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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

夢からやって来た青年たち---の巻。

2009年07月11日 00時53分29秒 | Weblog

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話は昨年の年末に遡る。
俺の夢の中に2人の青年が現れた。

そして年明け、俺は受け付けの女子たちに言った。
「春までの間に、2人の青年がやって来る。
1人はW辺という26才くらいの青年。
もう1人はM本という高校生、若しくは卒業仕立ての青年だ。
その2人はいきなり履歴書を持ってくる。
そうしたら、後日連絡しますと言って、履歴書を預かっておいてくれ。」

そして2人は、それぞれ3月の中旬、同じ週にやって来て、受け付けに履歴書を預けた。

俺は営業部に特殊営業課を作ろうと考えていた。
駄目件・捨て件と呼ばれる依頼・問い合わせを契約可能にするスーパー営業マン。
この2人は、その第一号の営業マンになるべく、俺が直接指導すると決めていたのだ。

この数ヶ月、
俺はこの2人を連れて歩いて、正規のドデカイ契約の様子、ダメ件・ステ件の契約の様子
を傍で見せ続けた。

本日、ステ件の後、小さな喫茶店に3人で入った。

俺    「ダメ件やステ件は、営業マンの言い訳に過ぎない。
      多分ダメだ、多分ステだ、という先入観で行くからそうなるんだ。
      意見や質問はあるか?」
W    「なぜ、先ほどのお客さんには、いつもの裏技の説明をしなかったんですか。」
M     「ボクもそう思いました。」
俺    「それは、あの担当者が、同業他社のスパイだからだ。」
W・M  「エエーッ?!そんなことがあるんですか?!」

俺は2人に説明した。

俺    「・・・・・というわけだ。だからスパイ系の依頼者は、必ず同じ質問をする。
      その質問を早い時間に相手の口から言わせることがポイントだ。」
W・M  「なるほど~・・・・・・。だから、こちらから契約を断ったんですね・・・・・・。」

その時、2人の前に和風ハンバーグセット(ライスおかわり自由)が運ばれて来た。
3つ頼んだのに2つだけ。
しかも2人の前に置かれてしまったので、俺だけオアズケ状態。

Wがウエイトレスに催促したところ、伝票ミスの上に、もう和風ハンバーグは出来ない、
ハンバーグ自体がもう切れたということだった。

俺    「じゃあカレー。」
ウ    「申し訳ありません。今オーダー入った分が最後だったんです。
      トーストなら早いですよ♪」
                        ┗┃ ̄■ ̄;┃┓ ガーン!!
                                   ハンバーグがトーストに?!
俺    「じゃ、それ。」

意気消沈した俺を見て、申し訳なさそうなWとMであったが、

俺    「いいから温かいうちに。食事の味は温度で違うからな。うまい温度で食え。」

すると2人は元気にモリモリとおかわりしながら美味そうに食っていた。

俺はその様子を見ながら満足すると共に、
やっと来た干からびたトーストをかじりながら心の中で、

(おねぇさん、ジャムはあるけどバターがナイよ。俺のバターはぁぁぁ~?)と叫んでいた。

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◆ 食の熱 おさめて命あたためて 育て次世代の担い手たちよ

                          明日ハンバーグにしよう~っと・・・ ~~旦(-ω-` )


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