和納中37年入学

同級生と和納と旅行をアップ。誰だか分かる?

早春散策 庭のサンシュユの木

2013-04-05 07:55:43 | ふるさとの四季

日帰り温泉「だいろの湯」ただ券もらった。
いつもの連れ、鷲さんと贅沢な平日の昼風呂に出かけました。
すっかり春の陽気。途中、同級生の堀さんちの庭にビックリな「さんしゅゆ」に出会いました。



サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)は、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる。季語は春。山茱萸(やまぐみ)という生薬として日本薬局方に収録されており、強精薬、止血、解熱作用がある。果肉は長さ1.4 cm程の楕円形。牛車腎気丸、八味地黄丸等の漢方方剤にも使われる。:Wikipedia


なんでも江戸時代に薬用として朝鮮経由で種子が持ち込まれ栽培されるようになったとあります。
茱萸はグミのことで秋には実は赤く熟し食べられるそうです。
写真撮ってたら「これ、まんさくの花ですよね?」と通りがかったオバちゃんに尋ねられました。
「サンシュユらて」と言ったら不思議そうな顔して去っていきました。

かの日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎博士が春黄金花(はるこがねばな)と命名したのはまさに名のとおりです。
博士が名づけた「大犬陰嚢」よりも詩的です。
お陽さまを浴びて黄金色に輝いています。


亡くなった叔父さんがたったいっぺんだけこれを歌ったことを思い出しました。
私はずっと山茱萸だと思っていましたが歌詞みると山椒なんですね。
宮崎の人はサンシュウと訛るんですね。
平家落人の鶴富姫伝説が基の宮崎県稗搗(ひえつき)節ですから、これは江戸時代に入ってきた山茱萸ではありません。


♪庭の山椒(さんしゅ)の木 鳴る鈴かけて
ヨーオー ホイ
鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ
鈴の鳴るときゃ 何と言うて出ましょ
ヨーオー ホイ
駒に水くりょと 言うて出ましょヨ
おまや平家の 公達(きんだち)ながれ
ヨーオー ホイ
おどま追討(ついと)の 那須(なす)の末ヨ
那須の大八(だいはち) 鶴富(つるとみ)捨てて
ヨーオー ホイ
椎葉(しいば)立つときゃ 目に涙ヨ
泣いて待つより 野に出て見やれ
ヨーオー ホイ
野には野菊の 花盛りヨ



新潟日報に、今日5日は二十四節気の「清明」、万物がすがすがしく明るくなる時季。とありました。
「暦便覧」に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」とあるそうです。
近所を散歩するだけであちこちに春を見つけます。



黄色ではこの連翹(れんぎょう)も目立っています。
なんでも春に咲く花は黄色い花が多いのは、ハチやハエなどの昆虫は黄色い花に誘われやすいんだそうです。


スイセンもタンポポも咲き始めました。




畑の脇に「ヒメオドリコソウ」
日本古来のオドリコソウは笠をかぶった踊り子に似てることからつけられ名前だそうです。
これは帰化植物で、似ているが草丈が30cm以上のオドリコソウに比べ小さいのでヒメなんだそうです。


玄関脇に去年コメリで値引品300円だった雪割草が咲きました。
本来ユキワリソウはサクラソウ科の高山植物だそうですが、イチリンソウやイチゲの仲間も総称してユキワリソウといってるところもあるようです。
これはキンポウゲ科のミスミソウの別名。お店では○十万円もするレアものもあります。
角田の花もいまマッ盛りなのでしょう。



ウチの庭の梅の木もほころび始めました。




玄関まで歩くのに、上向いていくよそ様の家です。



鎧郷保育園のある曹洞宗泉上寺まで足伸ばして住職を尋ねました。同級生なんです。
隣接する下山神社と淡島神社の山茶花の生垣の下、花びらがびっしりです。
椿は花のまま落ちます。



大犬陰嚢と土筆が春のセッションしてます。



紫陽花はこれからです。



この「ふきのとう(蕗の薹)」はたちすぎ(二十歳過ぎ)?。もう食べないでしょう。




「さきがけはいつも孤独のさんしゅう黄」岩岡中正




春満喫の一日です。








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2 コメント

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清明、初めて知りました。 (よしたか)
2013-04-06 09:50:21
>AHさん

きのう五ケ峠に車停めて向かいの山で花見てきました。
車が道に溢れて、一方通行整理員いました。
午後遅くならと思い、二時過ぎにいったのですが・・・。
ちょうど降りてくる人がいてラッキーでした。

若い女性もたくさんいました。
今日はこれからガイド連れて天神山に行ってきます。
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花の見ごろ (AH)
2013-04-05 23:47:40
31日は残念でした。
1日はいい天気でしたが少し寒く、角田山の花も遠慮がちに咲いていましたが、今日の角田は最高の花日和でした。平日なのに登山者いっぱい、みんな感激していました。ユキワリソウ、カタクリ、キクザキイチゲ、エンレイソウ、コシノカンアオイ、コシノコバイモ、ショウジョウバカマ、キジムシロ、キクバオーレン等が最高の見頃でしたよ。
角田の花々が義孝さんのカメラに写してもらいたいと待ってましたよ。
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