鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

12月議会一般質問

2010年11月29日 14時28分30秒 | Weblog
12月議会の一般質問では、「地域医療」、「地域防災」、「市長等の退職手当」の3つをテーマにします。この期の議会も、あと来年の3月議会となり、できるだけ次の改選後も氏鈴鹿市のテーマとして残したいと考えています。

地域医療については、現在の健康づくり課での取り組みから、地域医療対策室のような専門的に取り組みを行う部門へ移行するべきと考え、その設置と根拠となる事例についてを問いたいと思っています。

地域防災については、火災災害を想定し、それに対する備えという観点から質問を行います。

市長等の退職手当については、人事院勧告を受け一般職の給与が減額となったなかで、かなり高額と考える市長退職金について市長はどう考えるのか、減額をすべきという立場から質問を行います。
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市民と議会の条例づくり交流会議in東海

2010年11月27日 20時28分49秒 | Weblog
昨日は、市民と議会の条例づくり会議in東海の本日でした。朝、10時から会場に入り、交流会もふくめて午後8時まで刈谷市の産業振興センターいることになったのですが、終わっての感想は、関わってよかったということです。

告知はなかなか広がりがうまくいかず、鈴鹿からはわかっているところで、私と議会事務局から一人という状況でした。広げにくかった理由のひとつは、会場が刈谷ということと、名古屋の近くで開催ということもあり、愛知県でのイベントとメディアなどの判断があったからかもしれません。
しかし実行委員は、東海三県の議員と市民をはじめとして、東京などからの応援スタッフもあり、愛知県という枠にとらわれないものでしたので、この東海地域のなかで、すくなからずのインパクト、動きだしのきっかけになるのではと思います。

全体会の進行では、打ち合わせのなかで江藤先生からの提案もあり、急きょ壇上に上がることになったりしたものの、大きなミスもなく終わったことはよかったです。

交流会でも刺激をいろいろな方との話から受けました。この刺激がプラスになるようにこれからも取り組んでいきたいと思います
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議員提案条例

2010年11月25日 23時41分38秒 | Weblog
議会改革のいろいろな話の中で、二元代表制のもとでの議会の政策立案機能として、議会提案の条例策定が話に出ます。たしかに、条例策定ということについては、積極的に議会が動いていく一つの領域ではあると思います。
しかし、だからと言って、議会で条例案を策定して、議会で議決を行うことができるということについて、物事を単純に考えてよいとは考えません。

行政側の提出してくる条例案について、市民もまじえて策定しているものなどは、パブリックコメントなどの過程を経て、最終的に議会に提案されてくることが多く、その点で、行政側も市民参画を意識していると言ってもいいと思います。それはある意味、議会に提出するためのアリバイ作りのような側面もあるかもしれませんが、少なくとも、正式に議案にして議会に提出する前に、広く市民に告知しているということから考えると、市民と協働ということを実践していると言えるかもしれません。

このような行政の動きがある中で、議決権があるということで、議会が条例を策定し、その条例案が市民にとって意義のあるものだと議会で判断したとしても、市民にその内容を知らせずに議決を行い、議決結果のみを知らせればよいというスタンスであれば、それは市民の存在しない議会となってしまうのではないかと危惧します。

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民意の重さ

2010年11月25日 07時30分18秒 | Weblog
名古屋市での市議リコールに関する署名について、市選挙管理委員会による審査の結果、リコールを成立させるための有効数に達しなかったことは、市議会にも、市長にも、市民にも、大きな課題が投げかけられたことはまちがいのないところだと思います。

名古屋市議会については、やはり必要数に達しなかったとはいえ、市民の署名数から考えれば、議会そのもののあり方が大きく問われる点でしょう。このことは、私たち地方議員に一様に投げかけられているものだと思います。
議会改革の必要性はもちろんですが、議会全体の制度や仕組みについてのことだけではなく、個々の議員について、議員としてのあり方も問われているのだと思います。「議員」という肩書を目的としている人や、その待遇だけを求めている人がいるとすれば、書名から見える市民意識とのかい離はなくならないと思います。

名古屋市長については、自分の側に与する市民を煽るような言葉遣いでこれまで進んできていますが、今回の件でも感情を刺激するような言葉遣いが見られますが、これだけの署名が集まったということは、「減税」と「議員数半減、報酬半減」という単純な構図でものを語るのではなく、市政全般に関して説明責任を果たすことが求められるのではないでしょうか。また、自らが辞職して信を問う選挙を行うということも行うべきではないと思います。やはり、自らの職責を全うすることではないでしょうか。

市民について、署名数から見える民意という点では、今回の件が否定されるものではないと思います。他の政策課題についての住民投票であれば、投票と署名が重ならなくても民意と考えることは妥当と思います。
しかし、市議会議員は選挙という民意で成立する過程を経て選ばれていることから考えると、リコール署名に至る過程について考えるべき点はあるのではないでしょうか。
投票所に行き、例えそれが白票であれ選挙権を行使することは、市民の重要な権利のはずです。その権利の上に、市長にせよ市議会議員にせよ選ばれているはずです。投票をしないことも態度表明だといえますが、白票として投票をすることとの差はあるはずです。

振り返って、今回、署名をした人たちのうち、どれだけの人が選挙に行き、実際に投票を行っていたのでしょうか。その点が気になります。よく一票の格差ということが言われますが、選挙で投じられた一票と街頭での署名は同じと考えられるのでしょうか。
また、選挙で投票を行った人たちについても、自分の投票した議員への市民としてのチェックはどうだったのかということが問われるのではないでしょうか。
これまではあまり意識をすることがなかったことだと思いますが、今回のリコールに関する署名の結果から、やはり考えていくべき点ではないかと思います。

劇場型の政治ではなく、さりとて熱意の感じられない政治でもなく、自分たちの求める政治を、その地方にあった地方自治のあり方を、市民も議会も首長も真摯に考える。それが見える署名だったのではと思います。
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名古屋にみる

2010年11月16日 18時19分42秒 | Weblog
名古屋市を取り巻く状況がいろいろ騒がしい。と言っても、愛知知事選挙に自民党現職国会議員が立候補意志があるとか、減税を旗印にしてダブル選挙だとか、政争的な雰囲気がどうも報道からは感じるのだけれども…。
リコールに関係する署名にしてもそうで、選挙管理委員会が精査をするということになったら、そのことについての批判論調が出る。そのようなことを見ていると、署名活動の主旨が選挙を目的とだけしていたような印象にもなると思います。

政争的な動きをここでこれ以上いうことはないのですが、やはり政治の方の動きは気になります。その点を取り上げた記事などが少ないことは、今の地方議会と市民との関係の課題の一端があると思います。

1年の対応となっている10%減税の検証はどうなっているのか、COP10は話題になっていたが平針の件はどうなっているのか、行財政改革を進めているのか、そもそも河村市政になってどのような変化が名古屋市行政にあったのか、地方交付税交付団体になったときそれでも減税を続けるつもりなのか、そのようなことが見えてきません。
市民、議会、首長のそれぞれが、本来はそこに注目するべきではないかと思います。

市民は市政についてどれだけの情報を得ているのか、得ているのは議会に対する市長の論調が中心になってるのではないか、市長が発信するメッセージが中心になってはいないか、その辺りはどうなっているのか気になります。
署名をされた方々についても、リコールの署名対象となった市議への不満について、自分の投票行動とその後のチェックをしていたのか、対象となった市議についてどれだけ情報を得て、自分なりの判断をしたのか、やはり考える時間を持つべきではと思います。

そのための情報源としての地方メディアは、市民が考えるための情報を客観的に報道していたか、情報が政争に偏っていないか、メディア自身もこれを機会に問い直す部分があるのではないかと思います。地方自治が活性化し、住民の自治への参加が増えていくためには、地方メディアは重要な役割を担うと思います。

三紙の新聞を購読していますが、今のところ、名古屋関連の記事は政争的な内容が多いように感じています。選挙ではなく、ここまでの河村市政についてを記事で読みたいと思います。
統一地方選が目の前ですから、減税日本という形で立候補を考えている人達についても、市民税10%減税と議員定数半減ということだけでなく、その上でどのような政策を考えるのか、どのような地方議会を考えるのか、メディアは意識して取り上げるべきではと思います。
また、任期途中で市民に信を問うとして辞職し選挙をすることは本当に市民のためなのか、任期を全うし職務に専念することが首長に求められるべきではないのか、メディアこそが客観的に情報提供をするべきではないのか、そう思います。

ともかく、名古屋のことから見えることは、地方では、市民・議会・メディアそれぞれのつながりのあり方も考え直すべきではないかということです。
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‘バ’つながり

2010年11月15日 12時28分32秒 | Weblog
昨日は、市内の男性9人制バレー大会「連合杯」がありました。午前中から昼まで、市内各地の中学校区を基本としたチームが参加、盛り上がる大会になっていました。このような大会に出ていても、鈴鹿市はバレーが盛んな地域なのかなと感じます。

午後からは若松公民館で開かれた大黒屋光太夫記念館の設立5周年記念行事、バラライカの演奏と朗読の集まりに参加していました。

バラライカの生音を初めて聞いたのですが、独特の物悲しげな音色と、ロシアでも評価されている北川氏の演奏は印象的でした。
12月には玉垣のふれあいホールで光太夫のオペラもあります。

夜は原永自治会の役員会に出席、地域の状況や課題についてを聞いていました。
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行事の多い日

2010年11月14日 01時57分11秒 | Weblog
昨日、13日は各地で行事が開かれていました。
朝からは年2回恒例になっている若松海岸通り美化ボランティア活動に参加していました。今年は台風もなく、流れ着いているゴミも少なめでしたが、原永の海岸にはパンクしたバナナボートが打ち捨てられていたりと、海のレジャーのマナーについて考えさせられます。また、流れ着いているヨシ類についても、昔はかまどの燃料として使っていたということ、流れついたらすぐ集めていたと。今は燃やすとダイオキシンと言われるけれども、本当に大きな問題だったのなら、過去から健康被害が多々出ていたのではと思います。

次に行ったのは、ベルシティで行われていた安全・安心フェスタです。こちらのほうは、出席とかそういうことではなく様子を見に行ったのですが、センターコートでの子どもたちへの表彰を見ていました。その場で、生活安全部長と話をしたりしながら気づいたのは、せっかくのイベントであったのに、客観的に見ると看板に書いてあることからでは、どういうことで表彰しているかわかりにくかったということです。このような点は改善の余地があるかもしれません。

移動し、ジェフリーすずかで開かれていた年金生活者の方々のイベントの様子を見に行き、その後、一宮の解放センターで開かれていたぬくたいフェスタの様子も見に行っていました。ぬくたいフェスタは、ここ3年ほどおじゃまさせて頂いています。きっかけはある職員さんに誘われたことからなのですが、いっせん焼きを食べたり、そこで遊んでいる子どもたちの様子を見ながら、いろいろ会話をして楽しませて頂いています。

それから津に移動し、アスト津で開かれていた ―みえ不登校支援ネットワーク設立記念フォーラム―「つながる安心と育ち」を聞きに行っていました。

事務局をしている三重シューレの石山佳秀さんは、足かけ10年近く、三重にフリースクールをつくる会から活動を積み重ねて、ここまでのところまで活動を広げられていることには頭の下がる思いがします。
不登校については、鈴鹿市でも取り組みについて考えていくことが必要だと思います。その際に「とぎれない成長支援」という視点は非常に重要になると、フォーラムを聞いていて思いました。

不登校の課題にもし向かい合っている方がいらっしゃったら、こちらのHPをご紹介ください・・・
みえ不登校支援ネットワーク
http://www.mie-futoko.net
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ゾマホン

2010年11月12日 19時39分35秒 | Weblog
ゾマホンの話に入る前に

今日は、午後からは愛宕小学校の研究授業発表でした。研究主題は「基礎的な力を大切にしながら、考えを伝え合い深め合う子をめざして」として、読書活動と国語授業を通じて、子どもたちの学習への取り組みや、生きる力につながることを目的としたものでした。授業については、複数の教室を見て回ったのですが、やはり国語という科目の特性からか、通してみないとわからないと思いました。


子どもたちの授業を見学した後は全体会となり、三重大付属小学校校長の橋本博孝氏による講演がありました。国語の授業、教科を通じて子どもたちになにが伝えられるか、「授業で物語を読む意味」と題した話で、印象に残った言葉は「違う感じ方をしている他者との出会いが人格をふくらませる」ということです。「考え方」ではなく‘感じ方’ということ、そのことに共感するものがありました。

夜は鈴鹿青年会議所主催の公開例会「国際人への第一歩」を聞いています。今日の例会では、テレビ等で有名なベナン共和国のゾマホン氏の講演がありました。内容はというと、語り口調はテレビでのそれでした。独特のテンポで話す内容は、自分の国と文化を大切にというメッセージが散りばめられ印象に残るものでした。

私たちに続く子どもたちのためにも、この国の文化、まちを守る。
ゾマホン氏はこのまちの政治家にも言いたいと話しました。その一言は、私にとって自分に突きつけられた言葉のように感じました。
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拓殖大学地方政治センター

2010年11月12日 18時45分30秒 | Weblog
昨日は名古屋市で拓殖大学地方政治センターの竹下譲先生に呼び掛けで東海地方の地方議員の勉強会が開催され、それに参加していました。
集まりには、竹下教授をはじめとして、並河信乃拓殖大学教授、三谷三重県議会議長、大府市議鷹羽さん、北名古屋市議桂川さん、瀬戸市議臼井さん、松阪市議海住さんと植松さん、神奈川県議菅原さん、鈴鹿市議杉本さん、東郷町議神谷さん、常滑市議井上さん、恵那市議安藤さん、私といったメンバーが参加していました。


午後1時半からはじまった話し合いは、現在の議会の状況や、個々に思うところを自由に発言、それに対して皆で意見を交わす形で、非常に熱のはいった会議を5時までしていました。
国でも地方政治のあり方が議論され、地方議会のあり方も問われているが、果たして今の議会でできること、いまの制度を使いきっているのか?現在の問題は、仕組みの問題なのか、各々の議員の技量の問題なのか、などなど尽きることはありませんでした。

私も議員となり議会に携わるようになって4年目、議会の可能性と限界を感じながら、年を重ねるほどに、市民として見て考えていた理想としての議会と、実際に身を置く議会の現状のギャップにもどかしさをおぼえています。
いろいろな勉強会で出会う、同じ立場、1期目の他地方議員の方々も同じようにギャップを感じている人が多く、その話を聞きながら、意見を交換しながら、自分のまちで市民と議会のあり方を問い直し、よりよいものにしたいと思います。
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水曜のできごと

2010年11月11日 11時37分20秒 | Weblog
昨日は午前中に若松総代会があり、顧問の立場で出席させていただいていました。その後は自宅に戻り、すこし時期を外している感はありますが、9月議会報告を作る作業をし、夕方からジュニアバレーのコーチをしたあと、夜にすこし用事をしていました。

若松総代会では初参会(自治会の全体集会)の日程についてが議題にありました。1月の上旬にそれは固まっているのですが、各自治会を初めてお伺いさせていただいた頃から今までの流れを思いだし、やはり感慨深いものがあります。

いろいろな運営の仕方が自治会によってあると思いますが、このような機会に顔を出したりすることは、それぞれの自治会や地域で住んでいるなかで、有形にせよ無形にせよプラスの面があると思います。このような場に参加することこそ、住民として自治に取り組むことなのだと。

これからの世代にとって、地域での自治はどのような形になるのか、私たちはすこしずつ考え直すと共に、子どもたちにどのように伝えるのかを考えるべきなのかもしれません。
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