和納中37年入学

同級生と和納と旅行をアップ。誰だか分かる?

秋の味覚 カキ、クリ、イモ

2020-11-08 06:10:39 | 今日の野良

タネのある甘柿。懐かしいカリカリの甘さ。

きのうは隣りの敷地に実った柿をたくさんもらった。そこの婆さんが数年前に植えた苗に最近実がなってきた。ちかごろ食べる柿は渋柿の平核無ひらたねなし(この辺りでは八珍っていう)をさわして渋抜きしたものがほとんどで、とろける甘さが美味しいんだけど、子供の頃に木に登ってもいで食べたあのカリカリ食感の甘い柿の記憶がなつかしい。服で擦ってからカリッてかじりタネをペッって飛ばしたもんだ。登って採れるのは下のほうだけ。ハシゴ掛けるか、竹竿の先を細工して枝をねじり取った記憶。

昔は実の生る木があちこちの家の周りにあった。ビワ、イチジク、ザクロ、栗、柿、グミ、ナツメなんかは遊んでて生でかじったけど、さすがに庭や畑、ナシ、ブドウは盗らなかった。

 

先日の朝はほっこり美味しい栗ごはん。もち米入っててなおウマイ。キノコが入ればなお・・・欲たかり。前の日にカミさんは包丁で栗の皮剥いていた。皮むきはタイヘンだから年に一度だけの味。

むかし家の裏の大きな栗の木に毎年たくさんなって、竹棒ではたいて落として長靴で踏みつけて拾い集めたな。生で食べた。いっぱい食うとつまるゾって大人に言われた。犬はいなかったけどヤギ飼っていて、この栗の木に昼間繋がれてた60年も昔の記憶をヤギ乳の味と一緒に思い出した。サツマイモの茎をうまそうに食ってたヤギの顔も。

 

雨続きの晴れ間にカミさん、孫とイモ掘り収穫。AKIクン初めての芋掘りにテンション高く楽しそう。最近はホクホクよりもしっとり甘いサツマイモが人気らしい。昔はイモは人、つる茎はヤギ。クルマない時代、リヤカーで運んだのかな。

このあたりの畑には野ネズミが多い。上手に食べるもんだな。耕作しなくなってススキ野原になった畑が近くに多いので、この畑にはトウモロコシは作らない。実ったトウモロコシを残らず食べられたことがあるから。ネズミではなくハクビシンかタヌキの仕業のようだ。クマが出てくる地でないのが救いか。しょうがないね。

ブドウにナシにカキ、クリ、イモ、菊、秋の味覚がいっぱいだ。天高く人も肥える秋から、寒さが増してナベの季節が始まる。ダイコン収穫したらオデンにモツ煮、待ち遠しいぞ。

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