俺がまだ駆け出しの頃 全国を廻っていた
アタッシュケース ひとつ持って
呼ばれれば 何処へでも行った
地方都市の駅前の 有名ホテルのロビーで
あなたと初めて あの日会った
俺を見るなり
「部屋に入らなければ 契約に必要な
話が出来ない。」と言った
あなたのリザーブしてた部屋で 詳しい話を聞いて
あなたに相応しい 契約を説明し
契約書に サインしてもらった
部屋を出ようとすると 「言い忘れたことがある。」と
あなたは最初から 話をやり直した
そして契約の 内容が変わった
同じことを延々と 2時間は繰り返した
断っても ルームサービスで
ステーキを 無理に食わされた
ついにあなたが言い出した 本職と無関係に
あなたが求める 個人的関係
俺は断った
あなたは諦めずに 俺の髪を触り
「それじゃあ契約しない。」と言った
あなたの噂は 業界では有名だった
みんなは 断らずに契約をもらっていた
破棄し続けられて 積まれた契約書を
あなたは 笑いながら 引き裂いて
俺の頭に 雪のように降らせた
雪のように降らせた
忘れられない出会いが 沢山ある
あなたは今では ウチの固定客だ
アタッシュケース ひとつ持って
呼ばれれば 何処へでも行った
地方都市の駅前の 有名ホテルのロビーで
あなたと初めて あの日会った
俺を見るなり
「部屋に入らなければ 契約に必要な
話が出来ない。」と言った
あなたのリザーブしてた部屋で 詳しい話を聞いて
あなたに相応しい 契約を説明し
契約書に サインしてもらった
部屋を出ようとすると 「言い忘れたことがある。」と
あなたは最初から 話をやり直した
そして契約の 内容が変わった
同じことを延々と 2時間は繰り返した
断っても ルームサービスで
ステーキを 無理に食わされた
ついにあなたが言い出した 本職と無関係に
あなたが求める 個人的関係
俺は断った
あなたは諦めずに 俺の髪を触り
「それじゃあ契約しない。」と言った
あなたの噂は 業界では有名だった
みんなは 断らずに契約をもらっていた
破棄し続けられて 積まれた契約書を
あなたは 笑いながら 引き裂いて
俺の頭に 雪のように降らせた
雪のように降らせた
忘れられない出会いが 沢山ある
あなたは今では ウチの固定客だ