マガモ(または合鴨)とカルガモのコミュニケーションで
クチバシをチャポンと水に浸ける、
という動作がある。
ある時俺は、
マガモとカルガモが交互にこれを繰り返す、
というシーンを目撃した。
彼らは何分間も「ポチャン」コミュニケーションを取った後、
それまでの個々バラバラな(しかしある程度仲の良い)行動形態から
明確な「対」の行動パートナーと変化したのである。
彼らが、オスとメスだったのかどうかは分からないが、
(オスとメスだったとしたら、
マガモがオスでカルガモがメスだった、ということになるだろう。
マガモがオスの容姿だったから)。
そんなことを思い出すと、「ポチャン」の意味には
「私はあなたと親しくなりたい」(ポチャン)
「私もあなたと親しくなりたい」(ポチャン)
「あなたは私に従うか」(ポチャン)
「私はあなたに従います」(ポチャン)
「あなたは私と行動をともにするか」(ポチャン)
「私はあなたと行動を共にします」(ポチャン)
「あなたは私と同じ気持ちか」(ポチャン)
「私はあなたと同じ気持ちです」(ポチャン)
「私もあなたと同じ気持ちです」(ポチャン)
「私もあなたと同じ気持ちです」(ポチャン) 延々・・・
というように、
時に告白、
時に上下関係の区別、
時には賛同・共感、
そのような、闘わない+険悪でない、より近しく確認し合う、
互いの「絆」に関する意思表示に使われているように思われる。
o(・ω・´ きっと!