山口県光市の主婦と幼女の殺人事件の差し戻し審では,なんと被告弁護人が21名も付いているそうです。この裁判は,最高裁において「特別な理由がない限り死刑とすべき」として高裁に差し戻した裁判ですから,「特別な理由がない限り」高裁において死刑判決すべきものです。それが,差し戻し審の始めから,被告が過去の裁判での証言を完全否定して荒唐無稽な発言を繰り返しているものです。
それにしても,21名もの弁護人とはいったいどんな人たちでしょうか。新聞・テレビでははっきりしませんが,想像するところ死刑廃止論者のグループか,左翼系のグループでしょう。国選ではないでしょうからオウムの麻原彰晃の場合と違って国費,つまり国民の税金を使っていることはないと思いますが,被害者の夫の神経を逆なですることでは呆れてものも云えません。
こんなおかしな裁判が行われていいものでしょうか。