濁泥水の岡目八目

中国史、世界史、政治風刺その他イラストと音楽

勝つためと言うだけ番長逃げ出した

2017-09-28 14:22:18 | 川柳


  党首から先に馬糞の川流れ

 あんまりだ週刊現代泣き出した

 民進が勝つぞの記事が笑い者

 党内はそれこそ右往左往だね

 小池さんメスを使って刺す気かい

 公明はさすがに慌て身構える

 政治家はホントに嫌だ先読めぬ

 秋風が吹いてモリカケどこ行った?


安倍終わり解散すればもう終わり 駄句泥酔

2017-09-21 14:23:11 | 川柳

 

   安倍ズルい!なんで民意を問うんだよ

   ああそうか!そんなに民意怖いのね

   モリ・カケで遊び呆けた夏は過ぎ

   モリ・カケにミサイル来れば客は去る

   モリ・カケの代わりをすくうザルはない

   モリ・カケをみんな忘れる秋の空

   モリ・カケを叫ぶ馬糞の川流れ

   モリ・カケの藁をつかんで沈むのか

      南無阿弥陀仏

 


「不倫女に私の名を、日本死ね!」ジャンヌダルク

2017-09-14 14:16:32 | エッセイ

私にはジャンヌダルクと天草四郎がそっくりに思える。いずれも若くして信仰に取り付かれ、絶望的な状況の人々に希望を与えたという。軍隊のシンボルとしてプロの軍人達に担ぎ上げられた立場も似ている。そして二人とも非業の最期を遂げた。
 日本ではジャンヌダルクの名前をよく政治的に利用するが、日本人に彼女についての知識がなくイメージだけでその名が広まっているからだろう。若手の男性政治家を「天草四郎」などと呼べばその違和感がわかるだろう。もっともジャンヌダルクは祖国に勝利をもたらしたヒロインとして、フランスでも絶賛されている世界的有名人ではあるが。でも女性政治家を「ジャンヌダルク」などと呼ぶのはそろそろ止めた方がいい。最近呼ばれた二人も碌な目に合ってない。ジャンヌダルクの呪いかもしれないよ。

 


四天王になれなかった笑福亭鶴瓶

2017-09-07 14:31:28 | 芸能

キラキラアフロで笑福亭鶴瓶が語ったところによると、入院中のナインティナイン岡村を見舞いに行った時に先に見舞いに来たという、たけし、タモリ、さんまのことを話題にして「この三人は凄いで。」と岡村に感想を述べたという。すると岡村から「中に入れませんでしたなあ。」と言われてショックだったと松嶋尚美に愚痴っていた。内心思っていたことをズバリと言われて傷ついたのだろう。

 鶴瓶がこの三人の中に入って「四天王」になれなかったのは、スタートに出遅れたからである。1980年に漫才ブームが起こり1~2年で終わったが、それが起爆剤となってさらに大きな「お笑いブーム」が巻き起こった。それまで下に見られていたお笑い芸人やお笑い関係のタレント達が、スターの地位を目指して一斉に駆け出したのである。その中心となったのは東京のテレビ局であり、もっとも力強く走り続けて最後まで消えなかったのが、たけし、タモリ、さんまであつた。彼らがビッグスリーとなったのである。ところが鶴瓶は、その大事な時期に東京のテレビ局に出ることがかなわなかった。自ら招いた不祥事のためである。彼が東京のテレビ局に出入りを許されたのは1983年である。彼はその時からスタートしたのである。明らかに出遅れてしまい、他の連中が1~2周前を走っているのを全速力で追いかけたのである。鶴瓶には実力があったから、多くの人々に追いつき抜き去ることができた。しかし先頭の三人に追いついて「四天王」になることは出来なかった。変革期の2~3年がいかに重要であるかとつくづく思い知らされる事例である。