鍼灸院通いも、3ヶ月が経ちました。
私は、年中カラダの冷えを感じているのですが、通い始めてからは少しマシになったような気がします。
手足の冷たいのはさほど変化しないのですが、まぁコレは手湯や足湯などで温めれば、すぐにしのげる。
お腹やお尻など…というか「カラダの奥」の冷えはカイロを貼ったりしてもなかなか改善の実感を感じられなかったのですが、その部分の冷えを感じることが若干少なくなったかな…。
なにより、鍼灸院で先生が話してくださる事は、私にとって‘目からウロコ’という感じでスゴク面白い
‘カラダとココロが繋がっている’というのはどういうことか…
無意識におけるカラダの反応…
‘病気を治す’のではなく‘身体を整える’ということ…
ゆがみやよどみについて…
などなど・・・・・不思議で興味深いお話ばかり。
不妊治療を続ける中で、カラダづくりに目を向けるようになったのは私にとって大きな収穫となりましたが、その中でイマイチ釈然としない部分もありました。
それが、鍼灸の先生のお話を聞いたら、「そこと繋がってたか~」と驚いたりスッキリしたりする事も。
私自身の覚え書きも兼ねて、少しずつ書いておこうと思います。
初診は、完全流産から二週間後の9月初旬。
最初に指摘されたのは、「おへその左3cmくらいの所に強い拍動が出ている」ということでした。
この脈の正体は、腹部大動脈。
例えば「お腹を刺されたりして失血死する場合は(先生、スゴイ例えだ)、大抵この動脈が傷つけられた場合」だそうな。
命にかかわる大切な血管なので、本来はカラダの奥深くにおさまっていて、脈診でも拾えないことが普通だそう。
でも、確かにその部分を押されると自分でも脈が感じられました。
こういう脈が出る時は…非常にストレスを抱えている状態なのだそうです。
原因は主に二つ。
①ストレスがあり、その処理の為に脳が大量の血液(=酸素と栄養素)を必要としている。大半の血液が脳に集まってしまうので、その結果カラダの他の部分や末端への血液がまわらない。→血液が足りない、流れが滞る→冷えや疲れを感じる
②ストレスにより交感神経が刺激されて、血管が収縮している→血流が滞りがち→冷えや疲れを感じる
ざっとこんな説明でした。
ストレスはないか、イライラしたり落ち込んだりすることが多くないか、食欲はあるか、胃痛や胸焼けなどの症状はないか、便秘や下痢などの症状はないか、夜はちゃんと眠れているか、眠りが浅く疲れが抜けない感じがするか・・・
などなど、たくさん質問されましたが、私自身は特に感じている事はなく…
先生も「この脈が出ている時は、①が原因だと頭に血が集まっていて、頭皮を押えるとやわらかく感じられるんやけど、…キミ頭固いなぁ。ヨガなんかで最近は有名になった‘丹田(たんでん)’というツボがあるんやけど、ココもすごくしっかりしている。これは気力がみなぎっている証拠や。確かにあなたが自分でおっしゃるように、‘心はしっかりしていて、ストレスを感じて弱っている状態ではない’みたいや」と苦笑い。
「季節の変わり目に風邪をひきやすかったり、なんとなく不調を感じたりする事はある?」と先生。
「風邪は滅多にひかないです。でも、ポカポカ陽気で気候のいい春に突然熱が出て寝込んだり、夏の終わりとかじゃなくて夏真っ盛りの頃に胃腸炎で倒れたりすることが数年に1度はあります。大抵、誰も風邪などひいてない時に一人やられる事が多いです。あと、季節の変わり目や、気候の変動が大きい時とかに、突然肌荒れする事があります。化粧品を変えたとかもなくて、大抵原因不明です。」と答えました。
先生の診たては。。。
あなたは自分が思っているより自律神経系が弱いんやと思う。
さっき話した二つの原因のうちの②の傾向が強い、ということやね。
血流の悪さは、冷えと大きな関係があります。
心はパワーがあってストレスを跳ね飛ばしているから本人は至って元気なんやけど、カラダの方はどちらかというと人よりも敏感で繊細。些細な事でも大きな影響を受けていると思われる…。わりとアクティブに過ごしているわりに冷えがひどいのも、そう考えれば納得や。その辺を見ながらやっていきましょう。
私は、とにかくビックリ
「敏感」とか「繊細」とか、無縁の35年でしたから・・・
鈍いとか能天気とかは、よく親や親戚から言われてたけどね
私は驚いてよほどヘンな顔をしていたのでしょう、先生が慌てて「とはいえ、あまり気にしたらアカンで。少しずつがんばりましょう」と励ましてくれた。
「いえ、私、そんなん言われたことないんで、なんか嬉しくなってきました」と答えて、先生と大笑い
どうやら、「ココロのストレスをためないようにする」事と、「カラダがストレスをためないようにする」事は、全然違うみたいです。
私、恥ずかしながら、初めてそれに気付いたのでした…
相変わらずの長文でスミマセン。
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流産から2週間後に健康診断を受けに行き、その帰りに飛び込みで入った(笑)鍼灸院でお世話になっています。
不妊とかに詳しい鍼灸院のほうがベターなんでしょうが、調べてみても近くにあまりなくて。通院先の病院の近くにないか探してみようかなぁなんて思っていました。
それが、最寄り駅から商店街を通って帰宅する途中、たまたま外に出ていた白衣姿の先生になんとなくピンときて、突然そこに入った私・・・
先生はイケメンでもなんでもありません。普通のオッサンです(先生ごめんなさい)
不妊に詳しいというわけではありませんが、ちょうど一週間前に逆子の妊婦さんに鍼をして、翌日「先生、ほんまになおりました!」という電話をもらったそうで、「逆子をなおしたのは、初めてなんですよ」と興奮して話しておられました。
命とか、身体の持つ見えない力に対して敬意をはらっている様子が感じられたし、とても温かみのある話しやすい先生なので、私の第六感はまずまずだったのかな
鍼灸治療に通ってる方、皆さんのところではどんな治療をされてますか・・・?
私のところは、最初に頭とかお腹とかの脈をチェックしてもらい、体調や生活について話をします。それから鍼を打っていただいて、お灸をすえてもらって、トータルで1時間くらい。
鍼を打たれながらですが、先生とのおしゃべりも楽しいので、あっという間に感じてしまいます。
最初の3週間くらいは週に2日通い、その後は家でお灸をすえるやり方を教えてもらい、通院は10日に一度くらい。
今後は生理周期と照らし合わせながら、通院の指示をしてくださるそうです。
家でのお灸はだいぶ慣れましたが、初回は線香の燃えカスをお腹に落としてしまい、小さなヤケドをつくってしまいました
お灸はこんなふうにしています。
四角い紙を水で濡らしてツボに置きます。
隣の線香(さっき折れた)に火をつけます。
四角い紙の上にコレ(もぐさ)を置いて、線香で火をつけます。
刺激がなくなったら再度線香で火をつける。
1ヶ所につき、3回繰り返します。
まだまだ時間がかかってしまいますが、早く上手に手早くできるようになりたい。
そして、少しでも効果がありますように
♪今日の一枚
ちょうど一ヶ月前に行った乗鞍、富士見岳山頂にて。
道標に霧氷がついています
奥に見える左の三角の山頂が剣が峰(けんがみね)、
右手に見える白い丸い建物がコロナ観測所です。
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