パラリンピックに思う事

久しぶりのいい天気ですが、さむ～い大阪です

昨日はフィギュアスケートの高橋大輔選手が世界選手権で優勝

今朝のピラティスのレッスンでは、その話題で持ちきりでした。
彼の通っているキャンパスが近くにあるので、みんな応援してるのです


大舞台では必ずミスをして散々な結果になり、「ガラスの心臓」と呼ばれていた彼が、ようやく殻を破って成功を収めた矢先に、選手生命が危ぶまれるほどの大怪我

シーズンを棒に振り、つらいリハビリからも逃げ出したりしながらも、一生懸命頑張って、ついに世界の頂点にたったのです

自分に向き合って、努力を重ねてきて、やれることはやったと言い切れるような、晴れ晴れとした笑顔

とっても素敵だなぁと思いました




つい最近もそんな笑顔をたくさん見ました。
先週閉幕した、パラリンピックです

今回のパラリンピックは、私にとって今までで一番、一生懸命応援させてもらった大会でした。


こんなことを書くと失礼かもしれないけれど・・・


「高度治療に進んで、カラダづくりを頑張っても、簡単には子供を授かれない自分」と、「ハンディキャップがありながらも、ひたむきに頑張っている選手の皆さん」とが、シンクロしてしまって・・・


パラリンピックについては、以前よりもテレビ中継も増えたし、認知度も高まっているとは思うけど、やっぱりオリンピックに比べたら・・・ね

行政の補助やサポート体制も、雲泥の差

資金集めとか練習環境の整備とか仕事との両立とか・・・本当に大変そうです。

「こんなに頑張っているのに、普通よりもずっとずっと努力が必要なのに、どうして援助がないの？」と悲しくなってしまいます。

今回は、その辺りの事もキチンと放映しているテレビのニュースも結構あったので、少しは溜飲が下がったけれど・・・・・


私たちが、「世間の不妊治療への偏見」や「子どもがいない夫婦への偏見」、「不妊治療の健康保険適用外」とか「子どもがいない夫婦への増税」について、やりきれない思いを抱えているように、きっと彼らも世間や行政について言いたいことがたくさんたくさんあるんだろうなぁ・・・と思ったりしました。


毎日たゆまぬ努力を続けていても、必ず大会に出場できるわけではないし、満足できる結果である保証はない。
それでも・・・ひたむきに努力を続けている姿に胸を打たれました


「昨日の自分より、少しでも成長したい」
「夢を、あきらめたくない」
「支えてくれる人の笑顔が見たい」
「誰かに頼まれたわけではなく、自分が好きでやっていること」
「誰かと比べるものではなくて、自分との戦い」
「目標に向けて頑張れることは、幸せで、充実した人生だと思う」

選手の皆さんのいろんな言葉に大きくうなずき、その姿勢に感動しました


私も

くやしいことも悲しいこともあるけれど、同じように嬉しいことも幸せなこともある。
一生懸命歩いているけれど、他人と同じ速さではないし、ゴールもちがう。
後悔したくないから、夢に向けて頑張っている。
誰かに頼まれたんじゃなくて、自分で選んだ道。
この先どうなるかは誰にもわからないけれど、どんな結果でもそれが自分の人生。
堂々と胸を張っていたい。


そんな思いを忘れずに、やっていきたいな…と強く思ったのでした。



　　
　　♪今日の一枚
　　　　　このクリスマスローズは白なのですが、中に少し
　　　　　模様が入っています。
　　　　　ほんとに次々よく咲くお花です



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