濁泥水の岡目八目

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スターリンは「カチューシャ・ロケット弾」を大量生産させるのに130ミリ の口径を132ミリに変更させた

2021-12-16 14:23:28 | エッセイ

  「続ザ・ソ連軍」 スヴォーロフ著 吉本晋一朗訳 原書房

 この件から、スターリンが兵器の開発にいかに気を配っていたかが良く分かるし、スターリンの署名が無ければ兵器を工場で大量生産するための予算が下りなかった事も分かる。全てはスターリンが決めたのだ。スターリンはヒトラー、毛沢東と同じ大量殺人鬼の化け物ではあるが、現実感覚においてはこの二人より優れていて、第二次世界大戦でソ連軍が多くの実用的で優秀な兵器を多数装備出来たのは彼の功績によるものだと思う。それに引き換え帝国陸海軍には必要な決断をする優秀なトップがおらず、支離滅裂のぐだぐだであったのは現在と同じなのだから本当に悲しい。秀才ぶった小役人共が群れて好き勝手に動いていたのだ。
            

  

 

  



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