コスモス坂 ２００９

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　　　　　　　　　　コスモスの長い上り坂
　　　　　　　　　　一歩ずつ　踏みしめて
　　　　　　　　　　僕の心語りは　もう始まっていた

　　　　　　　　　　忙しさのせいにして
　　　　　　　　　　思い出さない日もあったこと
　　　　　　　　　　最初に　謝りたかった

　　　　　　　　　　僕の代わりに
　　　　　　　　　　どんな花が　君と話してたの

　　　　　　　　　　贈れなかった花束
　　　　　　　　　　今年も両手に抱えて
　　　　　　　　　　霧雨に濡れた丘
　　　　　　　　　　ゆっくり話そうね・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君のことだから僕のこと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう何でも知ってる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな気がするから　照れくさいけど

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家には寄らなかったよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お母さんが気にするから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別の日に　電話しておくね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君の弟
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今は町へ　戻って来たんだよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後で会うかも知れない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相談したい らしいから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕で役に立つなら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出来ることはするよ・・・

　　　　　　　　　　忙しさのせいにして
　　　　　　　　　　思い出さない日もあったこと
　　　　　　　　　　最後に　もう一度 「ごめん・・・」

　　　　　　　　　　僕の代わりに
　　　　　　　　　　風も鳥も　君の傍に居てくれる

　　　　　　　　　　贈れなかった花束
　　　　　　　　　　これからも両手に抱えて
　　　　　　　　　　訪れることだろう
　　　　　　　　　　また　ゆっくり話そうね・・・

　　　　　　　　　　また　ゆっくり話そうね・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*