いただいた本 まちおこし直江津の発行です 図書館等の施設に配布してあるとのこと
平成30年(2018)五月 上越市は・・・荒海を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~・・・として 文化庁の日本遺産に認定されたそうです
その歴史を伝えるために市民団体 まちおこし直江津がつくりました ありがたいことに 一冊いただけました ご紹介します
イラストはひぐちキミヨさん 白い帆の北前船がよく書けています
北前船は江戸時代から明治にかけて日本海を航海して 北海道の産物を瀬戸内海の港へ 瀬戸内海の港からは塩や衣類などを北海道へ運んだ船のことです
直江津の港へ運ばれてきたものは 北海道からは 身欠きにしん コンブ 新巻鮭など。 瀬戸内海の港からは 塩 綿 古着などです
これらは高田城下の問屋を通して信州(長野)に売られていきました。信州からは飯山の内山紙などが運ばれ 舟で各地へ届けられたそうです
その他にも 北前船の重さを一定に保つため 船底には神戸の御影石 福井の笏谷石が積まれました
航海の安全を願う船絵馬も直江津の神社やお寺に奉納され 今ものこっているとのこと
歌や踊り 料理などいろんな文化が 北前船によって運ばれ 広まったそうです
地元直江津 知っているようでまだまだ知らないことも多いです わかりやすいイラスト 写真で紹介されている なおえつものがたり ありがたい。。