今日は雨降りから一転、気持ちのいい青空となった大阪です
が、近畿地方は新型インフルエンザで揺れております
今週末に親戚の結婚式参列を控えている、だめぴよ夫婦。
絶対に倒れるわけにはいきません。
「外出する時はマスク着用!」、「手洗い&うがいをいつもより丁寧に念入りに!」
を合言葉に、予防に全力を尽くしております。
週末、結婚式を挙げるのは、私達の式に参列してくれた時は大学1回生だった
男の子。もう結婚する歳になったのか~と感慨深いものがあります。
先周期、IVFにチャレンジしたこともあって、「S君の結婚式の時、体調どうかなぁ?
大丈夫かなぁ?」なんて、気の早い心配を夫婦でしていたのがせつない
残念な受精卵分割停止から、今日でちょうど一ヶ月。
区切りとして、今回の費用の事を書いておこうと思います。
初診 … IVFに関しての相談のみ。 ¥810.-
<IVF周期開始>
D3 … 診察&エコー&クロミッド10日分 ¥4,010.-
血液検査(感染症、肝炎等:保険外扱い) ¥11,130.- <保険外>
D7 … 診察&エコー&フォリスチム75単位 ¥2,950.-
D9 … 診察&エコー&フォリスチム75単位 ¥2,950.-
¥1,995.- <保険外>
D11… 診察&エコー&お薬(点鼻薬1本、内服痛み止め1錠、坐薬)&採血
¥1,380.-
¥2,205.- <保険外>
D13… 採卵時消耗品代金 ¥50,000.-
お薬(潜在性高プロ用カバサール1錠) ¥570.-
精液検査費 ¥1,930.-
↓
ひげぴよは、このクリニックでの精液検査は
初めてなので、保険扱いにしてくれたそうです。
初診から採卵終了まで ・・・ ¥79,930.-
採卵~培養~7日目で分割停止(IVF:採卵~培養&薬剤費等含む)
¥158,235.-
※分割停止後に郵送されてきた請求内訳の説明よりも、請求額が多かったので、会計で質問しました。
通常は、採卵~培養までで移植に至らない場合、¥105,000.- &薬剤その他費です。
私の場合、通常(3個)よりも多い卵が取れた為、加算料金がかかりました通常より少ない(2個または1個)場合、減額制度を設けているので、不公平にならないよう、逆に多い場合は加算制度とさせてもらっている、との事。
加算の場合は「採卵~培養~胚移植」までの費用¥315,000.-の半額、になるとの事でした。
全滅だけでもショックだったのに、更にガックリきました。
でも、通常の倍近い数を培養していただいたので当然ですね。顕微授精まで試みてもらっていたのに、料金には入っていませんでした。培養士さん、たくさんの卵の培養、本当にお世話になりました。
後日診察(分割停止に関する説明、今後の治療相談)
&お薬(プレマリン4錠/日×12日分、プラノバール1錠/日×12日分) ¥740.-
IVF(採卵後分割停止まで) 合計 ¥238,905.-
こうして合計額を出してみると、やっぱりへこみますね
でも、採卵も問題なくできて、受精を確認できたこと
卵をこの目で見れたこと
夫婦で相談を重ねて、さらに絆が深まったこと
「やってみてよかった。わかったこともあった」と感じたことを忘れないように、
前へ進んでいきたいと思います。
今日の一枚♪
ヒヨドリやメジロが来るだめぴよ家。
エサを置いてみたら、スズメも来るようになっちゃいました。
いつも応援ありがとうございます♪
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24日(金)は仕事が休みだったので、クリニックに行って
先生と今後について相談することにしました。
今日は院長先生です。
「あ~だめぴよさん。。。今回はたくさんタマゴが採れて痛い思いもしたのに、
残念な結果になってしまって申し訳ありませんでした。」
…先生が悪いわけじゃないのにねほんとにやさしい方です。
受精卵の様子を説明してくれました。
・7個のうち5個が正常に自然受精し、受精自体には特に問題がなかった。
・受精後3日まではどの受精卵も極めて順調だった。
・すべてが分割停止になってしまったというのは、今回の卵たちには、生きていく
力がなかったのだと思う。
「新鮮胚移植は、大体採卵後3日目に行うんですね。もし今回すぐに移植すること
にしていたとしたら…例えば、“2個戻したら絶対双子になってしまう”と断言できる
くらいいい卵だったんですね。もちろんその場合いろいろ大変ですから、戻すのは
1つにさせてくださいね!と言う事になったでしょうけど。つまりそのくらいいい状態
でした。」
「だけど結局すべてが分割停止したということは…もし3日目に戻したとしても
やっぱり育っていかない卵で、妊娠には至らなかったんじゃないかな、と
考えています。」
今回の卵チャン達はそういう運命だったんだな…人の手ではどうにもできない領域で
の出来事だったんだ…と感じました。
先生の言葉によって、私の心の中に自然にすっと入ってきたモノを感じました。
それは悲しみとかつらさではなく、静かに入ってきて心の中にストンと落ち着いた
ような不思議な感覚でした。
心が、今回のことをちゃんと素直に受け入れたって事なんでしょう…
「原因はやっぱり卵のほうにあるんでしょうか?」と聞いてみました。
「そうですね。もともと持っている力が弱かったんでしょう…。」と先生。
卵のグレードとか、カルテにスケッチしてある分割の様子とかについて、もっと詳しく
聞きたいような気もしたけど、静かな口調でじっと私の眼をみてお話される先生を
見てると、今回はこれ以上深追いせずに次の事を考えよう、と思いました。
「今後についてなんですが…」と切り出すと、「そうですね~。できれば身体を
休ませてあげたいと考えてます。」と先生。
やっぱりな…なんとなくそんな予感がしていました。
普通はクロミッドでの誘発でも、できる卵は2~3個のことが多いので、
卵巣には相当の負荷がかかったと思われる。休ませてあげることで、
また元気になってくれることが多い、という事でした。
・生理3日目からプレマリンを一日4錠(朝夕各2錠)を12日間服用。
・13日目からプラノバールを1日1錠(夕1錠)を12日間服用。
これによって排卵をとめて、卵巣機能を休ませることになる、という説明。
「この方法は、デメリットは何かありますか?」と質問してみました。
先生は「間違いなく太りますね」とニッコリ
…ゲゲッそれはヤだな。でも他にはないのかな~?
と思っていると、私の心を見透かしたように「次のスタートが6月になって
しまうから、気になるとは思うけど…身体も大事ですからね」と先生。
お薬を飲み続けることには多少抵抗がありますが(もともと薬ギライ)、
たくさんの患者さんを診てきた先生がすすめてくださる方法だから、
今回は素直に従うことにしました。
仕事(排卵)を始めてから、毎月毎月ただの一度も仕事をさぼったことのない
私の卵巣ちゃん。
今回初めて仕事もせずに、3食昼寝付きでゆーっくりお休みしていただくってことで。
充電期間のあいだ、エネルギーをしっかりためて、また頑張ろうね卵巣ちゃん
応援ありがとうございます♪
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衝撃の受精卵分割停止から数日、すっかり復活しただめぴよです
心配して励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
電話後のショックを癒そうと、庭と呼ぶにはおこがましい家の外周(笑)で
育てている花達を撮ってみたので、それをご紹介。
クレマチス‘ピクシー’・・・花径は3cmくらい。ニュージーランド原産の
常緑クレマチス
だめぴよはクレマチスが大好き
このほかにもいろんな種類を育てています。
ハナシノブ‘アプリコットデライト’・・・咲き始めは左上に見えているようなクリーム
ホワイト、咲き進むに連れてピンクが濃くなって
いくかわいい花。最近のお気に入りです
ケマンソウ・・・別名「タイツリソウ(鯛釣草)」、華を鯛に見立てた呼び名みたいです。
ピンク色のハート型の花はとてもかわいく「ハートカヅラ」等とも
呼ばれます。
2年前のちょうど今頃、お花見先の露天で売られているのを買って
きたものです。
お花撮影の気分転換はバッチリ少し元気が出てきた。
よしおいしいもの作ろっ、とキッチンに立つものの、アレ?やる気がでない・・・
結局、晩御飯を作るのはやめにして、ひげぴよの帰りを待つことに。
(ひげぴよは草野球の試合に行っていたのです)
ひげぴよからのカエルコールの際に、結果を報告。
「なんか、魂が抜けたカンジになっちゃって・・・」というと、「わかった。今日は
ゆっくりしたらええよ」とひげぴよ。
帰ってきたひげぴよに、培養士さんに言われたことを説明しました。
話しながら泣いちゃうかと思ったけど大丈夫でした
「残念やけど、仕方がない。今回は初めての事ばかり、痛い思いをしながら
よく頑張ったな。次、また頑張ろう。」と言ってくれました。
その晩は、私のリクエストでラーメンを食べに行きました
「食欲があるうちは、大丈夫や!」とひげぴよ。
お店に向かう途中のクルマの中で、もう一度「ほんま、ごめんね・・・」と謝った。
「謝ることなんか何にもない。俺の苦労なんか、だめぴよに比べたら足元にも及ばんし、
苦労とか思ったこともない。申し訳ないと思う必要はないからな!」
「誰に迷惑をかけてるわけでもないし、恥ずかしいことをしてるわけでもない。
堂々としてたらいいんや。子供は、いればもちろん嬉しいけど、たとえいなくても
不幸やとは思わん。授からなくてもそれが俺らの人生。おいしくメシを食って、
ゆっくり眠れて、笑ったり泣いたりしながらやっていけるのは恵まれた事。
今でもじゅうぶん幸せや。」
「例えは悪いかもしれないけど、子供を虐待したりする親もたくさんいる世の中で、
そういう人達よりもずっと悩んで努力して考えて頑張ってるんやから、たとえ
理解してくれる人が少なくても、自分達の方がずっと立派な人生や。」
一生懸命、言葉を返してくれるひげぴよ。
・・・なんかだんだん涙がでそうになった
お店に到着メニューを見て「元気もりもりニンニクラーメン」に決定
久しぶりに食べるラーメン、草野球チームでの面白い話なんかを聞きながら
おいしくいただくことができました
悲しい日になったけど、夫婦の絆を再確認できた日にもなったかな
気持ちを切り替えて頑張る決心が、できたのでした・・・。
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先週木曜日の採卵日から9日、今日は胚盤胞発達と凍結確認の
電話をする日でした。
結果は・・・
予想だにしなかった、「全滅」でした
さすがにショックです。なんか悪い夢を見ているよう。
・自然受精した5個 → 5日目で桑実胚まで到達、7日目で分割停止。
・顕微授精した1個 → 受精せず。
培養士さんの「5個のうちの・・・」という言葉の後は、「○個」という数字が
くるんだろうと思っていました。
正直、「正常受精5個だから、最悪でも1個」と思っていました。
まさか「残念ながらすべてが分割を停止してしまいました」と言われるとは。
すべて、かぁ
血の気が引くのを自覚しながら、なんとか「理由としては、どんなことが考え
られるんでしょうか?」と聞いてみた。
培養士さん「そうですね~。受精はちゃんとできていましたから、タマゴに
力がなかったということでしょうか・・・。
詳しい説明をご希望でしたら、クリニックのほうに来ていただいても
いいですよ。」
ああ・・・そんなような事、こないだもらった紙に書いてあったな・・・。
(今回は必要ないって信じてた私でした)
それから、「来月は、生理12日目に来院するように言われていましたが、
移植ができないということは、また採卵からですよね。いつ来院したら
いいのでしょうか?」と聞いてみた。
「続けて採卵をご希望でしたら、生理3日目となります」とのお返事。
やっぱりそうか
電話を切ってからも、なんだか実感がありません。
悲しいとか、残念とかいうよりも、ただ「そっか・・・」と思うのみ。
採卵直前にこのブログを始めました。
移植予定が来周期となってしまい、思いがけず何の期待もしないで過ごす数週間と
なったので、「ちょうどいいや。気持ちの整理をしておこう」と思い、今までの治療
(というよりこの道へたどりつくまでの出来事や心の動き)をここ数日思いつくままに
書き連ねてきましたが、やっておいてよかった。
「この道は険しいけど、確かに存在している」
そう思えます。大丈夫
そして、始めて10日前後のこのブログを通じてたくさんの仲間ができた
みんな頑張ってる。
私も頑張れる。
きっとクロミッドを飲んだことによって、叩き起こされてビックリ飛び起きた
卵チャン達、まだ心の準備ができたなかったのかも。
あのつらい採卵の時、一瞬でもその姿を私に見せてくれて本当にありがとう。
みんなよく頑張ったよね
こんなわけで、初IVFはあっけなく終わってしまいました。
・・・ひげぴよに、なんて言ったらいいんだろう。
なんか、申し訳ない気持ちでいっぱい。
事実をそのまま正しく伝えるしかないんだけどね。
おそらく彼は、残念だと思う気持ちをなるべく表に出さない
ようにしながら、私をいたわってくれるだろう。
「そういう事もあるよ」
「自分を責めるたらダメ」
「初めてだから、いろいろストレスもあったんやと思うよ」
「よく頑張ったよ」
かけてくれるだろうと想像できる言葉が次々と浮かんでくる。
・・・ひげぴよを想ったら、やっと涙が出そうになった
今日はいい天気
庭に咲いてる花たちが「写真撮って~」と待っています。
ちょっと一休みして庭にでてみよう
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先週9日(D13)の採卵日から4日経ちました。
2日分もらった抗生剤と鎮痛剤がきれた11日に
2回ほど、膣の奥がズンッと痛む事がありました
が、激痛とかではなかったし、その後はまったく異常なし。
出血もありません。
昨日の晩からプラノバール(夕食後1錠)の服用が始まりました。
そのせいなのか、朝はなんだか気分が悪かったです。
でも出勤したら忘れてしまって(笑)、気がついたらおさまってました。
要はその程度のしんどさだったって事
明日はきっと大丈夫
現在、卵チャン達は培養士さんに見守られながら、
頑張って成長を続けてくれているはず・・・
自分の身体の中にはいないけど、クリニックに預かってもらっている
ような気分です。
ひげぴよも、「なんか、不思議な感じがするよなぁ」と言っています。
卵チャンの様子を知ることが出来るのは、18日です。
長いなぁ…
・・・ただ「待つ」ということ。
これがなかなか、エネルギーのいることなんですね
なぜなら、他に自分に出来ることは何もないから。
動き回れたり、問題集を1冊こなすとか、料理を一品つくるとか、
目に見える形で、何かをできればいいけど、そうはいかないのが
つらいところです。
世界じゅうの、いろんな事を待っている沢山の人たち。
それぞれの「待つ」頑張りが、いつかそれぞれの形で報われますように…
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昨日(4月10日)の12時が受精確認の電話でした。
心臓バクバクで緊張しながら電話。
この時個人特定のために培養方法も伝えて、しばらく待機。
「だめぴよさんですね、7個のうちの5個が受精しました」
ほ~っよかった
「残りの2個のうちの1個は、自然受精こそしなかったのですが、
卵の状態はいいので、今朝顕微授精しました。こちらは、明日にならないと
受精の確認はできません。計6個をこのまま培養させていただきます」
わっ顕微授精したんだ~。
大事な大事な卵ちゃんひとつも無駄にするまいと最善をつくすクリニックの姿勢を
感じました。
次は顕微授精した分の結果も含めて、一週間後に「胚盤胞発達と凍結確認」の
電話をすることになります。
すぐにひげぴよにメール
「それはまず何よりでした。不思議な気持ちだけど、目標へまた一歩進んだ
といくことで、今晩は祝杯かな」と返事が。
本当にそうだなぁ・・・
私達が子供を授からない理由は、「おそらく精子と卵子が出会えていない
(ピックアップ障害)か、受精障害かもしれない」と思っていたのです。
私達の分身チャン達は、昨日、やっとやっと出会えたんだろうね
受精障害が原因ではなさそうだという事がわかったので、そういう意味でも
ほんとにホッとした。
どうかどうか無事に育っていってくれますように・・・
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1時間の休憩後、待合室に戻ってひげぴよと合流。
しばらくしてから先生の話をふたりで聞きました。
卵は全部で7個とれたとのこと。
移植について、今周期はやめておき胚盤胞凍結にしておいて
次周期にしたいと言われました。
えっなんでだろう・・・
理由は2つ。
①採卵前、おなかの張りが結構気になったということで、移植後に
さらに腫れる可能性があること。
②ホルモン値(?)が相当高いので、ある程度おさまってからの
移植が望ましいこと。
②については、先生は単に「数値」と言ったのですが、多分採卵前々日の
採血のときの数値のことだと思われる。「9個だとしても数値が
高すぎるからなぁ・・・」と先生はブツブツ。
私はクロミッド法でも左右9つの卵胞が育ってしまい、おなかの張りも
かなりあったので、移植後にホルモン補充などをした場合、薬が効きすぎて
また更におなかが張ったり腫れたりしてしまう可能性があるらしいのです。
「そうなった場合、うちには入院施設がないしねー」と先生」
・・・これはいわゆる卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のことを
言っているのかな・・・?
私が一番恐れていて、自然周期のできる病院を探して今のクリニックへの
転院を決意した理由のひとつです。
「次の周期なら、今周期に飲んだ薬や注射の影響は抜けているから
もう少し落ち着いた状態になると思う」との事。
なんか拍子抜けだし、凍結しちゃって大丈夫なんだろうか・・・?とか
不安もあったけど、先生のお勧めどおりにする事にしました。
ひげぴよも賛成とのこと。
というわけで、今周期は通院終わり
2日分の抗生剤、鎮痛剤を服用して、12日(月)から12日間
プラノバールを服用するように言われました。
会計の時に、受付のお姉さんが「ご主人さんのほうも問題なかった
ので、検査記録等お渡しするものはございません」とニッコリ
ひげぴよは、この一言にとても安心したようで、「いや~よかったぁ
先生何も言わないし、こっちから聞いたほうがいいんだろうか?とか
考えててんや~」とホッとした顔。
私はてっきり説明を受けたものと思っていたので、笑ってしまいました。
そんなに心配なら聞いたらいいのに~女医さんだったから
緊張してたのかな?
10時30分くらいにクリニックを出ました。
そして、とってもいい天気だから、万博公園にお花見に行く事に
したのでした
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昨日(4月9日・D13)、無事採卵をしてきました。
前日におなかの張りが結構あり、歩くと響くような鈍痛を感じていました。
しかもオリモノに薄い茶褐色のものが混じるように・・・
採卵時間の確認のためにクリニックに電話した時に、このことを相談。
看護婦さんが院長先生に確認してくれて、「鼻スプレーをちゃんと時間どおりにしていれば、平気ですよ。
激しい動きはしないように気をつけてくださいね。」と言ってくれたので、
とりあえずホッ
当日は旦那サマ(ひげぴよ)が休みを取ってくれたので、クルマで行く事にしました。
江坂駅の高架下に、10分50円!しかもスプリングキャンペーンで1時間タダ!
っていう駐車場を見つけておいたので、そこに駐車。
8時5分にクリニックに到着し、すぐに2Fに案内されました。
ひげぴよはこのクリニックでは検査など受けたことがないので、
すぐにミッション決行(採精室行き)だったようです。
私は着替えを済ませてベッドで待機。
ベッドの中には、ゆたぽん(レンジでチンするタイプの湯たんぽ)が入れてあって
あったかい
今日の採卵は2人。しばらくすると最初の人が呼ばれて手術室へ入っていきました。
私はおなかに手を当てて「まだ排卵しちゃっていませんように・・・元気な卵で出てきてくれますように・・・」と
祈って待っていました。
しばらくすると呼ばれて、手術室前で待機。
最初の方が、看護婦さんに支えられるようにして出てきました。
うっつらそう。大変だったんだなぁ大丈夫かなぁと思って見ていると、
その方と目が合いました。 「キツかったけど、頑張ったよ。あなたも頑張ってね」
とでもいうように苦しそうな中でニッコリ微笑んでくれました!
私も「大変だったみたいだけど頑張ったんですね!おつかれさまでした!」という
想いをこめて、ニッコリ会釈。
アイコンタクトで気持ちが通じたような、うれしい一瞬でした
生年月日と名前の確認のあと、手術室へ。
手術台の前で、別の人が再度生年月日と名前の確認をしてくれました。
手術台にあがって、足を軽く固定。左足だけに袋のようなものをかぶせられました。
何で片方だけなんやろー?などと思っているうちに、消毒開始。
先生が「おなかどうですか?張ったりしましたか?」と質問されたので、
「昨日は結構張っていて、歩くと響く感じがしました」と返事。
看護婦さんが「右後方にモニターがあります。採卵の様子が見れますよ。
余裕があれば見てみてくださいね」と教えてくれました。
「ハイ、では行きま~す。ちょっと痛いけど、じっとして動かないでね。」と言われ、
その後チクッ
「モニターの左下の白いぼんやりしたのが針ですよ。今からあの黒い丸をひとつ
ずつ吸い取っていきますよ」と看護婦さん。
おなかに重ねた私の両手のうえに手を載せ、握ってくれます。
針を刺す時はチクッとするけど、みるみる吸い込まれていく卵胞を見るのに夢中で、
最初の3個くらいは、痛みは全然大丈夫でした。
しかしその後、卵巣の奥のほうに進んでいったからなのか、激痛が・・・。
刺す時はチクッなんだけど、その後がツライ搾り取られるような・・・
なんともいえない痛みです。
力を抜かなきゃ!と思い、痛みをのがすようにゆっくり深呼吸をしてみる。
もはやモニターを見る余裕はナシ!
でも頭上のライトを見ていてもなんだか恐怖が増すような気がして、気をまぎらす
ためにモニターの映像に集中しようとする。必死
気づいた看護婦さんが「頑張ってね」と再度手を握ってくれる。
そして「左後方にモニターがあるの見れますか?卵が見えますよ!」と言いました。
痛みに耐えながら首を左に向けようとするものの、また痛みが・・・
これ以上首をまわせない!「う~・・・無理ですぅ」と答えるのが精一杯。
先生が「ハイ、じゃ次左行きますね~動かないでね~」と言った時は、
「まだ半分うそぉ」と思っちゃいました。
痛みがくる合間に何とか左のモニターが見えるように首を少しずつ動かす。
エコーじゃなく、顕微鏡で映した画面みたいな中にいろんなゴミみたいのがぼや~と
映っています。
看護婦さんが「あっ今!あの光ってるの!今のがタマゴですよ!」
えっどれわからない~ しかもまた痛みがぐーっと襲ってきます。
歯をくいしばって耐えるうちにじんわり涙が・・・
涙をこらえてモニターを凝視してると、また看護婦さんが「あれです!光ってるの!」
と叫びました。
確かに小さな丸いピカッと光ったものが・・・。あれかな?あれなのかな?と
思っているうちに、その光っている2つの小さな丸いものが、スポイトの先みたいの
にすぅ~っと取り込まれていきました あれだ
痛みは続いているけど、タマゴを見たことでなんかパニックになってしまったのか、
涙がどんどん出てきてしまいました。
励ましてくれてた看護婦さんがびっくりして「あらあら~痛いね、もう少しだからね」
と涙を拭いてくれて、ティッシュを手に握らせてくれました。
「はい、がんばりましたね~終わりましたよ」と言われてガーゼを入れられ、
ゆっくり起き上がりました。
痛みはうそのようになくなっていました。
看護婦さんも先生も「大丈夫?頑張ったね。おつかれさま」と言ってくれて、
私は泣いちゃったことが恥ずかしいのと、皆さんの言葉がうれしいのと、
ほっとしたのとで、顔がほてって大変。「すみませんでした、ありがとうございました」
と言うのが精一杯でした。
手術室を出る時、ずっと手を握ってくれて涙もふいてくれてモニターのタマゴを
見せてくれた看護婦さんに、「心強かったです、お世話になりました。
ほんとにありがとうございました」とお礼を言いました。
ベッドに戻って1時間の安静です。
すごい技術だなぁ・・・あんなふうに採卵の様子をモニターで見れるんだ。
医療ってすごいなぁ先生はすごいなぁ、等と考えていました。
そしてあの光っていたタマゴ・・・。空砲でなかった事にほっとしたのと、タマゴを
自分の目で見れたってことに感動したのでしょうか。
やっと会えたというような気がしました。
光るタマゴの映像が頭の中から消えず、なんか胸がいっぱいになって、
その後もしばらく涙がぽろぽろとこぼれました。
何で泣いているのか自分でも不思議でした。
気にしないようにしようと思いながら、知らないうちに不安がいっぱいたまっていた
んだなぁとも思いました。
しばらくすると涙もとまり、達成感が沸いてきました・・・私は何もしてないのに(笑)
治療はつらいこともあるけど、こんな気持ちを感じることができたのは
素敵なことだなって思えてきました。
医療の手をかりていても、赤ちゃんを授かるってことは本当に神秘的で
神々しいことなのだと思いながら、ゆっくり休みました。
結局タマゴは7個とれたとのことでした。
4月7日(火) 4回目診察(D11)
昨日は女医さんでした。「お腹は張ってない?大丈夫?」と気遣って
くれる。他の先生も必ず「どうですか?身体は平気ですか?」と聞いて
くれるので、とても安心できます。
エコーの結果、左右合わせて9個の卵が見えているとのこと。
ひぃぃ~やはり私にはクロミッドはよく効くんだなぁ。
先生がひとつひとつサイズを測ってくれました。14~19ミリくらいの間で
数値が見えたけど、あんまりたくさんで途中でよくわからなくなった
予定通り9日に採卵をすることが決定
①クロミッドは今晩まで服用。
②今晩の24時と25時に点鼻薬。
「点鼻薬で卵を成熟させます。成熟していないと採卵はできないので、
卵が大きくなってきてるからといって、今とるわけにはいかないんです。
できるだけベストのタイミングで卵がとれるといいね。」 という説明。
排卵済みになるリスクが、チラッと頭をよぎる
採血の後、看護婦さんから当日の流れについて説明をうける。
当日の注意で驚いたことは、メイク禁止・・・顔色や血色がわかるように
とのことです。普段そんなにばっちりメイクじゃないので、それほど
気にはならないけど、紫外線が怖いお年頃
日焼け止めは塗りたいんだけどなぁ。ま、そんなこと言ってる場合じゃ
ないか
それから、痛み止めについて聞かれました。
いま通っているクリニックは、基本的に無麻酔です。
私は痛みには強いほうだと思うので、それほど恐怖は感じてませんでした。
でも今回9個も卵が見えてるので、当然普通の倍以上時間がかかります。
(普通は2~3個らしいです)
初めてということもあるし、痛み止めを飲んだほうが・・・という看護婦
さんの勧めで薬をお願いすることに。どちらも採卵や妊娠に影響はない
とのこと。
内服の痛み止め1錠と坐薬
最初、坐薬やだな~と思って「飲み薬だけでいいです」と言ったのですが、
看護婦さんがすごく心配そうな顔をして「ほんとにいいんですか?」と
繰り返すので、だんだん事の重大さ(?)に気づき始め、「・・・両方お願い
します!」と前言撤回。「そのほうがいいと思います~」と看護婦さんも
ほっとしたような顔をしていました。
晩に眠い目をこすりながら、時間通りに点鼻薬終了。
しかし今朝起きてから、お腹が(特に右側)張って結構つらい
歩くたびに響くカンジ・・・。
しかも昨晩からオリモノに茶褐色の血(?)が混じる
やばいなぁまだ排卵しないでよぉ
今日14時に明日の採卵時間確認の電話をするので、ちょっと現状を
相談してみようかな。
とにもかくにも明日
排卵しちゃってても、それですべて終わりってわけじゃないもんね
できれば初通院の時からブログを始めたかったな(笑)
覚えているうちに、通院記録を残しておこう
3月28日(土) 1回目診察(D3)
生理中のエコーは初めてだったので、めちゃくちゃ緊張した
幸い(?)女医さんだったので、少しは落ち着けたかな。
卵巣の腫れ等もなく、予定通り今周期にIVFチャレンジ。
今日から夕食後にクロミッド1錠を服用。10日分の薬をもらう。
13:30に電話して採血の結果を聞く。問題なし。
4月3日(金) 2回目診察(D9)
今日は男の先生でした(いまだに院長先生に会えていない私)。
エコーで確認すると、いくつかの卵が育ってきているとのこと。
「今日は注射を1本打たせてくださいね」と言われたので、ハイとうなずいた
後に何気なく「何の注射ですか?」と質問。先生はちょっとびっくりした
ような顔をしてたけど、丁寧に説明してくれました。
「フォリスチムという排卵誘発剤です。卵が育つのをサポートするような
働きをします。クロミッドだけでも反応が良いようなので、通常は150
ですが、75にしときます。」とのこと。
クロミッドも引き続き服用するように言われる。
4月5日(日) 3回目診察(D11)
受付に「本日の診療は院長先生です」とあった。
おー!ついにお会いできるんだぁと、なぜかワクワク
今日もエコーで確認。横のモニターで見てると、左右にごろごろある
んだけど・・・。できすぎなのでは・・・(不安)
いくつか計測してるようで、11ミリとか13ミリとかが多かったような。
「たくさん育ってきているけどまだ小さいので、明後日もう一度診察
させてください。今日の採血の結果で、もしかしたら明日の診察に
なるかもしれません。」とのこと。
院長先生は写真を拝見して感じたとおりの、おだやかそうな紳士的な方でした。
「採卵の予定は、明後日診察の場合は9日(木)、明日診察の場合は8日(水)に
なると思います」と説明される。
今日もフォリスチムを75、クロミッドは引き続き服用。
採血検査の結果を13:30に確認。次回診察は明後日7日に決定。
長くなったので続きは後ほど