真珠湾攻撃は政治的大失敗であった。これによってアメリカ国民は日本に騙し討ちにされたと激怒して、一致団結して戦争に突入したからである。これは明白な事実であるのに、これを認めずにルーズベルトが悪いなどとピーピー泣き言を並べるのは見っともないからもうやめろ。ルーズベルトはアメリカの大統領であり、アメリカの国益と自分の利益を優先させるのは当然である。なんで日本の事など考えるんだ?利用しようとしか思いっこない。日本はルーズべルトに利用されて戦争に引きずり込まれた。利用される奴が馬鹿なんだよ。戦前の大日本帝国は馬鹿ばっかりが指導者になって滅びた。日本人はこの悲しくて辛い現実を嚙みしめて、二度と馬鹿に権力を持たせないようにせねばならないのに、ルーピーやゴミカンを総理大臣にしてしまった。日本社会は平和が続くと組織が腐りやすいようである。今日の日大を見ても分かる。見るも無残な権力者はかつての自民党都議連親父とそっくりである。狭いムラの中でとぐろを巻いているうちに、世間の常識とかけ離れた薄汚いムジナ親父が出来上がってしまった。ムジナが尻尾を掴まれて穴から引きずり出されたら、その姿は目もあてられない。哀れなものである。問題はそんなムジナを生み出した「穴」にある。ムラと言ってもいい。戦前の日本も陸軍ムラ、海軍ムラ、外務省ムラが国益を無視して自分勝手に動いて、国を破滅に導いたのである。日本人はそれを忘れてはならない。真珠湾攻撃をアメリカ人が怒ったのは、日米が外交的に対立していた事を何も知らなかったからである。ルーズベルトは国民に知らせようとしなかった。そのほうが得だったからである。それなら日本政府、外務省がアメリカ「国民」に知らせるべきであった。日本の国益になるからである。ところが何にもしなかった。やろうとする意識すらなかった。蒋介石は宋美齢を使って中国の立場をさんざん宣伝していたのに。日本の外務官僚には国益を守ろうという意識は全く無く、外務省内の出世しか考えていなかったからだろう。外務省ムラの親分達がアメリカ国民への宣伝に価値を認めなければ、それを主張しても出世に有利にならない。外務省ムラは特権に胡坐をかき、自分達の世界に閉じこもったムジナ親父達に支配されていた。陸軍ムラ、海軍ムラも同じである。それらを指揮するリーダーはいなかった。平和で安定すると日本人のムラはリーダーを忌み嫌うのである。裏でこそこそ動くムジナのような権力者ばっかりになるのである。公然たるリーダーは責任感を持ち堂々と振舞う。ムジナにとっては劣等感を感じさせる不愉快極まりない存在である。
吉田茂が総理大臣の時にどれほど非難され、悪口雑言を浴びたか想像もつかぬほどである。私はもちろんまだ生まれていなかったが、山本夏彦さんが怒りを込めて書いていた。マスコミや野党から総攻撃を受けたのだ。与党内からもである。それに比べれば安倍総理への批判はまだまだ軽い。批判するマスコミの力が完全に衰えたからである。マスコミもかつては巨大なタイタニック号のような威風堂々たる存在だった。しかし今ではネットという氷山に大穴をあけられて浸水して傾いている。沈むのも時間の問題だろう。
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仕掛けなきゃ適当に事件でっち上げて無理やり戦争に持ってったよ
アメリカのやり方見てたら