらくポカンとしていてアタシャ死んじまってこれが天国かとおもっていた。地獄とは思わなかったのが不思議。はっと我に返ってどうやら死んでないようでいてそのまま運転席に座っていたのだった。

何の異常もなく痛くもなくますますここは天国へ来てしまったのだと思ってた。

車の外へ出たら車はガードレールにぴったりとひっついていて前方から次々と走る車を見ていた。どうやらスピンして逆向きになりうまい具合に車はそのままガードレールにぴったりくっついてしまったのだと状況判断でできたのだった。死んでないじゃん。そのあと非常電話で状況を説明しやがてパトカーが来た。ポールが5万円ガードレールが2万円と言われた覚えがある。

そのあとが凄いのだった。

ま、大して曲がってないしいっか。とお巡りさん。そのあと向きを変えパトカーに先導して貰いインターを降りたのだった。無論救急車も来ていた。怪我も無いようだしね。とお巡りさん。ぶつかったというのに車も殆ど傷は付いてなかったのだった。ようよう痛いと思って額に手を当てたらタンコブが一つできていた。中央道での事故である。今時なら死んでいる。あの時もよく死ななかったものだ。これなんかも父の力が動いたと思っている。車はブルーバードだった。程なく実家に着いてことのあらましを妻に言ったかどうかの。記憶はない。ただ、食べる?とよそってくれたカレーライスが酷くまずくそれでもこうして命があったのだと感謝しつつ冷たいカレーライスをいただいたのを覚えている。山梨の米はおかかぶといって不味いのだった。

で、アタシはまだこうして生かされていると言う次第。父の力が働いた不思議な事例の二つ目だった。

厨房メモ

これ、ちょっと。惚れそう

雰囲気がいいじゃんけ。

 

コメント
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