多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

八王子市「松竹稲荷神社」

2012年03月16日 | 神社
松竹稲荷神社 

鎮座地 下恩方2209

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 真福寺

例大祭 4月3日

解説 
松竹地区の人々によって祀られた祠。

江戸時代の除地は8畝20歩。

市販の地図には松嶽神社と表記されている

八王子市「駒木野稲荷神社」

2012年03月15日 | 神社
駒木野稲荷神社 

鎮座地 上恩方町631

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 なし  

別当寺 村持ち

例大祭 2月初午?

解説 
駒木野地区の人々によって祀られた祠。

江戸時代の除地は150坪。

狛犬かわりの狐の神使1対は明治45年(1912)奉納。


稲荷神社の神使



・奉納年 明治45年(1912)
・石工 ?
・願主 ?
・右 玉取り
・左 子取り

八王子市「狐塚稲荷神社」

2012年03月14日 | 神社
狐塚稲荷神社 

鎮座地 上恩方町1155

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 なし  

別当寺 村民持ち

例大祭 2月初午

解説 
狐塚地区の人々によって祀られた祠。

江戸時代の除地は400坪。

近所の農家の人の話では昔その名のとおり狐塚という塚があったらしい。

八王子市「金山神社」

2012年03月13日 | 神社
金山神社 

鎮座地 下恩方町134

祭神 金山彦命(かなやまひこのみこと)

解説 
辺名地区の人々によって祀られた祠。

当地は戦国時代より刀鍛冶として名高い下原鍛冶の根拠地で、
当社も鍛冶の神様である金山神社を下原刀の始祖、山本周重が勧請したという。

八王子市「上案下熊野神社」

2012年03月12日 | 神社
上案下熊野神社 

鎮座地 上恩方町3429

祭神 伊奘那岐命 (いざなぎのみこと)
    伊奘那册命 (いざなみのみこと)
    大日靈命 (おおひるめのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 小沢氏持ち

例大祭 9月9日

解説 
上案下地区の人々によって祀られた祠。

明徳2年(1391)小沢石見が多摩郡小沢荘より当地に入植した際、
熊野本宮・熊野新宮・那智三山のご分霊を遷し山頂に祀ったという。

慶長年間(1596~1615)山火事により社殿を焼失、

慶長14年(1609)現在地に遷された。


熊野神社の狛犬



明和8年(1771)奉納の狛犬

八王子市特に恩方地区には、江戸時代の古い石造狛犬が残る。
(竜蔵神社・小津熊野神社・枠山神社など)

いずれも小型で阿吽形の区別はあるが、
玉取り・子取りなどの形式は見られない。

八王子市「八幡神社」

2012年03月11日 | 神社
八幡神社 

鎮座地 西寺方60

祭神 応神天皇(おうじんてんのう)

旧格式 ? 

別当寺 ?

例大祭 9月15日

解説 
創建年不明。

文化4年(1807)再建。

現在の社殿は昭和8年(1933)再建されたもの。

八王子市「秋葉神社」

2012年03月10日 | 神社
秋葉神社 

鎮座地 下恩方町618

祭神 軻遇突知命(かぐつちのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 心源院

例大祭 8月17日

解説 
元文2年(1737)心源院21世霊田と関口八兵衛の発願で再建された。

元八王子地区の神社概略

2012年03月09日 | 神社
元八王子地区の神社概略

八王子の名の起こりは平安時代当地に八王子権現を祀っていたことによる。

戦国時代、北条氏照が八王子城を築城したことにより、
当地は現八王子市域の中心地となった。

北条氏滅亡後、中心地は現在のJR八王子駅周辺(甲州道中八王子宿)に移されたが、
八王子の地名は継続してこの地域を示す総称として使用される事となった。


これにて元八王子地区は終了。

明日より恩方地区の神社を紹介予定!

八王子市「横川神明社」

2012年03月09日 | 神社
横川神明神社 

鎮座地 横川町1051

祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)

旧格式 無格社  

別当寺 西明寺

例大祭 8月

解説 
瀧原地区の人々によって祀られた祠。

天文9年(1540)創建という。

八王子市「諏訪神社」

2012年03月06日 | 神社
諏訪神社 

鎮座地 諏訪町1

祭神 建御名方命 (たけみなかたのみこと)
    八坂刀売命 (やさかとめのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 ?

例大祭 8月26日27日

解説 
大治元年(1126)信濃国諏訪大社、上社下社のご分霊を遷した。

元亀年間(1570~73)に、北条氏照が社殿を再建。

元和9年(16)には代官、高室金兵衛が社殿を再建している。

かつては「お諏訪の社」と言われ、大樹が多数あったが、
昭和41年(1966)の台風26号により社殿とともに多くの樹木が失われてしまった。

社宝として、寛政17年(1791)加藤鋳物師甚右衛門智義鋳造のご神鏡が伝わる。

例大祭は饅頭祭といわれるが、
これは氏子が饅頭を作って奉納する事による。

また、四谷の人々によって「龍頭の舞」が奉納される。



諏訪神社の狛犬



・奉納年 昭和15年(1940)
・石工 八王子 石鎌 刻
・願主 川口村字荒井 橋本?八 同タメ他
・右 吽形 玉取り
・左 阿形 子取り
・記事 皇紀2600年記念の奉納とある。

八王子市「住吉神社」

2012年03月05日 | 神社
住吉神社 

鎮座地 叶谷町1072

祭神 上筒男命 (うわつつのおのみこと)
    中筒男命 (なかつつのおのみこと)
    底筒男命 (そこつつのおのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 ?

例大祭 6月3日 9月19日

解説 
永承6年(1051)源頼義が三田源五広綱に命じて摂津住吉大社のご分霊を遷したのが創建という。

天正10年 (1582)北条氏照によって再建された。

天正18年(1590)八王子城の落城によって焼失したが、
翌年徳川家康より朱印地10石を賜った。

社殿の背後には泉があるが、かつて社叢に鵜が営巣しており、
鵜森神社とも言われた。

社宝に永禄3年(1560)造の鰐口が伝わる。


本殿

弘化元年(1844)築で壁面に彫刻が施されている。


八王子市「弐分方八坂神社」

2012年03月03日 | 神社
弐分方八坂神社 

鎮座地 弐分方町263

祭神 素盞嗚命(すさのおのみこと)

解説 
京都八坂神社のご分霊を遷したというが本地仏は薬師如来である。

戦前には兵役逃れに霊験がありとの事で遠方より祈願に来る人があったという。