大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

魔法の竜はどこへ行ってしまうのだろう

2006年06月07日 | 不思議
となりのトトロは、子どもにしか見えないらしい。
少し違うかもしれないが、私には、この曲がカブってしょうがない。

「Puff」

PPMの代表的な曲で、最近は、小学校の教科書にも登場する。
ご存知のかたが多いと思うが、子どもの無邪気さが、大人になる過程で、いつの間にか消えていってしまう…という、「物語」になった歌。

一時、いろんな議論が巻き起こったこともあったらしいが、作者は、純粋に、上記の内容で、それを超える意味はないよ…という。

それはさておき、なにも、見えなくなるのは、大人になるときだけでもない。
ある日突然に、昨日まで見えていたものが、見えなくなってしまうことだってあるだろう。


…そんなことをふと考えた。

いろんな人の生き様を見て、どうしてこんなことで苦しむの?
そんなふうになってしまうの?と。

もう一度戻りたい過去が誰にでもあって、戻れないけど、じゃあ、せめてこの歌をうたって、気持ちだけでも取り戻すことは出来ないか?

それは、ときに、優しい子守歌のようにも響くはずで。

魔法の竜はどこへも行かない。すぐ近くに居る。
ただ会いに行くのをやめただけなのかもね。

♪Puff, the magic dragon, lived by the sea...

むしょうにこの曲が聞きたくなってきた。
「おとぎ話」の世界。