鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

ここのところの話

2011年01月26日 01時10分12秒 | Weblog
ここ1週間ほどブログが止まってしまっていました。
とは言っても、なにもなかったわけではなく、いろいろあった1週間でした。まず、体調不良だと、やはり気持ちの方も集中しにくかったということです。身体が資本とよく言われたりしますが、そのことを実感しました。

1月20日は、午後に三重県体育協会主催のスポーツ医科学セミナーを受講するため、県文化センター内にあるフレンテみえに行っていました。バレーボールの指導者ライセンスの更新の必要もあり行っていたのですが、元シンクロ選手の武田美保氏の講演は、関西弁で聞きやすく面白いものでした。

目標に向かってのメンタルの作り方や、壁にあたった時の話など、参考になる部分もありました。ただ、ご本人のバイタリティによるところもかなり大きいのだということも感じました。

1月22日には、けやきホールで開かれたNTT西日本研修センタ敷地内にある旧日本軍格納庫を守るシンポジウムに参加していました。シンポジウムには250人以上の方々が参加し、戦争遺跡についての基本的な話から、格納庫についての話に耳を傾けていました。シンポジウムでは、終わりに市とNTTに再考を求めるということで意見がまとめられていました。

戦争遺跡としての格納庫にも関心はありますが、やはり、NTT跡地については今からでも再考すべきではないかと思います。

1月23日には、三日市地区地域医療を考える会がありました。清和公民館で開催された集まりには、多くの市民の方々が参加、小児医療を含めた鈴鹿の地域医療の課題にみなさん熱心に耳を傾けていました。

鈴鹿では小児医療についてが課題になってきます。これからも真摯に取り組んでいきたいです。
午後からはジュニアバレーの県大会予選に少しだけ顔を出した後、地元に戻り、数人の方々と懇談させていただきました。また、夕方からは原永ナイスミドル会の初集会に参加していました。

あけて、24日は23日にお聞きした地域課題について市役所の担当課で話をして情報収集などを行いました。
昨日、25日は農林水産業を考える会のあと、数人の議員とこれからの鈴鹿市と鈴鹿市議会について意見交換をしていました。
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燗酒から考える

2011年01月18日 14時21分01秒 | Weblog
今日は体調不良で休んでいます。
なので、ブログも閑話休題な雰囲気にしてみようと思います。

普段から晩酌をしているように思われたりすることが多いのですが、実際はあまり家でアルコールを摂取しません。毎日飲みたいという訳ではないことに加えて、なにかと用事があったりすることも要因なのですが、ともかくたまに飲むだけです。

日本酒が好きなので、鈴鹿の米でお酒を造る会などに参加したりしているのですが、家で飲むときはゆっくりしたいときには日本酒という選択が多いです。写真は少し前に撮ったものですが、鈴鹿川の燗酒と、いただきものの古漬けの白菜漬け物に塩昆布をまぶしたものです。

これらを楽しみながら、乳酸発酵した漬け物にあうなぁ~などと思っていたわけです。

ここで思い出すのが、知り合いの方との会話の中で「‘五臓六腑に染み渡る’というのは、お酒のなかでも燗酒やなぁ」とあったことです。この季節、‘くぅ~’というような感覚で、体の中から温まるような感覚は、燗酒の特長ではないでしょうか。もしかすると、燗酒のこのような感覚が、先の言葉を生んだのかもしれないですね。

また、日本酒を醸すには、米と水、酵母の働きということを考えると、私たち日本人の生活と密接に繋がっているもののはずです。
よい米を作れないところで、私たちは食の安心を得ることができるのでしょうか。醸すために必要な水が汚れているところで、私たちは体の6割以上を占める水分を、どこから得ればいいのでしょうか。醸すためには低温の状態がある程度必要ということからすると気温が高くなることで醸しにくくなることは、温暖化とつながっているのではないか。
そんなことに思いをはせます。

たかが酒、されど酒。
当たり前と思うことのなかに、いろいろ考えることがあると思います。
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報酬と定数

2011年01月17日 12時37分03秒 | Weblog
全国のいろいろなところで議員定数と報酬についてが話題になっています。身近で言えば名古屋市で、住民投票も告示されたところです。専決処分という形で、議会の日当化をしようとしたりした元阿久根市長は、リコール後の出直し選で落選をされたということも耳に新しいところです。

底流にあるのは‘議会はなにをしているのか’から始まる市民の議会への不信感であろうと思います。また、市民から見て特権的と映る存在への怒りのような感情も入り交じっているかもしれません。それは元阿久根市長の出直し選での得票数からうかがえるのではないかと思います。

そこで報酬と定数について考えるのですが、‘今のまま’であれば、鈴鹿市議会も報酬と定数を真剣に見直しの方向で考えるべきだと思います。しかし、今に留まるのではなく、これから先の市民と議会の関係を築くという視点から考えると、単に数字と金額の話になりがちなこの課題を、より広い議論で考えるべきだと思います。

報酬について言えば、今の会期日数で考えるのではなく通年議会の発想で考えれば、単純に日割りで考えるのではなく、今の地方自治法上でできることを最大限に行う議会という姿のために、生活給という考えもありえるはずです。
市民との意見交換会の開催、交換会からの課題抽出と政策立案、決算からの事業仕分け、常任委員会の所管事務調査をもっとこなすなど、まだまだできることするべきことがたくさんあります。それらを基本条例などで議会の義務としてから、報酬を考える方が、これから先に地方政治に取り組もうとする世代のためにもいいのではと思います。

定数について考えると、定数を減らすためにはどのような条件、どのようなことを議員に議会に求めるのかを、地域についても地方自治体全体についても、住民自治との関連から整理することが求められるのではないでしょうか。また、少子高齢人口減少社会に向かうこともはずせない要因です。
ちなみに定数について、最近の地方自治法改正で人口に対する‘上限定数’の考えがなくなっています。つまり、自分達に必要な、あるべき議会の姿はどうなのかを考えるにあたって、非常に広い議論が可能になっているということです。

どちらを考えるにしても、議会にも市民にも、感情的な議論ではなく、論理的にも責任を持ちながら、広く深く議論することが必要だと考えています。


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メディアの存在

2011年01月15日 19時13分33秒 | Weblog
さきほど、テレビの報道番組で政治家のネット利用ということで、広島市長のyoutubeでの発言や、小沢氏のニコニコ動画などでの発言についてが話題として取り上げられていました。その内容の詳細について言及はしませんが、やはり、新聞や雑誌、テレビなどの既存メディアはひとつの岐路にあるのではないかと思います。
これはネットメディア礼賛ということではなくて、市民に対する情報提供という面で、既存メディアはネットの持つ特性、例えば生中継や情報量の制約受けにくいなどを取り入れながら、自らががもともと持っているとされる独自の視点での編集などを活かした情報提供を行うという可能性があるのではないかということです。

やはり、受け手への客観的で公平な情報提供の上に、独自の視点でのジャーナリズムが成り立つのではないかという意識を、取材し編集する人たちが持たなければ、これからの時代、ひとつ間違えば、言葉の暴力になるかもしれないという可能性が非常に高くなっているのではないでしょうか。

今日の中日新聞で‘利益代弁こそ「神髄」’と大見出しの記事がありました。名古屋市での住民投票を意識しての記事の構成なので、どうしても記事の編集に、古い体質の議会をあぶり出すというようなバイアスがかかっているような感じがしました。
名古屋市限定の情報提供であれば、今回のような記事の提供はいいのかもしれません。が、なぜそのようなことになっているのかについて、記事は市民の側からの視点にかけているように見受けられました。そこに、記事のまとめが河村氏のいう議員のボランティア化とつなげられていることから、先にかいたような印象がより感じられたということです。

また、昨年11月に「市民と議会の条例づくり交流会議in東海」の開催がありましたが、そのことはこの地方のメディアでほとんど取り上げられていない。開催の情報提供を愛知県庁と名古屋市役所の記者クラブで行いましたが、取材に来たところはほとんどないという状況でした。一方で当日、個人的にその場に来ていた三重県の某新聞社の記者さんがいたことは、まったく関心がないことではないことを現していると思います。

話は戻って、利益代弁だけではないという思いから、これからの地方議会のあり方を真摯に考えている地方議員も多くいることを、やはりメディアは伝えることが求められるのではないでしょうか。
メディアに期待する部分があるからこそ、これからの地方自治と地方政治には、地方メディアの存在が大切だと思うからこそ、メディアについて考えることが大きくなります。
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地域医療

2011年01月14日 12時36分55秒 | Weblog
昨日は午前中から午後にかけて、12月議会の報告紙を自分で配布していました。(ホームページにPDFでこれまでのものを掲載しています。)
配布しているものについて、「まともに読む人はほとんどいないぞ」「自己満足なんじゃないのか」というご意見をいただいたりしますが、一方で楽しんでいただいている方もいることを聞いたりもします。読んでいただいている方は、配布しているなかの1割もいらっしゃらないかもしれませんが、議員としての自分の説明責任と考え、妻やときには子ども、私の両親の協力を得ながら、愛宕小学校区だけになってしまいますが配布をしています。

さて、報告紙の配布を終えたあとですが、すこし若松地区市民センターにいったあと、午後6時から8時半まで津の三重県医師会館で開催された三重大学大学院主催の「まちなか集積医療」についてのシンポジウムを聞きに行っていました。

講師には伊藤由希子東京学芸大学准教授、長谷川敏彦日本医科大学教授、イチロー・カワチハーバード大学教授、古元重和三重県健康福祉部医療政策監がいらっしゃいました。

少子高齢人口減少社会に向けての考えとして、鈴鹿市における「まちなか集積医療」の可能性から地域医療を考えるヒントを得たと自分では思います。それを考える上で、カワチ教授の話されたソーシャルキャピタルについての講演は、地域社会との関係を重ね合わせて考えることに示唆を得たと思います。

シンポジウムに出たあとは、恒例の地域医療を応援する会の会合に出席しました。会では、会の活動についての話はもちろん、地方議会についての意見交換等も行い、最終的には11時頃に帰宅という一日でした。

地域医療は、医療だけの考えだけでなく、よりいろいろな社会的要素を組み合わせながら、鈴鹿市の産業として考えることも大切だと考えています。
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ナゴヤの討論会

2011年01月11日 09時42分17秒 | Weblog
昨日の名古屋での住民投票についての討論会は、無事入場することができました。名古屋市公会堂についた時間は当日整理券が配られる前で、まず整理券を手にし、2時開場を待つ列に並びました。

今の時勢を現してるなと感じたことは、まさに名古屋市の大きな話題の討論会が行われる一方で、成人式があったのでしょうか、その服装に身を包んだ若者が名古屋市公会堂の前にいたことです。彼らを責めるというのではありませんが、まさに選挙権を持つ彼らが直面する話題があるのに、彼らはあまり関心を持つふうでもなかったことに、今の世の中での政治と市民の関係を垣間見るような感じがしたのです。

会場は当初は埋まらないかなと感じていましたが、実際の討論が始まる時間になると、1階席がほぼ埋まる状況になりました。私の座席の隣には、一個人として傍聴に来られた三谷三重県議会議長さんと、臼井瀬戸市議がいました。他にも何人か、他市町議員の方をお見かけしました。

写真は、はじまってからの撮影は禁止ということでしたので、開始前の様子です。

内容はと言うと、今日の中日新聞に詳細が掲載されていたので、その点については新聞を参照頂く方がよいと思います。しかし、会場で直接聞いていて感じたことは、河村市長の発言に疑問を持つようなことが多々含まれていたのですが、たとえば市債400億円発行は借金ではないとの発言など、そのようなことについて、冷静な判断をしている人が少なかったように思えることです。

このようなことを書くと叱られるかもしれませんが、河村市長の感情的な言葉に呼応するように、パネリストの発言が自分たちの意に沿わないと感じたとき会場からヤジが飛んでいたことは、市民の間でも今回の議論が真剣に考えられたことではなく、河村氏の言葉の上で進んでいるのではないかと感じさせられました。

また、自分たちの対立軸として議会を置き、‘議会憎し’という感情をお持ちの方が多かったように感じました。先に書いた市債の件についても、それを冷静に減税との関係から考えるのではなく、「議員が報酬減らせばいいんや」と観客席で話している声を聞きました。
減税は減税できちんと考えなければいけないはずが、すべてを同列にしてしまっては、住民投票の際にも冷静な判断ができないのではないかと危惧します。

終了後に、大きな声でパネリストを個人的に非難する人がいたのですが、会場を後にする人が、「そういうことを言うのはだめだ」ということを言いながら通りすぎられたことに、これからの名古屋市民の課題の大きさを感じました。

映像をメディアを通して見るのではなく、やはり直接に言葉を聞き、会場の雰囲気を感じることができたことは、自分にとってプラスの面が大きかったです。
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41歳

2011年01月10日 11時46分16秒 | Weblog
昨日が41歳の誕生日でした。鈴鹿市では成人式も行われる日でもありましたが、自分の成人式から考えて、もう倍も生きているのだなと思うと、感慨深いものがあります。

さて、昨日は自治会の初集会を午前から午後にかけて8地区おじゃまさせていただきました。これで、予定していたところすべてが終わることになり、あらためて次の活動に移っていく時期に入りました。ここから数ヵ月の間、議会での仕事はもちろん、その他の活動も加速していくことだと思います。

今朝は地元老人会のみなさんの前で挨拶をさせていただきました。これから免許返納も含めて、高齢者の方々の日常の足となる公共交通をどう考えていくのかがより重要な政策課題になると思います。そのようなことを話させていただきました。

今は名古屋に行く電車の中です。入場できるかはわかりませんが、中日新聞主催の議会リコールにかかる住民投票についての公開討論会に行くところです。
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初集会

2011年01月02日 17時15分30秒 | Weblog
今日1月2日は、地元原永、垣内、浜田、禰宜垣内、中瀬古、馬場で自治会初集会がありました。年始の中、各地区ともに多くの自治会員の方が集まり、年度末の会計報告や事業報告、次年度の事業予定などの話し合いを行われていました。
私は地元若松地区の議員として、各自治会の場におじゃまをさせて頂き、年始のあいさつを行わせていただきました。一通りあいさつをさせて頂いた後、原永に戻り残りの議題を聞いていました(写真)。


今年の挨拶で意識したことは、このような挨拶を行うのが今年5回目であること、そのことを思い返しながら、一番初めに話した内容である「親子三代向こう三軒両隣」がまちづくりに大切であるということをあらためて考えたことをお話しし、すこし議会の話を加えさせて頂くような形でした。

向こう三軒両隣に関しては、若松地区で自治会総代会のみなさんや、大黒屋光太夫顕彰会のみなさん、若松地区地域づくり協議会のみなさんと活動する中で、いろいろ教えて頂いたことが、自分の考えとつながるものがあるというような内容で話をしました。

親子三代については、このようなつながりを持つためには「子どもたちにツケをまわさない」ということが大切で、議会はそのような意味でも大切というような内容で話をさせていただきました。

短い時間の中で、言葉足らずの部分もあることはもちろん、やはり自分自身が意識して話していることで、どうしても言葉が固くなったり、融通がきかない感じであることを、終わった後に自己反省しています。

明日も2地区で初集会がありますので、それに向けて整理したいと思います。
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あけましておめでとうございます

2011年01月01日 19時34分23秒 | Weblog
2011年、統一地方選挙の年になりました。
今年も難しい局面が、国政はもちろん、国際情勢、地方政治の場にも多く出てくることと思いますが、学んだことを糧にしながら、今の時代を真剣に考え、次の時代を考えつつ、鈴鹿を育てるように取り組んでいきたいと思っています。

どうぞ2011年もご支援とご指導をよろしくお願いいたします。

さて、大晦日から今朝にかけては、地元神社での新年を迎える行事に参加したりするなどしていました。特に地元の春日神社では、恒例になっている篝火の前で新年を迎えました。篝火を行うことについては、自治会の方々が交代で火を管理するために傍にいるのですが、このような場を一緒にいるということもなかなか良いものです。


かがり火のところに2時ごろまでいたあとは、一度自宅に戻り、お風呂に入るなどしてすこし休みを取り、5時半から歳時を行う菅原社(打越地区のお社)に行きました。小さいながらも、ここを起点に地域の動きへとつなげようとしている方々とお話しさせて頂いたことは、やはり自分の糧になります。
続いて7時からは地元春日神社での歳旦祭でした。ちょうど初日の出の時間と同じくらいになるのですが、30人近くの方が集まり祭りに参加されていました。やはり地元はよいものだと実感します。その後8時からは若松小川神社の歳旦祭へと赴き、9時からの千代崎住吉神社での歳旦祭と参加させていただきました。

若松の神社参りを一通り行った後は、愛宕小学校グランドに行われていた愛宕サッカー少年団の初げりにお邪魔させていただきました。一通りの用事が済んだ後でしたので、すこしお酒も頂きながら、懇談をさせて頂きました。年末から年始のこの時期にかけて、準備と当日の運営をされている保護者の方々の子どもさんも含めた熱意は、いつか実を結ぶ時が来るのだろうと感じました。

その後は、実家に行き年始の挨拶、すこししてから江島若宮八幡宮に行きお参りをしました。その後、身内の年始あいさつをした後、自宅で休んでからこのブログを書いています。

明日は、若松地区での初集会でのあいさつも含め、午前中から午後にかけて行動します。あいさつはいつも緊張しますが、自分の活動や思いを少しでもお伝えできればと思います。
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