九分、現地の人はジョッフェンと発音していた。
映画「千とちひろの神隠し」の温泉宿のイメージとなった所で、
夕方になると、色んなお店が並ぶ細い路地にぶら下げられた
赤い提灯に灯が入って、何とも言えない情緒が溢れる街だと言う事で、一度行ってみたかった。
今回のツアー最終日に4000円でジョッフェンオプショナルツアーがあったけど、
午後には飛行機に乗らないと行けないので、午前中のツアーとなる。
やっぱり夕方に行きたい。
と言う事で台湾到着早々、勝手にジョッフェンツアー決行~。
MRT(電車)を降りたらそこからはバス。
台北市内と違って田舎町はバスターミナルらしき物はなく、
どこでバスに乗れるのかさっぱり分からない。
でも、現地の人に聞くとどの人もとても親切で、丁寧に分かるまで教えてくれる。
やっとの事でバスに乗っていざ出発~。
ガイドブックによると40分くらいでジョッフェンに着く。
ところが・・・
バスが止まる所はバス停らしいけど、停留所名が書いてない。
車内アナウンスも一切無い。
どこで降りたらいいのか分からない・・・。
「ジョッフェンに行きたい。降りる時は教えて。できる?できる?」
運転士さんに多分変な中国語でしつこく念を押して、ようやく安心して景色を眺められるようになった。
ここがバス路線なのっていうような舗装されていないぐにゃぐにゃ道を通って・・、
バスは縦に横に上下に揺れに揺れて・・、
ジョッフェン到着~
お~、ちひろのお父さんとお母さんが豚になってしまった所だ~。
大きくて長いスイカ。
西瓜汁は100%スイカの汁、渇いた喉と身体に染みわたる~。
一杯60円は安い。(1元≒3円)
夕方になって提灯に灯が入って、ますます千とちひろっぽい~。