プロ野球観戦と旦那サマ

土曜日。

胎嚢確認の前日に、実はプロ野球観戦に行っておりました

クリニックからは、「旅行などの遠出は控えるように。無理はしないように」と言われてました

でも、遠出と言うほど遠いわけでもないし、せっかくいい席のチケットをもらってあったし、赤ちゃんが順調に育ってくれれば今シーズンはもう行けないかも・・・。

家にいると、つい不安に押しつぶされそうになってしまうし、体調も良かったので行くことに

旦那サマひげぴよと一緒に、私達が大好きな野球を観に行けば、赤ちゃんに更にパワーも届くはず

院長先生からは、「出かけるとしても休憩（座った状態）を、意識してマメにとるようにしてください」との事だったので、そこには十分注意しました。

冷え対策も万全にして、頭寒足熱の服装に。


実は、最初に会った日も球場に行っただめぴよ夫婦。

出会ってから９年。プロ野球観戦に行かなかった年はありません(笑）

憧れの「親子での野球観戦」に向けて、プレ体験をしてきました。


　　

場所は、京セラドーム大阪。ヤクルトＶＳオリックスです。

夫婦ともにどちらのチームのファンでもないけど、野球ファンだからいいのです

ネット裏で、まるで解説者気分が味わえる席でした

試合自体は最後はワンサイドゲームでイマイチだったけど、ＷＢＣでも活躍した青木選手や宮本選手、最近関西で話題のＴ－岡田選手などが見れて楽しかったです。



それにしても・・・

妊娠が判明してから、二人で出かけるのは初めてだったのですが、

ひげぴよがびっくりするほどやさしくて、とまどうばかり

もちろん、普段もやさしくないわけではないけど…

どちらかというと「言えば、快く動いてくれる」というカンジで、自分からすすんで気の利いた事をしてくれるほうではありませんでした。

それが、「しんどくないか」「大丈夫か」とマメに尋ねてくれるし・・・。

試合後には、外の風が冷たいのを気にして自分のシャツを私にかけてくれるし・・・。


イマドキの旦那サマからしたら、当たり前のことかもしれないけど、ウチでは珍しいことです。

「大丈夫、大丈夫～」と言っても、「キミは今大事な時期なんだから」と有無を言わせぬカンジ。

自分でもオーバーだとは思うけど、感動して泣きそうでした


今後きっと、「何もしてくれない～ムキ～ッ」って思う日もくるだろうから(笑）、この日の事を忘れないようにと書いておきます

赤ちゃんのためだけでなく、ひげぴよの気持ちの為にも、自分のカラダをいっそう大切にしなければと思ったのでした・・・。



　
　♪今日の一枚
　　　　こちらもしばらく行けなくなるであろう、猫カフェ。
　　　　・・・窮屈じゃないのだろうか

 

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小さな不満。だけど沢山ある不満。

昨日の仕事後、学生時代の友人と久しぶりに梅田で待ち合わせ

彼女は、私が体外受精をしていることを知っている数少ない友人のうちの一人。
そして、去年結婚したばかりの新婚さんです


保育士をしていた彼女も、私と同じく大の子供好き
すぐにでも赤ちゃんをと望んでいるのですが、現実はそう簡単ではなくて・・・

期待した後にリセットする虚しさとか、年齢に対する焦りなんかは「そうだよねぇ～わかるわかる」の繰り返し。

お互いにいろんな想いを吐き出して、スッキリすることができました。

「もしオメデタが判明したら、家族の次にイチバンに教えてねっ」とお願いしておきました。

恥ずかしながら、かつての私は、芸能人のオメデタニュースに凹んだり、野生動物のドキュメンタリー番組にすら「動物でもカンタンに妊娠出産できるのに・・・」なんて思っていた時期もありました。

でも、妊娠・出産・子供の成長・親の成長・・・「すべてが小さな奇跡的な出来事の積み重ねで出来ている」と強く感じるようになってからは、オメデタのニュースを自分の事のように心から喜べるようになりましたそんな自分がちょっと嬉しい


彼女については、「運命の人」に出会えないことを悩みながら頑張っていた時期も知ってるので、尚更「やっと出会えた大好きな人との赤ちゃんが、どうか授かりますように」と願わずにはいられません



でも、彼女にはまだまだ、新婚さんならではの悩みもあるようで・・・

旦那サマへの、「小さな不満、だけど沢山の不満」　です。


「共働きなのに、家事を手伝ってくれない」
「タバコをやめると言ったのに、やめてくれない」
「人の話を聞いていない」

彼女の感じる不満はもっともなんです。言い分としては、よーくわかる。
話し合おうと努力してるし、自分も変わらなきゃと思っているのは、本当にエライ

でも、そのことが却って「私はこんなに頑張っているのに・・・」という想いになって、さらに旦那サマへの不満が積もっていく結果に


しかも、聞いた話を総合すると・・・
彼に言葉をかけるタイミングが悪すぎる・・・


彼女の想いを一刀両断してしまわないように気をつけながら、いくつか気づいた事をアドバイスしました。

夫婦のことは、「コレが正解」というのがないと思うので難しいんだけど、伝わったかなぁ・・・不安です

「頭ではわかってるんだけどね…でも、目からウロコって感じ。ありがとうねっ」と言ってくれました。

私が結婚前に読んでとても参考になった本を、ふたりで本屋さんで探したけど、見つけられず

考えてみれば、かれこれ10年近く前に読んだ本なので、無理もナイな

今度貸してあげる約束をして、別れました。

とても楽しい数時間だった

今日、久しぶりにその本を読み返してみました。

私も、新婚さんのような初心に戻って、旦那サマとの関係を良好に保つ努力を続けなくては




♪今日の一枚
　　　猫カフェでのスナップ、第二弾
　　　マンチカン（だったと思う）という、短足ネコちゃん。
　　　かくれんぼ中



昨晩はすごい風雨でしたが、やっと晴れてきました♪
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はじめまして、のハズなのに

昨日は、ブロ友さんのichiさんときんぶたさんに、初めてお会いしました

コメントを通しての交流は一年近くにもなりますが、お会いするのは初めて。

同じクリニックに通っていたご縁で、お互いの家もまぁまぁ近いので、「いつか会えたりして…」なんて思っていたのが、実現することに


ichiさんときんぶたさんはお互いをご存知ですが、私はお二人とも初めて。

なのに、ichiさんのご自宅でお会いすることになり、私は車で向かう予定なので、途中できんぶたさんを乗せてから一緒に行くことに。


初対面の人をいきなり自分のクルマに乗せて、別の初対面の人の自宅に行くってどうよ・・・

普通に考えたら有り得ないハナシです


でも、コメントのやり取りでお二人の人柄もなんとなくはわかっていたし、緊張はしていたけれど「うん、大丈夫だよ、きっと」と自分に言い聞かせて、雨の中エンジンスタート

ランチを調達しに「具沢山でおいしい」という噂のパン屋さんに寄ると、「本日定休日」・・・・・

急遽計画変更して、お惣菜やさんで適当に見繕い、きんぶたさんのおうち方面へ。


きんぶたさんのおうちの近くは緑がたくさんで道路も広く、お散歩するにはとっても気持ち良さそうな所


目印付近でクルマを停めて電話をし、きんぶたさんの登場を待つ。

ドキドキドキ・・・・・まるで初デートの待ち合わせです

簡単に挨拶をして…というか、緊張ＭＡＸだったからか、あまり覚えてません

気づいたら、フツーにべらべらしゃべってました（なんじゃそら）


ichiさんとムスメちゃんのお顔を見たときは、「やっと会えたぁ～」とこちらも嬉しくて当時の記憶消滅(笑)


あっという間に、まるで昔からの友達のように、おしゃべりに花が咲きました

時間も忘れ、初対面であることも忘れ、夢中でお話しました。
本当に楽しく充実した時間でした

三日前にミミコさんとお会いした時もそうだったけど・・・・・


治療についての想いや疑問、思い通りにならなくて辛かった時のこと等を、素直に言葉にできるのが、こんなにも解放されて癒される経験だとは思わなかった



私は、ＩＶＦに進んだ事を母親と‘婦人科系の病気について打ち明けて相談してくれた友人’にしか話していません。

その二人に打ち明ける時も、ものすごく言葉を選びました。

今も、治療を話題にするときは

「自分の想いばかりをぶつけてしまわないように」
「話しを聞いた相手が、悲しい気持ちにならないように」
「自分は経験が無いから本当にはわかってやれない、何もしてやれない、という無力感を与えてしまわないように」

・・・などに気をつけながら、話をするようにしています。

それでも、それができた保証はないので、話をした後に「大丈夫だったかな」「やっぱり言わなければよかったかな」と思うこともあります。



でも、「悩みぬいてついにＩＶＦにまで進み、それでも簡単には授かれない」という経験をした人同士だと、こういう気遣いをせずに自分の気持ちを正直に吐き出しても、「葛藤の末の生のままの想いを、すべて受け止めてもらえている」という確信と安心感がありました。

それは、初めての経験でした。


「同じ経験をしてない人には気遣いが必要だし完全にはわかってもらえない」とかいう事では、もちろんありません。

人間には思いやりと想像力があるから、つらい気持ちに寄り添うことはできるし、その思いやりの気持ちから癒されたり元気をもらえたりすることは沢山ありますし、とても感謝しています。



そして、ichiさんのムスメちゃんは本当にかわいらしく、抱っこさせてもらった時にはいろんな思いがこみ上げて、ウルッときてしまいました。


お二人との出会いに感謝

本当にありがとうそして、これからもヨロシクね


　　
　　♪今日の一枚
　　　　　小さな小さな、あんよ。
　　　　　きっとichiさん夫婦のように、自分だけの道を自分らしく
　　　　　歩いていくのでしょうね
　　　　　ichi家に生まれてきてくれて、ありがとう



ブログをやってきてよかったと思えた一日でした。
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ブログ一周年♪

今日は私がブログを始めてから、丸１年。


時には１ヶ月近くも放置状態の時もあったけど・・・

おおむね楽しく続けてこられました



ブログをしていなければ、言葉をかけるどころかお互いの存在すら知らなかったであろう、たくさんの人と知り合うことができたのが、一番嬉しかったことです




「赤ちゃんを授かる」という夢に向かって、一歩一歩、進んでいく。

　　

先は長いのか、短いのか・・・
途中で休んだり、他の事を楽しんだりしながら、マイペースに



でも、さっきまで見えていた青空が急に見えなくなって・・・



不安でたまらなくなる


歩く道さえも見えなくなって・・・まるで一人ぼっちになったよう



周りで同じように歩いている人の気配を感じながら、頑張ってみたりする



それでも、ココロとカラダが電池切れになりそうな時・・・

　

たくさんの励ましの言葉や応援が、何度も‘補給部隊’としてやってきてくれました


また少し元気になって、歩き出せた

本当に本当にありがとうございます



ここまで登ってきた人にしか、見えない景色があると信じています。


自分だけの景色を、見つけたいな 


これからも、よろしくお願いします

（追記：写真はすべて、2007年10月に木曽駒ケ岳で撮ったものです）



みんなの願いが、どうか叶いますように…♪
 
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パラリンピックに思う事

久しぶりのいい天気ですが、さむ～い大阪です

昨日はフィギュアスケートの高橋大輔選手が世界選手権で優勝

今朝のピラティスのレッスンでは、その話題で持ちきりでした。
彼の通っているキャンパスが近くにあるので、みんな応援してるのです


大舞台では必ずミスをして散々な結果になり、「ガラスの心臓」と呼ばれていた彼が、ようやく殻を破って成功を収めた矢先に、選手生命が危ぶまれるほどの大怪我

シーズンを棒に振り、つらいリハビリからも逃げ出したりしながらも、一生懸命頑張って、ついに世界の頂点にたったのです

自分に向き合って、努力を重ねてきて、やれることはやったと言い切れるような、晴れ晴れとした笑顔

とっても素敵だなぁと思いました




つい最近もそんな笑顔をたくさん見ました。
先週閉幕した、パラリンピックです

今回のパラリンピックは、私にとって今までで一番、一生懸命応援させてもらった大会でした。


こんなことを書くと失礼かもしれないけれど・・・


「高度治療に進んで、カラダづくりを頑張っても、簡単には子供を授かれない自分」と、「ハンディキャップがありながらも、ひたむきに頑張っている選手の皆さん」とが、シンクロしてしまって・・・


パラリンピックについては、以前よりもテレビ中継も増えたし、認知度も高まっているとは思うけど、やっぱりオリンピックに比べたら・・・ね

行政の補助やサポート体制も、雲泥の差

資金集めとか練習環境の整備とか仕事との両立とか・・・本当に大変そうです。

「こんなに頑張っているのに、普通よりもずっとずっと努力が必要なのに、どうして援助がないの？」と悲しくなってしまいます。

今回は、その辺りの事もキチンと放映しているテレビのニュースも結構あったので、少しは溜飲が下がったけれど・・・・・


私たちが、「世間の不妊治療への偏見」や「子どもがいない夫婦への偏見」、「不妊治療の健康保険適用外」とか「子どもがいない夫婦への増税」について、やりきれない思いを抱えているように、きっと彼らも世間や行政について言いたいことがたくさんたくさんあるんだろうなぁ・・・と思ったりしました。


毎日たゆまぬ努力を続けていても、必ず大会に出場できるわけではないし、満足できる結果である保証はない。
それでも・・・ひたむきに努力を続けている姿に胸を打たれました


「昨日の自分より、少しでも成長したい」
「夢を、あきらめたくない」
「支えてくれる人の笑顔が見たい」
「誰かに頼まれたわけではなく、自分が好きでやっていること」
「誰かと比べるものではなくて、自分との戦い」
「目標に向けて頑張れることは、幸せで、充実した人生だと思う」

選手の皆さんのいろんな言葉に大きくうなずき、その姿勢に感動しました


私も

くやしいことも悲しいこともあるけれど、同じように嬉しいことも幸せなこともある。
一生懸命歩いているけれど、他人と同じ速さではないし、ゴールもちがう。
後悔したくないから、夢に向けて頑張っている。
誰かに頼まれたんじゃなくて、自分で選んだ道。
この先どうなるかは誰にもわからないけれど、どんな結果でもそれが自分の人生。
堂々と胸を張っていたい。


そんな思いを忘れずに、やっていきたいな…と強く思ったのでした。



　　
　　♪今日の一枚
　　　　　このクリスマスローズは白なのですが、中に少し
　　　　　模様が入っています。
　　　　　ほんとに次々よく咲くお花です



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いよいよ移植周期突入です！
 
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スイッチ・オン！のその後

今日は、上がり続けてた体温が少し下がりました
久しぶりに基礎体温を測っていますが、コレやっぱりストレス感じますなぁ

期待してなくても、毎朝否応なしに考えさせられてしまいます

大事なことをたくさん教えてくれる基礎体温ですが、コレをやめた方がずっとずっと楽に過ごせる人もたくさんいるんじゃないかなぁと今更ながら思います。

病院から強制されてない人は、一ヶ月でもいいから、測るのをやめてゆっくりするのもアリだと思うなぁ…。





さて、物欲スイッチ・オンのその後ですが・・・・・

おや、我が家にこんなものが。

んん～

 

新しいレンズです

買っちゃいました

スイッチオンは解除されなかったのでした



・・・ていうか、欲しかったの「カメラ」じゃなかった・・・


そう、「最新一眼レフカメラ欲しい病」にかかってしまっただめぴよ、いてもたってもいられず、ふたたびカメラ屋へ

一目惚れしたカメラを再度いじりまわしていると、ある事に気が付いた。
私が写真を撮る上で、かなり必要としている機能が、新機種には無い


カカクコムのクチコミなどを調べてみると「それほど重要ではない」「なくても別に困らない」「不安だったけど、意外と大丈夫だった」という書き込みも多かったけど、どうにも納得がいかない


あるカメラ屋さんの、写真ブログをされてる方に相談してみました。

すると、「今写真をやっているうえで、その機能を重要視されてるなら、今回のカメラは見送ったほうがいいかも。まずは将来使いたいとおっしゃってるレンズを購入して、‘その機能があったほうがいいか？無くても大丈夫か？’を、今お持ちのカメラで試すのもアリだと思いますよ」とのお返事。

それでスッキリ納得して、一目ぼれカメラは諦める事にしたのですが、偶然にもそのカメラ屋さんのネットショップで、ずっとずっと欲しかったそのレンズが特売価格になっているのを発見

あまりの安さに衝撃を受け、悶絶して苦しむ事、丸一日


「先週、偶然新機種カメラに遭遇して一週間以上も悩みたおして、得意の表づくり（参考：コチラ）もやって、勇気を出してベテラン店員にメールで質問して…。霧がはれるかのようにスッキリ納得してカメラを諦めた直後に、3年以上欲しがっていたレンズが格安で売ってるなんて…、これはもう運命なんやで。買わんと後悔するで」

ひげぴよに背中を押してもらい、ポチッとしてしまいました。

最寄り駅に支店があるので（これも運命かも）、送料もかからない

昨日、受け取りに行ってきました。
嬉しくてたまりませーん

これから被写体には不自由しない季節。

ますます撮りまくるぞぉ


というわけで、スイッチオンで発射された私の想いは、「思いがけないモノでもあり、思いどおりのモノでもある」商品を、私の元に連れてきてくれたのでした・・・


　　
　　♪今日の一枚
　　　　　植えっぱなしの球根が、毎年少しずつ花数を増やしてます。
　　　　　黄水仙。いい香りがします


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物欲スイッチ…

先週の金曜日のこと。

確定申告の書類を税務署に提出しに行こうとクルマを走らせていて、あと１０分ほどで到着という時に、印鑑を押していないことに気づきました
ハンコも持っていなかったので、仕方なく帰路に・・・

そのまままっすぐ家に帰るのもシャクだけど、寄って楽しそうなところも近くに見当たらない。

仕方がないので、半分ヤケクソで、家電量販店に立ち寄ることにしました

新製品とか見ると、なんだか面白いので・・・・・


で、カメラコーナーに立ち寄ったのが、すべての始まりでした。



新しいカメラを手にしてみると、ものすごく高性能しかも、軽いっ

（注：ココで話すカメラというのは、デジタル一眼レフカメラです）
液晶も見やすいし、露出や絞り値の設定もしやすい、連写も速い

うぅ～んイイなぁ

カタログを持って帰って、ウットリと眺めていたら、ひげぴよが「買っちゃえば？」と悪魔の囁き…


いやいや、今、医療費にいくらかかってるか知ってるでしょダメダメっ
数年後とか、値下がりしてから買う時の為にねっ
私は、ここ数年のうちに妊娠する気マンマンだから(笑)、この先はいろいろ荷物が増えるわけよ（ママバッグとか←妄想）。
だから、買い換える時は今のよりも軽いのがいいなぁって思ってて


するとひげぴよ、「でも、カメラよく使ってるやん。正直こんなに使うとは思ってなかった。これだけ使用頻度高いなら新しいのに変えてもバチは当たらんと思うで。キレイに使ってるから、多分下取りか買取りしてもらえるやろ。それを元手にすれば、持ち出し分のお金はそんなにかからへんやん。数年後なら今のカメラの価値がもっと下がるやろうから、今買っても１年後に買ってもトントンやと思うで。」

・・・このあたりの考え方は、私には到底できない芸当です。

ムムム・・・さすが経理マン


それからというもの、今もカメラのことで頭がいっぱいのだめぴよです


あの時、ふらりと電気屋に立ち寄ったりしなければ・・・

あの瞬間まで、今のカメラに特別大きな不満は感じていなかったんです。

むしろ、愛着もわいてて、大事な大事な私のもうひとつの眼
それなのに・・・・・


私の場合、物欲スイッチが入ると、直後は３日間は「欲しいモード全開」。
はっきり言って、病です

だから、最低でも一週間は様子を見ることにしています。

今日で９日目。


まだ病は去りません・・・・・


　
　♪今日の一枚
　　　　妹が四国旅行に行って、お土産を買ってきてくれました。
　　　　‘御栗(おんくり）タルト’。激ウマでした


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難しいダンナですが…

今日は、旦那サマひげぴよの４０回目の誕生日です

初めて出会ったのは、彼が３１才の時。私は２７でした。
結婚して７年と少し。おおむね仲良くやってこれたかな



私達は結婚する時、３つの約束をしました


ひとつめは、「聞く耳を持つ」

耳の痛い話でも、自分には別の言い分があっても、とにかく相手の話は最後まで聞くこと。途中でさえぎらないこと。反論や言い訳は、すべてを聞いた後に述べること。
一方的に話を終わらせないこと。


ふたつめは、「食事の時間を大事にすること」

なるべく一緒に食べるようにする。一緒に食べない時も、互いが家にいる時は同じように食卓に座ったりお茶を飲んだりして、同じ時間を共有する（一人で食事をさせない）。ケンカをしていたり機嫌が悪かったりしても、食事の時だけは、美味しく食べられるような雰囲気にするよう努力すること。


みっつめは、「‘言葉にする’ことを、大事にする」

‘言わなくてもわかるはず’と決めつけずに、なるべく言葉にして伝えるようにする。
また、性格における問題点、悪い癖など、‘言いにくい’あるいは‘言えない’ようなことでも、きちんと話をしたり注意したりすること。
親から独立した以上、一番身近にいる人間として、‘言わずに済ませたいことも、敢えて言わなくてはいけない’立場なんだと、お互い自覚すること。




こうして言葉にすると、えらく堅苦しい夫婦ですよね・・・

でも、７年経った今、お互いの希望を出し合ってテキトーにまとめた割には、なかなか効果的な約束だったと思います。


私の父は理屈があまり通じないタチで、自分の旗色が悪くなるとすぐに「もういいっ」と言って、ふて寝してしまいます。
私はそれがイヤでたまらなかった
すべての問題がそこで止まってしまう、ていうか強制終了

解決策も、疑問も、怒りも悲しみも、全部が宙に浮いたまま、どうにもできません

だから絶対に、結婚するなら「トコトン追求すること」につきあってくれる人がよかったのです。

ひげぴよの方も（義母がかなり短気で、ヒステリックに爆発するタイプなので）、話を落ち着いて聞ける女の人じゃないとしんどい、と思ってたようです。


もちろん感情的になる時もたまーにあるけれど、そういう時は「おやおや約束忘れてないかな～」って言えば、ハッ・・・と反省できるし、素直に謝るキッカケにもなるんです



ベビ待ちの気持ちや不妊治療に関しては、お互いの気持ちがすれ違ったり、誤解していたり、片方が一方的に突き進んだりしてしまう時もありました。

でもこの３つの約束のおかげで、じっくり話し合うことができたし、ひとつひとつ確認しながら進んでくることができたと思います。


女の私よりも口が立つし(私が立たなさ過ぎとも言える）、プライドも高いし、理詰めで物事を考えすぎて融通がきかないところもある。
気の利いたプレゼントなんかとは無縁だし、家事はあんまり手伝ってくれない。
お腹がすいたり、中日ドラゴンズが負けたりすると、機嫌が悪くなる
ソトヅラヨシオである（←外面がイイって事です）


難しいトコロもたっくさんある人ですが、私にはかけがえのない人。

大事にしなきゃいけないですね

ひげぴよクン、お誕生日オメデトウ


　　
　　♪今日の一枚
　　　　　久しぶりにスポンジを焼いて、バースデーケーキを
　　　　　作りました。う～ん。デコレーションがヘタだ・・・・・



只今凍結胚移植待ち中。
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ハガレン。

ハガレン。


・・・剥がれん？

・・・歯が連？





タイトルを見てピンときた方

お仲間でしょうかそれともただ知ってるだけかな

ほとんどの方が意味不明なんだろうな～。


こんな話を書くと、ドン引きされそうでちょっとコウイけど、「出会えてよかった」と思えるモノなので、一応書いておくことに。



ハガレンというのは・・・・・

「鋼の錬金術師（はがねのれんきんじゅつし）」という少年漫画のコトなのです

実はだめぴよ、今コレにはまってまして

日曜日の５時からアニメが放送されてるんですが、毎週心待ちにしております



もう１年以上前になるでしょうか、旦那サマひげぴよが「面白い漫画があって、発想がなかなか斬新だ。一応少年向けらしいが、子供にアレが理解できるんだろうか？大人が読んでも結構考えさせられるような深い話だと思う」というような話をしてきました。

あらすじをざっと聞いたのですが、突拍子もない世界でイマイチよくわからず
ひげぴよがナゼそんなに興奮して話すのか不思議に思っていました。


そして、昨年の春頃に偶然、電車の吊り広告にアニメシリーズ放映予告のチラシを発見

「あぁ～コレは確か、ひげぴよが言ってた漫画だ。なんだかこんな堅苦しいタイトルだったよなぁ」と思い出し、「アニメやるらしいよ～」とひげぴよに報告。


ひげぴよは、４月から始まったアニメを時々観ていたようでしたが、日曜日の夕方５時というと、私は大抵夕飯の支度にとりかかる時間だったので、キッチンでなんとなく音声だけを耳にしているような状態でした。


ところが時々とてもいいセリフが耳に飛び込んでくるんです。

思わず振り返ってしまうような、ココロをぐっとつかむ言葉。


それで興味を持ち、秋ごろから数回一緒に観てたら、あれよあれよという間にハガレンワールドにはまってしまいました

見逃していた部分の話は、レンタルＤＶＤを借りてきて、いそいそと鑑賞する始末


数年前にもアニメの放映があり、そこそこ人気もあり映画にもなったとか。
（私はまったく知りませんでしたし、その時のお話の内容も知りません。今やってるのとは、随分違うそうな）

いま放映されているものは、原作（現在も連載中）に忠実に作られているみたい。


設定自体は突拍子もないし、完全にファンタジーです。

でも、話の端々に、後に続く伏線も張られており、主人公を含め彼らをとりまく大人たちや敵役の描写も深く、飽きさせません。

それぞれに、理不尽ともいえる出来事がふりかかりますが、ひとりひとりがその困難に真摯に向きあい、悩みながらも前を向こうとします。

後から知ったのですが、登場人物の中には、‘我が子を失い、それが原因で二度と子供を望めなくなった夫婦’も出てきます。


なんと作者は女性なんだそうですでも、なんか納得。


この漫画の魅力を語りだすと熱くなってしまいそうなので(笑）、このへんでやめときます。


「子供を授かる」という、‘ある意味、神の領域’に向かって、小さな人間なりに立ち向かっていこうと思っている時期に、このマンガに出会えた事を、神秘的で運命的だと感じているだめぴよなのでした。
オーバーだけど、多分、ＩＶＦやってなかったらこんなにはまらなかったと思うし。


興味を持った方、ぜひ読んで（観て）みてね

　　　
　　 
　　♪今日の一枚
　　　　　こんなんですわーエヘヘ
　　　　　小説も好きだけどマンガも好き

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割れた体温計の恐怖

なんだか毎日バタバタしていて、なかなかパソコンの前に座る時間がとれません

そうこうしているうちに、1月ももう半分終わりなんですね。はやいなぁ…




治療お休み中ということもあり、再度測ると決めた基礎体温もサボリがち

相変わらずの低体温ながら、一応体温の変化は以前と同じで二層にもなっているし、安定しているので、まぁ良しとしよう



ところで・・・
ずっと愛用していた水銀の婦人体温計を、最近割ってしまいました

新しいのを買うため、薬局めぐりをしましたが、近所ではついに水銀のものを見つけることができませんでした。

なぜ水銀のにこだわるかというと・・・

一番最初に通ったクリニックで、「基礎体温は、水銀体温計で測るのが一番正確なので、水銀のものを用意してください」と言われていたから。

でも、やっぱりデジタルの方がラクですね～

これだけいろいろな技術が発達しているんですから、今更デジタルが誤差が出やすいということもないんでしょう


・・・それに、水銀はいろいろと危険を伴いますし。
実は、水銀には恐ろしい思い出があります


妹が中学生くらいの頃に、風邪をひいて熱を出し、寝込んでいました。
その際ふとしたはずみで水銀の体温計を割ってしまいました。

その時、コロコロ丸い雫になって飛び散った水銀に、妹は偶然触れてしまったんです。

すると、みるみるうちに全身の皮膚が真っ赤になり、発疹ができて大変なことに

その後の数日間は風邪どころではなく、全身の皮膚に拡がった腫れと痒みとの壮絶な戦いに・・・

蚊に刺された時って、毒が入ってるところの皮膚がぽこっと浮き上がって、まるで立体地図の大陸みたいな感じになる時がありますよね？（この表現、わかるかなぁ）

あんなのが次々にできて、どんどん繋がっていって全身に広がるのです。

掻けば更に拡がるし、敏感になっている皮膚はぼろぼろになって血が滲むし。

今思い出しても、カワイソウで涙が出る…

※この症状は、水銀に対するアレルギー反応の一種らしい。
　 すべての人に同じような症状が起こるわけではありません。


そんなわけで、今回体温計を割った時に水銀の雫の玉が散らばったシーツは、泣く泣く処分しました。

とてもじゃないけど、洗濯でどうにかなるとはどうしても思えないので…。
（洗濯機を介して、ほかの洗濯物も危険になる…と思ってしまうくらいコワイのです。精神的なもので、根拠はありませんが）

自分が経験したわけじゃないけど、水銀は私にとって完全にトラウマだな
見た目はコロコロ丸いカワイイ雫なのにね…


皮膚の弱い方、アレルギー体質の方は、くれぐれもご注意くださいませ



最近写真を撮っていません
カメラが泣いてるなぁ…

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