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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

太宰春台『経済録』(享保十四年/1729年)

2012年01月07日 23時31分39秒 | Weblog
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凡(おおよそ)経済ヲ論ズル者、
知ルベキコト四ツ有リ。
一ツニハ時ヲ知ルベシ。
二ツニハ理ヲ知ルベシ。
三ツニハ勢ヲ知ルベシ。
四ツニハ人情ヲ知ルベシ。

         →「経済」は、「経世済民」の略で、
           世の中を治め、人民を救うこと、を意味する。
          「勢」は時勢、情勢。
           為政者の心得を説いたもの。

凡政治ヲ施シテ、人情ニカナヘバ、民 従ヒ易シ。
人情ニ悖(もと)レバ、民 従ハズ、
人情ニカナフトハ、人ノ好ミ楽シミ喜ブコトヲ行フ也。

         →「悖る」は、「逆らう」。

太宰春台『経済録』(享保十四年/1729年)

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■一文評

・戦地を作り出すケーザイは根本から間違っている。
・仲良しだからこそ対立を演じることが出来るとうカラクリが在る。
・新国は使者として作られ続ける(偽情報を刷り込まれながら)。
・日本は、(北朝鮮であれイランであれ)他国に対して制裁せずに
 「直接対話」すべし。
・震災失業について知るべきは政財界であり、震災特需で濡れ手に粟の
 ネットワークの姿を知るべきは民間人である。
・女性宮家問題の緊急性についての国民への説明不足解消と、予想可能な
 リスクの予防策を同時に進めることは切り離せない作業である。
・今後の日本の子供たちに必要なのは、ダンスよりも武道(+茶華道)である。
・今後の日本の子供たちに必要なのは、英語よりも古語である。
・日本が消費税を廃止することは欧米諸国にとってもプラスである。
・「日米韓」と同じ数だけ「日中朝」を持ち、「平」を織り成して「和」と
 すべし。
・南スーダンは米中の資源争奪合戦の地であり、そこに自衛隊が派遣される
 という意味には少なくとも三つの可能性(危険性)が有るので、よくよく知識
 を積んで、現地での行動には充分な判断力と応用力が必要である。
・野田首相の発言は、震災の時に励まして下さった160ヶ国のすべてに
 自衛隊を派遣するかのような物言いだったので記しておく。
・外地で自衛隊に危機が及んでいる時、最も危ないのは日本列島(+海域)
 であり、日本列島と海域にトラブルが続く時は、外地の自衛隊が危ない
 ということなので、NHKは国営放送として自衛隊と行動を共にし、正確な
 情報を日本国民に発信すべきだ(使命感と責任感があるならば)。
・日本は、植民地ではないのだから、観光立国になる必要はない。
・日本は、植民地ではないのだから、道州制などの、イチ単位の面積を大きく
 まとめようとする制度改革には、国民は絶対に賛成してはいけない。