濁泥水の岡目八目

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カチューシャ&ペーペーシャー

2021-07-15 14:56:35 | 歴史談話

カチューシャ&ペーペーシャー

 独ソ戦でソ連軍はよく冬季攻勢をしかけたが、必ずウオッカが支給されたという。過酷な厳寒での突撃は酔っぱらわないとやれなかったらしい。前線から「ウオッカを送れ、兵士が動かない!」と要求されたという。迎え撃つドイツ軍もシュナップスのような強い酒を飲みお互い飲んだくれていたらしい。

「忘れられた兵士」ドイツ少年兵の手記
  ギイ・サジュール
には冬季の塹壕では薬莢と共に酒瓶がゴロゴロ転がっていたとある。また第一次世界大戦の「兵士シュベイク」には火が焚けない(敵の砲撃を受ける)のでラム酒を飲んで凍ったシチューを食べる話が出てくる。ラム酒がないと戦えなかったらしい。