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鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

鈴鹿の地域医療のこと

2014年01月15日 14時58分33秒 | Weblog
鈴鹿市の地域医療政策に関心を持ち、地域医療を応援する会で活動を始めてから6年以上経ちます。 もちろん、定例会一般質問で医療問題を取り上げたり、所管の文教福祉委員会(現在は生活福祉委員会)に所属した際に積極的に意見を出したり、鈴鹿亀山広域連合議会の一般質問でも両市の課題として取り上げるなど、オープンな場で発言しながら取り組んできています。 先だっては、有志議員で作成した鈴鹿市財政白書の編集で、医療や福祉に関するクイズの編集を担当したりしています。これらのような活動を通じて、行政との連携も深めながら政策に取り組み、実となった取り組みも多々あります。

例えば行政の取り組みについて、救急医療体制の整備や1次救急受け入れ病院への補助、地域医療グループの設置などの施策への取り組みや、小児医療費助成の案内封筒への啓発文印刷など、大きなことから小さなことまで、行政内部での地域医療に関する意識啓発など、いろいろな面で活動の意義がでていると感じます。
また、地域医療を応援する会では地域医療の現状を学ぶ会を、健康づくり課や鈴鹿市消防と協働で実施してきました。その中で小児救急24時間受け入れについての署名活動を行い、1万人近い人に署名を頂きそれを市長に提出、それを受けて大学などに市長が働きかけを行ったことで、24時間の態勢までは無理だったにせよ、医師派遣について前向きな動きが出たということもあります。
個人としては、愛宕校区青少年育成町民会議会長をさせて頂いていたとき、愛宕小学校区の医療機関マップを地域からの委員の方々の協力で作成したことや、配布している議会報告などで取り上げたことなどがあります。

市の地域医療に対する動きや住民の方々の動きが、プラスの部分もマイナス面も見えると考えられるのは、鈴鹿市応急診療所の受信者推移に関する次のグラフです。

このグラフをみると、6歳時までの利用が横ばいになっており、その意味では小児救急医療について、いろいろな方の啓発などを通じて保護者意識にも変かがあるのではないかと読みとれる一方で、それ以外の年齢は右肩上がりになっており、コンビニ受診といった意識の課題なのか、それとも就労環境などの影響なのか、どちらにせよ改善を検討すべきなのだと思います。
コメント
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