14日、巻高校剣道部創部50周年祝賀会にOB参加。
戦後、学校教育で廃止された剣道を同好会から部に働きかけた諸先輩の熱意をすばらしいと思います。
130余人で肩組み歌う校歌や応援歌は懐かしく青春の場面を思い出します。旧制巻中学と高等女学校の歴史を併せ持った校歌は、早稲田「都の西北」の相馬御風が奇しくも男女両校校歌の作詞者だった偶然です。そのため1番2番のメロディは違います。
男声斉唱1番は巻中学から、女声二部合唱を女学校のを使い、男女混声三部合唱の3番は職員生徒からの募集当選した竹内三一郎教諭作詞を新しい校歌としたものです。
昭和40年の入学式で2.3年生1,000人の合唱にビックリ感激したことを覚えています。
校訓「勤労 廉直 恭敬」と女学校の「まこと みさを つとめ なさけ」の精神は脈打っています。
作詞 相馬御風(1.2番)竹内三一郎(2番)
一、 越の国原渺茫と
瑞穂の波の寄るところ
千古ゆるがぬ伊夜日子の
雄姿をともに仰ぎつつ
親しみ学ぶ健児らが
聖なる志操たれか知る
二、 越路の国に降りつもる
雪をしのぎて咲く梅の
色もゆかしきこの花に
香もなつかしきこの花に
学びの庭の明け暮れを
いざやならはんもろともに
三、狭霧はれゆく学園に 新生日本の夜はあけて
世紀の花ぞつぼみぞと きほひ咲くべき朝は来ぬ
重き使命にめざめつつ 理想の文化きはめまし
女子OBも多数参加にまた感激。鼻が曲がって卒倒しそうな防具、小手の臭さと可憐な彼女たちが結びつきません。ビールが進んだ一日でした。
創部期に新潟商業と覇を競った平出先輩と。氏はいま東京在で全国良寛会評議員。東京西蒲原会、寺泊郷人会にもご尽力。
OB会創設初代会長高村さんの年頭の挨拶常套句。「初春やこころを磨く剣の道」。大会で成績残した人たちの会よりも補欠で卒業した人たちも集まるOBにしたいは氏の設立の思い。そう私は補欠でした。