和納中37年入学

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近所の山の春

2013-04-07 15:47:25 | ふるさとの四季

稜線に、黄色い花をつけた木がありました。
「ケアブラチャン」です。




2:05pm 平日なのに峠の駐車場はいっぱい。道にまで停めています。
この時季、稲島から一方通行となり浜からは車で上れません。
雑誌やネットで「花の山」と紹介され県外からも大勢訪れるようになりました。
「すごいよ。」と聞けば行ってみたくなるのは「人間だもの」です。




タテハ蝶の仲間かな?
アカタテハにしては後翅の褐色部がほとんどありません。
三角点に止まって近寄っても逃げません。
アサギマダラも一緒にいましたが、すばやくて撮れませんでした。



花ばちがエドヒガンザクラ?の蜜吸ってます。
このあたりのはふつうの山桜のようです。
「山桜の君」という優雅なあだ名を教えてくれた古文の阿部先生を思い出しました。




「ケアブラチャン」って言うんだそうです。
面白い名前です。


アブラチャン(油瀝青、学名:Lindera praecox)はクスノキ科クロモジ属の落葉低木。早春、3~4月に淡黄色の花をつける。花は葉に先立って咲き、春まだ葉がほとんど芽吹いていない森の中では、ひそかにその黄色の花が目立つ木の一つ。種小名も「早熟な」という意味である。
アブラチャンの「アブラ」は「油」、「チャン」は「瀝青」のことを指す。つまり「油瀝青」ということで、木全体に油が多いことが名前の由来。:Wikipedia


「瀝青」はピッチ、アスファルトのこと。中国読みの発音でチャンだそうですが、親しみある名前で好きになれます。いまごろ黄色い花は山ではアブラチャン、野では庭のサンシュユの木です。アッ、連翹レンギョウもありましたね。
瀝青の名の付いた会社が昔ありましたが、意味わかりませんでした。

葉の裏に毛がある種類でこう付いたようです。
「毛油瀝青」と漢字では書くんでしょうね。



オオミスミソウ。別名雪割草の大株。

「やはり野におけミスミソウ」
盗っていく人がいて赤、青のきれいな花は少なくなったと聞きます。
ホームセンターで500円/鉢で売ってますから買ったらいいのに・・と思いますが・・・。
「とっていいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ」って山の先輩に教えてもらいましたが・・。

花畑の木のそばに座って本読んでる若い女性がいました。こんな山の中でです。
一度やってみたかったんでしょうね。わかります。
私なら本ではなくて絶対「金麦」です。今日は運転するので残念ですが・・。

カタクリ、キクザキイチゲを見ながら4:00pm下山しました。














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