不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

居場所

2017-03-30 21:11:31 | 日記
不登校の克服に大切なのは”居場所”と言われる。


春休み、次男は週5日塾へ通っている。

春休み中、ひとり先生の塾は朝から開いているので

朝、出勤前に夫が塾へ送ることもある。

そんな日は朝七時半から夜十時半まで塾にいる。

塾と言ってもずっと勉強しているわけではなく

昼寝していたり、皆で映画のDVDを観たりしているらしい。

昼ご飯は近くのコンビニに買いに行き

夕ご飯は高校生の塾生が中心になって作るらしいが、

次男は「母さんが作るご飯の何倍も美味い」と

おちょくるようにニヤニヤしながら言う。


フリースクールみたいな変わった塾。

次男にとっての”居場所”

外に居場所ができて

次男がだんだん元気になっていく。

もうすぐ4月。

ハラハラ、ドキドキの新学期がもうすぐやってくる。





一周年

2017-03-23 19:38:58 | 日記
このブログを開設してから365日が経った。

この一年間、色々なことがあった。

正直、ブログを始めたときは、不登校がこんなに長引くとは思っていなかった。

泣いて、悩んで、迷って、振り回されてきた一年だった。

ブログのコメント欄で同じような境遇の皆さんと出会えて

共感して励まし合って色々な気づきがあって

随分助けられた。

一年かかってやっと前向きになった次男。

もうすぐ4月がやってくる。

目をつむって、体の力を抜いて

ふわ~っと流れに身を任せるのみ。

なるようになるさ。

気楽に行こう。

名簿

2017-03-20 18:38:05 | 日記
担任の先生から、クラス替えで同じクラスにして欲しい子や、違うクラスにして欲しい子がいたら

名簿にチェックして終業式の日に出すように言われていたのに

次男、出していなかった。

手出し口出しはやめようと思って次男に任せていたが

事前にちゃんと確認した方がよかったかなあ。。。

「書いたら学校に持って行くから」と言ったけど、

書く気があるのかないのか。

「早くしないと先生達困るから!」と

ついイライラしてしまう。

現実と向き合いたくなくて先延ばしにしてるだけのように思えるが

要望があるなら早めに言わないと、クラス替えに間に合わないよ~。

次男の問題だから、私は口出ししない方がいいのだろうけど

ヤキモキするなあ(>_<)


今日は朝からずっと眠っていて、何度も起こしたけれど起きず。

午後二時頃にやっと起きた。

12時間くらい眠り続けていたらしい。

進んで止まって、また進むのが不登校。

先回りしない!

名簿を出すかどうかは次男の問題。

早く出さないとクラス替えに間に合わないことは次男だって分っている。

だから、そっとしておこう。





終業式

2017-03-20 05:55:37 | 日記
土曜日の終業式の日、次男は学校へ行ったらしい。

らしいというのは、私が出張で前日より家を空けていたから。

朝、6時台にお父さんが学校へ送ったらしい。

学校に電話して聞いたところ、式の間は保健室にいたようだが、始まりと終わりのホームルームは教室に入れたと。

帰りは友達と話していて遅くなったようで、昼前に終わる予定なのに家に帰って来たのは2時過ぎ。ちゃんとバスで帰って来た。

その後はお父さんが塾へ送った。

日曜日も朝お父さんが塾へ送り、夜は出張から帰った私が迎えに行った。

2日ぶりに会った次男に「久しぶりー」と言うと「全然久しぶりじゃねーし」と言われた。

学校のことを何も言わずにいたら次男の方から「あーあ、学校めんどくさかったー」と言って来た。

「学校行って偉かったねー」と言うと即座に「うるせーシネッ」と答えた。

「母さんのいない間、猫の世話偉かったねー」と言うとまた「うるせーシネッ」

(本当は猫の世話はおばあさんがしたのだが)

次男が不登校になってから初めて泊まりで家を空けた。

私がいなくても何とかなっていく。

この一年で次男も私も前進した。

バスで帰る

2017-03-15 22:44:34 | 日記
学校は自宅学習期間。今日は今年度最後の放課後登校。

午後2時に約束していて、仕事を抜け出して次男を学校に送った。

次男を置いて仕事に戻ろうとしたら、学年主任が別室で私と話がしたいと。

先日教室へ入った後の家へ帰ってからの様子などを聞かれた。

それから、次年度の学年の担当が誰になるかは学校が決めることなのでどうなるかわからない。

今の担任も学年主任も学年を持ち上がるかどうか分らないということを しつこく言われた。

そりゃ、先生は不登校の生徒なんて持ちたくないよねえ・・

手がかかるし面倒だよねえ・・・

学年主任と担任が学年を持ち上がらない前提のような話しぶりに不安を覚えた。


学年主任の話が終わり、「仕事に戻りたいのですが、何時に迎えに来ればいいでしょうか」と訊くと

学年主任は本人と担任に訊いてきますと席を立った。

戻ってきた学年主任「バスで家に帰るからお迎えは要らないと言っています」と。

私「え!本当ですか!」

学年主任「今のところ、終業式も出るつもりのようです」

私「そうですか!」


仕事に戻っても仕事が手につかず。

しばらくすると次男から携帯に電話があり「おい!パソコンの制限解除しろ!」と言う。

私「家に帰ったの?」

次男「ああ。だから制限解除しろ!」

機嫌悪い。

その後も何度か電話あり。「今日5時40分までに帰ってこい!」

あー、なんてワガママなんだ(>人<;)こっちは仕事にならない。

でも、学校からバス停まで15分くらいの道のりを歩いて、昼間にバスに乗って1人で帰ったなんて

よく考えたら凄いことだ。

少しずつ出来ることが増えていき

自信がついていくのかな。

また つまずかなければいいのだが。











ヨチヨチ歩き

2017-03-14 06:03:45 | 日記
コメントのお返事を書いていて気付いたことがあった。

不登校になってからの次男は夜も昼もなく

夜中であろうと明け方であろうと容赦なく私を起こしに来る。

仕事があるから寝不足になって大変だろうなどと、親のことを思う心の余裕はない。

自分のことで精一杯。

夜泣きしていた赤ちゃんの頃と変わらない。

「不登校の子に接するときは赤ちゃんを育てるようなつもりで」

前にそう言われたことがある。

気付けば不登校になってから一年3ヶ月が経とうとしている。

赤ちゃんなら一人で歩き出している頃。

次男もヨチヨチ歩きを始めた。

ここまで一年3ヶ月。次男が歩き出したのもそれくらいだった。

本当に赤ちゃんを育てるのと似ているなぁ👶🍼

まだヨチヨチ歩きだから見守りが必要だけど

そのうち放っておいても大丈夫な状態に

きっとなる✨

そう思えて来た。


社交辞令

2017-03-12 06:45:47 | 日記
昨日、長男が帰って来た。

次男は塾に行ってて、お父さんは仕事でいなかったので

長男と2人で焼肉を食べに行った。

5年前に訊けなかったことを長男に訊いてみた。

「あのさぁ、2回目の不登校の後、2日間学校行ったでしょ。

1日目は何も言わなくて2日目にもう学校行かん!って言ったでしょ。

あれはどうしてだったの?」

長男「んー、2日目に同級生にちょっと嫌なこと言われたんだよ。

ほんのちょっとしたことだったけどね」

そうか。

やはり、不登校生のガラスの心はちょっとしたことで壊れやすいのだ。

死ぬ程の勇気を振り絞って学校へ行っても

同級生のほんのちょっとした一言でダメになってしまうのだ。

教師たちは配慮してくれても、

中学生に配慮を期待するのは無理。

中学生は平気で人を傷付ける。

「久々に学校来たヤツにちょっと何か言ったらまた来なくなったよ」と面白がるのがオチ。

次男もこれからが闘いだ。

しかしこう言っては何だが、次男の学校は私立だから長男が行っていた地元公立(荒れていた)に比べたらまだ優しい環境だろうと、楽観的に考えてもみる。




久々の外食を楽しんで帰ろうとすると

バイトの女の子が長男に声をかけて来た。

「◯◯じゃない?

久しぶり〜〜〜〜!!」

長男「えー⁉︎ あー!久しぶり!よくわかったね」

女の子「全然見かけないけどさぁ、どうしてるの?」

長男「今◯◯に下宿して大学行ってる」

女の子「そうなんだー!私は専門学校」

会計しながら2人の会話に耳をそば立てていると

女の子は最後に「今日逢えて良かった〜💕」と言っていた。

後で長男に

「アレ、社交辞令だから」と言うと

長男「わかってるよ。でも男ってああいうのにダマされるんだよ」

女の子は長男の小中時代の同級生。

小学校時代は一緒に遊んでいたのに

長男は中学の途中で忽然と消えた。

同級生の中には長男のことを心配してくれている子もいただろう。

中学で消えた人間が突然目の前に現れたのだ。

しかも茶髪でチャらくなって

そりゃ、びっくりするだろう。

あながち社交辞令でもないかも知れないと思った。



復活の日

2017-03-11 21:13:21 | 日記
今日は次男が朝から教室に入ると約束した日。

朝のショートホームルームだけ出て帰ると言っていたので、昨日のうちに学年主任にそう連絡しておいた。

夜中の3時頃、次男が「パソコンの制限解除しろ」と私を起こしに来た。

夜9時以降はパソコンが使えないように設定してあるが

今日は仕方ないかと、眠い目をこすりながら制限解除する。

次男「おせー。早くしろ」とイライラ。

そして朝5時過ぎにまた私を起こしに来て、「早く起きて支度しろ」と言う。

私「えー、まだ5時だよ」

次男「オレは6時40分に学校に着きたいんだ。早くしろ」

私「そんなに早く行ってどうするの」

次男「トイレにこもる」

次男の計画では誰にも会わないように早朝に学校へ行き、ホームルームが始まるまでトイレに隠れているつもりらしい。

言い出したら聞かないので、次男の言う通り午前6時40分に学校へ送った。

正門は開いていて、1人の職員が掃き掃除をしていた。

次男、1人で歩いて校舎の中に消えて行った。

午前8時に学年主任に電話を入れることになっていたが、それより前に担任から電話がかかってきた。

「トイレに閉じこもって出て来ないんです!」と慌てた様子。

担任の先生、いつも始業ギリギリの出勤なのに今日は早い😳


私「すみません💦迎えに行った方がいいでしょうか」

担任「また連絡します!!」

それから連絡がなかったので、心配になって学校に電話してみると、担任が出て「今、一時限目の授業に出てます」と言う。

「途中で帰るなら迎えに行くので連絡下さい」と伝えて電話を切る。

それから携帯をずっと気にしていたが担任から電話はなく

昼近くに学年主任から電話。土曜半日授業を全部出て掃除もすると言っているので、12時半くらいに迎えに来てくださいと。

生徒達が自然体で授業を受けるようにうまく誘導してくれて、笑顔も見られますと。

私「本当ですか‼︎ ありがとうございます」

(T ^ T) ツー 泣ける

昼過ぎに学校近くまで迎えに行き、車に乗り込む次男に

「凄いね、頑張ったね」と言うと

蚊の鳴くような声で「うるせー」と言う。

その後は無言。

どうだったかなんて、怖くて聞けない。

でも、機嫌は悪くなさそう。



5年前の3月を思い出す。

長男は2回目の不登校の後、突然朝から学校へ行き、普通に教室に入って授業を受けて普通に帰って来て、

私が「どうだった?」と聞くと「別に」と一言答え、「上靴が小さいから新しいの買って」と言った。

私は喜んで上靴を買いに走った。

しかし、2日目も朝から学校へ行き、
帰って来た長男は「二度とあの学校には行かん」と宣言した。

つまり朝から学校に行って1日授業を受けても、まだ続けて行けるかどうかはわからないのだ!!


次男、家に着くとお昼ご飯を無言で食べて、さっさと自分の部屋へ。

しばらくしてから次男の部屋の前を通ると歌声が聞こえた。

次男が歌うのは久しぶりに聞いた。

その後、突然部屋から出て来て

「母さん!塾へ送って!早く」

私「え⁉︎ 塾行くの?だってあまり寝てないし、眠いでしょ」

次男「いいから!早く!」

急かされて慌てて車を出した。



朝はどうなるかと思ったけれど

なんとかブレイクスルー(((o(*゚▽゚*)o)))

このまま復活なるか

まだ疑心暗鬼の母であった。



選択肢

2017-03-10 16:03:31 | 日記
無事に学校見学に行って来た。

不登校対応の私立中学。

不登校対応だけあって、

始業9時半

服装は私服でも制服でもどっちでも可

自由な感じ。

対応して下さった先生のお話もとてもよかった。

初っ端から「学校はどうでもいい」と、先生らしからぬ発言。

大事なのはこの先どういう大人になって、どういう仕事に就くか。


生まれてから今までは自分で自分の道なんて決められなかっただろ、

気がついたら生きてて

名前も付けられてて

住む場所だって

何も自分で選ぶことなんて出来なかっただろ

これからの人生は自分で決めるんだよ

これからが人生長いんだよ

せっかく生まれて来たんだから

好きなこと見つけようよ、

好きな仕事に就こうよ

そのためには今の日本では、できれば高校には行った方がいいな

もちろん通信制とか高認資格とか

道は色々あるけれどね、

高校受験するなら内申はあった方がいいな

そのためには授業に出た方がいいな

ただそれだけのことだよ

だからと言って大人の作った制度に無理矢理自分を押し込めることもない

楽しく生きようよ、、、と。



校長先生も優しそうで、私の印象はとてもよかったが

次男はどう感じたのかな。

先生が、教室の方に行ってどんな生徒がいるか見てみないかと誘って下さったが

次男は乗り気でない様子で、先生も無理しなくていいと、、



選択肢としては

今の学校でこのままズルズルいくか

思い切って転校するか。

地元の公立中学はイヤだと言うので

転校するならこの学校がいいと思うが

決めるのは次男。



困ったことがひとつ

この学校、転入してくる生徒が多く

今の中2生はほぼ定員に達しているとのこと。

空きは2名のみ。

考える時間はあまりない😥


学校見学の予定

2017-03-10 05:33:06 | 日記
今日は

転校を検討している学校に

次男と一緒に見学に行く予定。

昨日はあまり眠れず

今朝も早く目が覚めてしまった。

ちゃんと行けるかなぁ

ドキドキする(>人<;)

次男がテスト放棄して一週間。

一週間の間に1日だけ塾へ行った。

あとは毎日オンラインゲームをやっていた。

見学に行くことになっただけでも

大きく前進。

ああ、緊張する(;´Д`A

涙と花粉症。

2017-03-07 06:43:02 | 日記
昨日のお昼休みに仕事を抜け出して学校へ行き

学年主任と担任と今後のことについて相談と打ち合わせをした。

というのは、

一昨日長男が帰って来て、次男に一度教室に入って授業を受けてみろと説得し

次男がしぶしぶ承諾したから。

長男は、今の学校の皆がいる教室に入って授業が受けられないなら、三年生から転校しろと言った。

先延ばしにしても仕方ないだろう。今行けなかったらこの先もずっと行けないだろう!と説得していた。

そのことを先生に話し、登校する日はいつがいいか決めた。

担任が一生懸命やってくださっているのに転校の話を切り出したことが申し訳なくて

仕事へ帰る途中もバスの中で涙が止まらず、

仕事へ戻っても眼が充血して、鼻水をすする状態。

「今日は花粉がたくさん飛んでるね〜」

とごまかした。花粉症でよかったと初めて思った。

合格と不合格

2017-03-05 16:40:36 | 日記
午後2時過ぎ、次男がお風呂を自分で沸かして入ったようだ。

私は「母さん、メシ作って」か「母さん、塾送って」と言って来るのを待っていたのだが

次男は「おい!爪切りどこにある」

と言って私の部屋に入って来た。

布団を被っている私を見ても心配する様子もなく

「なにいつまで寝てんだ!」と言う。

私「あんただっていっつも寝てるじゃないか。母さんだって1日くらい寝てもいいだろ」

次男「オレの3倍も生きてるのに怠けてんじゃねえ!」

なんじゃそれ。

私「あんたの3倍も生きてるんだからたまには休んだっていいだろ!

それに、あんたはいつも怠けて寝てるのか?」

次男ニヤニヤしながら「うん」と言う。

私「あんたが寝てるのはただの怠けか!」

次男「そうだよ」ニヤニヤ「で、爪切りどこ」

私「引き出しにあるだろ」

次男「ないから聞いてんだよ」

私「じゃあ、洗面所は」

次男、爪切りを見つけたらしい。廊下でパチンパチン音がする。

その後も次男は私のことを心配する様子もなく

「パソコンの制限時間緩めろ」と言って来た。

私「やだね」

次男「なんで」

私「だってテスト全部受けたら緩める約束だったでしょ」

次男「オレ、頑張って勉強したんだぞ!」

私「それは分かってるけど、約束は約束だし」

次男、一度は引き下がったが、

しばらくしてまた「暇や。パソコンの制限解除しろ」と言ってきた。


私「暇なら塾行けば!今月の塾代、払ったんだからね!行かないと損だよ!」

ついに痺れを切らし、自分から『塾』という言葉を発してしまった。

次男「明日から行く」

私「今日は?」

次男「だって、お前が寝てるから」

私「あんたが塾送ってくれって言わないから寝てるだけだ」

次男「えー⁉︎ オレのせいかよ」

私「行くなら送ってくよ」

次男「今日はいい。時間が中途半端だし」

私「何が中途半端だ」

次男「オレ的には休みの日は2時から行きたいの」

あー言えばこー言う。


お父さんが帰って来た。

パジャマで布団に入っている私を見てギョッとしている。

夫「大丈夫か」

私「何となくダルくて」

夫「今日、晩ご飯要らないから」

それは良かった。




次男がテストを1教科しか受けられなかったことに「あいつはダメなやつだ」とイライラしていた夫。

数日前に「あいつ、4月からどうするって言ってた?」と私に聞いてきたので

私「さあ、何も言ってないよ」

夫「無理矢理行かせた方がいいだろ!やっぱりフリースクールの寮に入れるか」

私「無理矢理はうまくいかないよ。とにかく、お父さんは何も言わないで!」

と言っておいた。

次男と顔を合わせたお父さん、「おう!元気か」とひと声かけて

どこかへ行った。

次男に何も言わなかったお父さん、とりあえず 今日のところは合格💮

塾という言葉を言ってしまった私は不合格

理想の父親って?

2017-03-05 13:52:18 | 日記
ぬくぬくお布団生活中

こうしていられるのも夫がいないからである

昨日からいなくて、今日は帰って来るのかどうかさえ知らない

「いつからいつまで出張でいないから」

とか言われても

関心がないので頭に入らない

以前は「カレンダーに書いておいて」と頼んだけど、夫はすぐにやらなくなり

私もどうでもよくなった

いてもいなくてもどっちでもいい存在になってから

もう十数年

ただ、電球が切れた時はいないと困る

あと、電化製品が壊れた時

ネットに不具合が生じた時

夫は電気屋か(笑)



ひとり先生はそんな父親を批判する。

うちの夫も含めて世の中の父親たちが子どもとちゃんと向き合ってないと言う。

自分はちゃんとやっていると言う。

あんたは専業主夫で奥さんに家計を支えてもらって子育てしてきたんだから当然だろ!
o(`ω´ )o

よその父親を非難する権利はねえヨ!

と心の中で思う。

ひとり先生の奥さんに聞いてみたい。

どうしてこの人と結婚しようと思ったのか。

チャレンジャーだと思う。

私だったら、旦那さんから「子育てはオレに任せろ!」と言われても、たとえ一次的でも家計を自分一人で支えるのは嫌だなぁ。


我が息子たちにも、ひとり先生の奥さんのようにすべてを受け入れてくれる聖母マリアのような女性が

現れたらいいのになぁ

(笑)

お布団生活

2017-03-05 12:51:35 | 日記
今日は布団から出られない。

私が。

布団が気持ちよくて

朝目が覚めてからもずっと布団の中。

次男はどうしているのか気にもならない。

今日は向こうから何か言って来るまで知らん顔しておこう

と決めたのに

次男の部屋で飼ってる猫のことが気になって

部屋を覗いてしまった。

次男はベッドの上でスマホ。

案の定、猫のトイレはウンチとシッコがいっぱい溜まって

エサも空っぽ。

「あんた、猫の世話しなさい!」

と言うが無視され

ウンチとシッコを片付けて皿にエサを入れて水を替えて

さっさと退散。

昨日は塾へ行くと言っていたけど昼間眠っていて

結局行かず

今日はどうするか知らないが

こちらから「塾どうするの」はもう言わない

と決めた。

今後どうするかは彼が自分で決めること。

今日は私が1日お布団から出ず

お布団生活してみよう。

動かないとお腹も空かない。

何も食べたくないし

喉さえ乾かない。

一日中パジャマで顔も洗わずボサボサ頭で

お布団生活。

初体験。

不登校の気持ちがちょっとわかる気がする。

こうして布団でぬくぬくしてる時に

布団を無理やり剥がされて

「外へ出ろ!しっかりしなさい!」

と言われたら、余計に出たくなくなるよね。

好きにさせてよ。

あー、でもちょっとお腹すいてきた

気がする。




過ち

2017-03-04 05:54:03 | 日記
次男から「テストが終わるまで隠してくれ」と言われて

押し入れに隠していた次男のノートパソコン

今は次男の机の上にある。

テストが終わってから、夜中じゅうやっていたようだ。


ひとり先生が家庭教師にいらしたが、次男は昼夜逆転して眠っていた。

次男のいないところで塾での様子を聞いたり、今後のことを相談したりしたいと思っていたので

あえて次男を起こさなかった

ひとり先生の話はよく脱線して違う方向へ行ってしまうので

「あのー、話を戻していいですか?」と無理矢理戻さないといけない(苦笑)

何度かそれを繰り返し、聞きたいことがおおよそ聞けた。

なんと、次男は不登校になった原因をひとり先生に話していた。

詳細はわからないが、クラスのある女子とのトラブルが原因だったようだ。

私「え、そんなことで・・・そんなことでこんな風になったんですか」

ひとり先生「そんなことでって思うでしょ。それがね、なっちゃうんですわ。中学生は」

当時の状況を再現フィルムのように頭の中で映し出してみると

ああ、なんとなく腑に落ちる。

凄く楽しそうに学校に行っていた次男が、急に元気がなくなった頃

ああ、ああ

友達と遊びに行った後も機嫌が悪く

五月雨登校が始まり、冬休み明けの学校行かない宣言。

ああ、それで私はどうしたっけ

とりあえず休ませて、しばらくしてから夫と一緒に理由を問いただして

次男が答えたのは全然違う理由で・・・

私「そんな理由、恥ずかしくて親には言えませんよね」

ひとり先生「そうでしょ」

 

 
2階で物音がした。次男が起きたようだ。

次男の部屋へ行くと、次男が「えー!こんな時間!」とまぶたをこすっている。

私「先生いらしてるから下りておいで」

1階におりて、ひとり先生に「何で起こさなかったんだって、怒ってました(笑)」と言うと

ひとり先生「お母さん、なんて答えたんですか」

私「よく寝てたからって」

ひとり先生「だめですよ!本当のことを言わなきゃ。僕と話がしたかったんだってちゃんと言えばいいんですよ!」

私「あ!」
 
ひとり先生「お母さん、嘘は絶対についちゃダメです。

もちろん本当のことを言ってしまってはいけないんですが

嘘にならない答え方をしてください。嘘はお子さんとの信頼関係を壊します」

 
ボサボサ頭で次男が下りてきた。一応手に勉強道具を持ってる。偉い。

ひとり先生に「テストどうだった?どれくらい書けた」と聞かれ

次男「んー、埋めたのは8割ぐらいです」

もっと全然書けなかったことを想像していた私は

(え、そんなに書けたんだ。じゃあ他のテストも受ければいいのに)と思ってしまった。

ひとり先生が次男に、「今の学校でも公立の中学でもどこへも戻れるように勉強しておこうな」と言うと

次男、「うん」と頷いていた。

ひとり先生はさらにこう言った。

「いいか。義務教育の内容ってのは非常によく考えられていてな、

 それさえ知っていれば一生それを元に生活できるような内容なんだよ。

 だから、中学までの勉強は大事なんだ、だから義務になってるんだよ」

これが 次男へのひとり先生の今日の授業。ひとことだけ。

今日は私が大切な授業を受けた。

「子どもに嘘は絶対についてはいけない」ということ。


ひとり先生が帰られた後に、再現フィルムの続きを流していたら


あ・・・・・

あった。

私がついた小さな『嘘』。

私への信頼をなくさせ、次男をさらに深く傷つけたに違いない。

そのために次男はあんなに荒れて、こんなに不登校が長引いた。


タイムマシンがあったら、あの頃に戻って

「それをそう言ったらいけないんだよ!

 ごまかさないで、ちゃんと子どもと向き合って!」

と、混乱していた私に教えたい。

嘘をついているという認識はなかった。

でも、ごまかしていた。ちゃんと向き合ってなかった。

次男にとっては裏切り行為だった。

小さなごまかしが積もり積もって、私と次男の溝を深めていたのだ。

ああ!やり直したい!

あの時のあの対応。
 
もう一度 あの時に戻って・・・