不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

大学生になったら・・

2016-12-05 22:23:40 | 日記
相変わらず昼夜逆転の次男。
先週末も一緒に料理を作れたらいいなぁと思っていたが、昼から夜にかけてずっと眠っていて作れず(T_T)

でも、勉強は自主的に毎日やっている。
主に漢字の書き取り。
数学も少しずつ。

先日、次男がこんなことを言った。

「母さん、オレが大学生になってこの家出て行ったら、猫の世話お願いね」

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

私「もちろん」

次男「ちゃんと死ぬまで面倒みてくれる?」

私「当然。まかしといて」

どうやら、大学に行く気になったらしい。
たった三ヶ月前は「ナマポになるから勉強なんかしん!」と言っていた子が。

何が変わるきっかけになったんだろうかと考えると、

全寮制のフリースクールに見学に行ったのが転機だったと思う。

その後、放課後登校できるようになり、ひとり先生に会い、猫をもらい・・みるみる元気になっていった。

でも、今日担任の先生から電話があり、来年の校外研修の申し込み締め切りがもうすぐなので、本人に聞いておいて欲しいと言われ、
その話をしたら 顔が曇った。

「そんなクソみたいな行事、行かん!」と。

その後、「オレ、高校受験しようかなー」と言い出した。

今の学校には戻りたくないってこと?

最近、夫も次男が勉強している姿を見て、
「高校行かなくても、家で勉強して高認受けて大学行ってくれればいいよな」と言うようになった。

元気になりさえすれば、道は色々あるよね。

大学生になったら・・・

なんていい響きなんでしょう💕(*≧∀≦*)


身の上話

2016-12-02 18:44:16 | 日記
 今日はひとり先生の家庭教師3回目だった。

 前半、私は離れた場所で家のことをやっていたのでよくわからないけれど、雰囲気的に勉強をやっていた様子。

 1時間経ったところでお茶を出しに行くと、ひとり先生が次男に「学校の何が嫌なのか」と聞いていた。

 次男が私に早くあっちへ行けというように目配せするので、手早くお茶と茶菓子を置いて退いたのだが

 その後、聞き耳を立てていました(^_^;)  ゴメン

 次男は宿題が多くて疲れたとか、人間関係に疲れたとかいうようなことを言っていたが、詳細はよくわからず。

 自分でも学校に行けなくなった理由はわからないのかも知れません。



 その後、ひとり先生は自分の身の上話をし始め、

 自分が不登校になったきっかけやその時の気持ちを詳しく話していた。

 死のうと思うくらい思い詰めたことや、死ぬのをやめた理由など。

 一度レールを外れると、簡単にレールを外れるようになり、高校に入ってからも学校へ行かなくなったこと。

 大学生になってからは自分ではちゃんとやっているつもりだったけれど、今思えば「から元気」だったこと。

 就職して結婚しようと思っていた女の人にふられて1年間ひきこもりになったこと。

 などなど・・・

 今の奥さんと結婚して、子どもが生まれてから専業主夫になり、その頃は専業主夫なんて言葉さえなくて、

 公園に子どもを連れてくるお父さんなんて一人もいなかったこと。

 仕事をしていないと思われるのが恥ずかしくて、毎日違う公園へ連れて行ったこと。

 育児をしていても昼夜逆転の癖がなおらず、昼頃までいつも寝ていたこと。

 あるとき「これではいけない!」と思い、朝から起きるようになったこと。そのきっかけ。

 そのとき29歳になっていたこと。29歳でやっと朝から起きるようになれたこと。

 子どもを育てることで自分の子ども時代にどうして自分がこうなったのか腑に落ちたこと。

 色々あったけど、今は子どもたちも皆元気で幸せだということ。。。



 後半はひとり先生の身の上話で終わり。

 盗み聞きしていて申し訳ないなあ、と思ったけれど、私も勇気づけられた。

 とにかく「生きていれば何とかなる」ってこと!

 人生の前半でつまずいたって、人生の後半で「幸せだ」と思えるんだったらそれでいいじゃないか!

 そう思えました。

 
 今不登校の子どもたち、この先も何度もつまずくかも知れないけれど、

 いつか幸せだって思える日がきっと来るはず!
 

 というわけで、ひとり先生は今のところ家庭教師というより訪問カウンセラーのような役割を果たしてくださってます。


 次男もだんだん打ち解けて、ひとり先生も「今日は笑って話してくれて嬉しかった」と帰りに言っていかれました。

 まずは元気になって、勉強はそれからだね!!