策に溺れる。

昨晩“腐敗哀れ恐縮教訓悔恨肉じゃが”を試食したところ、じゃがいもの欠片を食べただけで、食道と胃を破壊されました。

食道は焼け付くように痛く、胃は鉛を落とし込んだように打ちのめされ、綴りようのないほどに心身を蝕む酸化脂質のニオイが全身にまわり、ほうほうの体で今朝にたどり着きました。

何とかリカバリーを図らないといけないと思い、プチ断食や蕎麦であっさり食べる“穏便策”や、逆にムカムカを吹き飛ばすべくチゲやスパイシーなカレーを食べる“剛力策”などを考えてみましたが、よかれと思って考えたいろいろな案がこんがらがり、結局の結局の結局、もやしが山盛りのラーメンという何やよう分からん策に不時着して、腹に新たな負担がのしかかる結果となりました。

ときに、ブランドもののサングラスにはワンポイント的にブランドのロゴや名前が目立つようにつけられていることが多いですね。

様々な形でブランド名をアピールできるように工夫が凝らされていますが、僕は以前からあの“押し出しの強さ”が邪魔だと思っていて、シンプルに、フレームの裏あたりに小さくブランド名が入っているサングラスがあったら買うのになあと考えていました。

前段の話と後段の話が自分の中では明確につながっているのですが、肉じゃが毒にやられて一向に筆に力が宿らず、書き殴りっぱなしジャーマンになってしまっていますね。

こうなったら、肉じゃがをジャーマンポテトしたいと思います。

本当に、やられている35歳。