11月9日(金)
片隅に花櫚の実を置く八百屋かな
かりんの字はもっとややこしい字だけれど出てこない。
もたもたしているうちに本降りとなっていた今朝の雨だった。ゴミ出しのあとちょっとだけ走る気になっていて用意はしたのだ。アナタ9時過ぎなんか起きているからよ。雨の中カラスが1羽飛んでいた。ヘンなやつ。
2連勤があるせいか気が重く体もだるい。
気を取り直してプールには出向く。
終えた直後の脈拍は98.とびとびはない。何となく重たい足を引きずって帰ってくる。羽織れば暑い脱ぎゃひやっこい。秋暑し。
寝ながらサザエさんの一巻を読んでいたらワカメをしかりつける場面で 電話をかけてMPに連れて行ってもらうわよ という3コマ目がある。町では進駐軍が闊歩している。この時代サザエさんちは電話がすでにして引いてあったのだ。2コマ目は壁掛け電話。MPというのも凄いね。ミニタリーポリスだよ。
カツオがお使いで鍋をもっておからを買う場面もある。30人くらいおからを買うために行列が出来ている。サザエさんもそうだけれどみんな履き物は下駄だ。
炭団が出て来る馬糞を片付けている懐かしく面白いのだ。
カメラてんらんかい出品に悩んでいるベレー帽の男性はだれだ。あれだ!!と見たものは天秤棒で肥樽に肥びしゃくを持っているサザエさんだ。くみ取りは自分ちでやったものだった。
同時にひだりに置いたののちゃんも読んでいる。終戦直後のサザエさんもののちゃんも世界観はそう違わない。
厨房メモ
荻窪に住んでいた頃近くにあった拓銀・北海道拓殖銀行 にはサザエさんが置いてあった。
50年前だ。おやまあ。