熱い説得

　塾をやめようと、退会の手続きをしに行ったのだが、

　塾の教室長さんから、「お母さん、ここで諦めたらダメです！」と説得された。

　「せっかく前に進み出したのに！ここが踏ん張りどころですよ！」

　「ここで辞めたらどうなりますか！？どんどん月日だけが過ぎていきますよ！」

　　　そうですねえ・・その通りです。

　「もう一度だけ、ここへ連れてきてもらうことはできませんか。そうしたら説得できる自信があります！」

　　私も連れて来たいんですが、無理なんですよ。

　「お父さんは何て言ってるんですか？」

　　　いえ、主人にはやめることまだ言っていません。

　「それは是非お父さんに相談するべきですよ！」

　　　お父さんに言うと怒るので、余計に子供の状態が悪くなるんです・・。

　「お金もかかってるんだし」

　　　お金は私が出してるからいいんです。　　

　「お金抜きにして、僕はやっぱり、何とかしてあげたいです」

　　　私もね、何とかなるものなら何とかしたいのはヤマヤマです・・

　「ここで甘えることを覚えさせたらダメですよ！せっかくのチャンスなのに！一生このままでいいんですか！」

　　　甘えねえ・・・一生このままねえ・・・



　先生、熱い・・・

　食い下がるったらありゃしない。

　親身になっていただけるのは有り難いんだけども・・


　「僕は何とかしてあげたいんです。来てさえもらえれば・・」としつこく説得され、結局今日は退会手続きはできず。

　しかし、５日までに手続きしないと、塾に行かないのに10月分の月謝まで払うことになってしまう。

　退会の書類をいただいて、もう一度家で考えて来ますと言うと、やっと帰らせてくれた。




　
　長男が不登校になって塾を辞めた時も、同じような感じでしつこく引き留められたなあ。

　その塾は不登校になって辞めて、学校へ行きだしたら入り直して、というのを2回やった。

　高校へ入ってからも継続して行っていたけど、高1の途中で辞めるって言い出し

　辞めようとしたら先生から何度も何度も電話があり、「○○君を電話口に出して下さい！」と

　でも長男は居留守ばかり使ったので、ついに先生から　「そんな風じゃ駄目な大人になる」とか

　「社会に出てからどうするんだ」　　的なことまで言われた。（汗）

　高2になったらもっと大手の予備校へ行きだし、メキメキ成績は伸びたので、結局はそれでよかったのだが。

　

　塾の先生に「電池切れで動けないんです」って言ってもわかってくれやしない。


　
　でも、でも、学校へ行かなくても外に居場所を作ってほしかった。

　

　それが無理なら、せめて家庭だけは心安らぐ居場所にしないといけないなあ、と改めて思う

　

高い授業料

　塾を休んでいるので、塾の先生から電話があった。

　次男に取り次いだら、一応受話器を耳に当て、小さな声で「もしもし・・・はい・・」と言うが

　その後、受話器を耳に当てたまま無言。

　しばらくすると電話をポイッと私に投げつけた。

　何という失礼な態度

　せっかくお電話くださったというのに・・


　塾の先生は、勉強じゃなくて面談したいからとにかく塾へ来て欲しいと言ってくださいましたが

　次男は「塾には二度と行かん」と言うので、無理だと思います。

　
　塾はやめることにします。

　2ヶ月分の塾代は泡と消えます

　不登校、無駄にお金がかかる・・・


　それなのに、ネットを見ていて、怪しげな不登校ひきこもり解決のDVDを注文しようかと思ってしまった。

　あぶない、あぶない

　これ以上無駄金遣ってどうする。（役に立つかも知れないけれど）


　不登校ひきこもり専門のカウンセリングとかDVDとかって、人の足下見て法外な価格がついていたりします。

　不登校は全国に12万人だから、不登校ビジネスは儲かりますよね。

　元不登校っていうことを売りにして商売している方もたくさんいますね。

　うちの子にも将来そういう道もあると思うと、不登校の経験が生かせていいのかなあと少し希望が持てたりします。

　不登校で悩む親子は将来も絶対なくならないでしょうから。



　不登校カウンセラーの無料メールマガジンをいくつか登録していますが、

　たくさん登録しすぎて読み切れず、気に入った人のだけ読んでいます。


　その中で、大きな気づきがありました。

　そうか、そうか。


　今、次男に言ってはいけない言葉

　「塾行きなさい」

　「勉強しなさい」

　これですね～。これを言ってはいけないんです！！


　「塾行く」って突然言ったのは、お父さんに怒られたからで、本心からではなかったのです。


　次男には「勉強できなくっても大事な子だよ！」って、伝えてあげることが今一番大事なことなんですね。


　2ヶ月分の塾の授業料は、このことを私に教えてくれたということで、

　高い授業料ではあるけれど、まあよしとしよう。


　

人生の方針を決める時間

　NHKで不登校の番組をやっていました。

　不登校だけど、歌のレッスンに通って自信をつけてNHKのど自慢大会に出た中学生や

　今まさに学校へ戻ろうと頑張っている中学生のVTR

　不登校を経て今は通信制高校やフリースクールに通う高校生らのスタジオトークなど

　不登校現在進行形でも、テレビに出演できる子ども達もいることに純粋に驚きました。

　不登校には色々な形があって、原因も環境も性格も全然違うので

　ある子にとって当てはまることが、うちの子にとって当てはまるわけではないし

　解決の糸口も本当に人それぞれ・・・ですよね。



　番組の中で、元不登校で「木造校舎専門カメラマン」となって木造校舎の写真を全国回って撮り続けている人の言葉が印象に残りました。

　「不登校だったことに感謝している。不登校の間は人生の方針を決める時間だった」


　今は活き活きと外に出て全国を渡り歩いていらっしゃるのですが、

　木造校舎の写真を撮りに行くよう導いてくれたお父様は亡くなり

　収入はどうしているのだろう、木造校舎の写真を撮って食べていけるのだろうかと、

　つい余計な心配をしてしまう、夢のない私でした。



　うちの子は人生の方針をどう考えているのか・・

　今日も「中卒ナマポになるから勉強なんか必要ない」と言っていた。

　「一歩も家の外に出たくない」と言うので

　「一生この家にいるつもり？」と聞くと

　「うーん、オヤジがうざいからなあ、家出てナマポになるわ」と。

　もう、何と言っていいのやら・・・


　あまりの進展のなさにイライラする。


　


　

非公開のコメントをくださった方へ

　本日、非公開希望のコメントをくださった方へ

　ごていねいなコメントありがとうございます。

　連絡を取りたいのですが、

　mixiで探すことができません。

　mixiが不慣れなこともあり、ご紹介のコミュニティも探せません。

　コメントは公開しませんので

　よければ、もうすこし具体的なヒントを教えていただけませんでしょうか？

　よろしくお願いします。

　

灯が消える

　今日も塾の日だったが、全く行く気なし。

　パソコンに向かってゲームをしている。

　「塾行かないなら母さんと勉強しようね」と言ったら、パソコンの方を向いたまま「うん」と答えた。


　塾の始まる時間になったので「勉強しよっか」と言うと、布団にゴロッと転がり「めんどくせえ」と言う。


　「何もかもめんどくせえ」

　「勉強なんか今更したって仕方がない」


　

　何だったんだ・・・


　「外に出るのめんどくせえ」

　「何もかもめんどくせえ」

　
　

　

　灯火がフッと消えた。


　母さんはあんたを見てるのがめんどくせえ・・・とつい言い返しそうになった。


　だめだ・・・

　ガッカリしているのが次男に伝わってる。

　



　

　昨日、夫から「塾へはちゃんと行ってるのか」と聞かれて

　思わず「行ってるよ」と答えてしまった。

　パソコンを買ったことも内緒なので「あいつ毎日何やってるんだ」と言われ、「さあ」と答えた。


　夫への嘘も増えていくばかり。




　ポジティブに考えようとしても、考えられない。


　上がったり下がったりがキツイ

　

　高畑淳子さん、気の毒だなあ・・・


　それに比べたらうちの子は犯罪起こしたわけじゃないし

　何も悪いことしたわけじゃない。

　河川敷で悪い仲間に殺されたわけでもないし

　受験勉強しないからと父親から刺し殺されたわけでもない

　今、ちゃんと生きてるし

　癌で余命宣告されたわけでもない。


　明日もちゃんと生きてて、普通にご飯食べて、家でパソコンをやるんだ。


　灯は消えてない・・・


　無理矢理そう思う。

　今は本当に無理矢理だけど・・・

　


　

　

担任から電話

　突然、担任の先生から電話があった。

　夏休み中、トモダチ作戦の後に電話が１回あったけど、その後連絡がなかったので

　な、何かありましたか？と、つい言いそうになってしまった。（言わなくてよかった）


　「学校が始まったので、どうしているかなあと思って」と、先生。

　全く頭になかったが、どうやら昨日から学校が始まっているらしい。


　学校が始まっていることさえ知らなかったので、もちろん欠席の電話もしていない

　す、すみません。

　
　子供の状況を聞かれたので、塾に行きだしたけれど２回行っただけで行けなくなったことなどを話した。

　先生は色々な言葉で励ましてくださり、「学校が始まったので、また週１ペースで電話します」と言ってくださった。

　ありがたいです。


　でも、先生には悪いけれど、学校に戻れると思えない。

　こんなに長期間休んだら、同じ学校には行けないだろうと思う。

　エネルギーが貯まったら、転校して誰も知らない学校で心機一転やり直した方がいいんじゃないかと、勝手に思っている。


　エネルギー、いつ貯まるかわからないけど。

　 本人、転校したくないって言ってるけど。

　かといって今の学校にも行かんと言っている。

　将来は中卒ナマポになるって、まだ言ってるし。
　
　「ナマポになるのに勉強なんかいらん。だから勉強しない。塾行かない」

　って、元の状態に逆戻り


　
　夏休み、結局進展のないまま終わっちゃったよ～

　

　

焦るな

　今日は塾へ行くと言っていた。

　「塾行きたくねえ－」と言いながらも笑顔で夕ご飯を食べた。

　服を着て、ヘアアイロンして、カバンを持って、２階から一緒に階段を下りようとしたのに

　「今日、何の授業？」と聞かれ、

　「数学」と言ったら

　「無理！」と、部屋に引っ込んでしまった。

　

　「外行くの無理！」

　


　「塾行く代わりに母さんと家で勉強する」と言うので

　数学の問題を家で少しやりかけたが

　数問やると「疲れた。もう無理！」と。



　まだエネルギーが貯まってないんだ。

　焦るな

　焦るな

　焦るな


　でも、泣けるよ。

停止

　「塾やめる、やめる」と言っていた次男。

　おばあさんが誕生祝いにお小遣いをくれて、塾に行くなら倍額にするよ、と言ったものだから

　「塾行く。頑張る」と言っていた。（現金なやつ）

　お金につられてでも行ってくれれば・・・と思うのだけど

　睡眠サイクルが狂っていて、睡魔に勝てず、結局行けてない。

　今日は頑張って起きてる！と言っていたけど、夜中の2時から起きていたらしく、夕方5時には眠気MAX

　午後7時からの塾には行けそうもなく、

　眠いせいかイライラし出して、「物壊す、物壊す」と言って、机や壁を足で蹴っていた。

　なだめて、ようやく寝た。

　2回塾に行ったのは夢だったのかと思える。　　いい夢だったなあ・・・


　新学期が近づくとまた荒れそうな気配。


　辛い。

　でも、本人はもっと辛いだろう。

　
　こうしている間にもウーパールーパーはどんどん成長していくのに。

　

　新学期からも行けないと、そろそろ学校に行っていた期間より休んでる期間の方が長くなってしまうので

　もう元の学校には戻れそうにない。（親の考えだが）


　陰性な感情が起こったときは

　「生きてるだけでいい」

　そう思うようにする。

　
　生きていれば何とかなるさ。


　

おだてる

　お盆休みの間、アマゾンプライムのお試しで昔のテレビドラマ(無料）を観ていたら

　次男が「何それ、何それ」と寄ってきて、

　アマゾンビデオで過去のテレビドラマが観れると知り

　２年前に放映されていた「ルーズヴェルト・ゲーム」というドラマが観たいと言い出し、検索し始めた。

　あったけど、有料。次男が「観たい、観たい」と言うので、注文した。

　1話につき324円で全９話。観始めると続きが気になる。

　最初は無料だからと思って観ていたアマゾンプライムだが、結局高くついてしまう。




　途中、「ドラマ観る前に、塾の宿題やろうよ」と誘ってみた。

　次男「ええー！めんどくせえ。やだ」

　私「宿題やったら続きを注文してあげるよ～」

　次男「ええーっ、じゃあ、ちょっとだけな。あーめんどくせえ」

　と言いながら、数学の計算問題を1問解いた。中1の最初の、ごく初歩的な問題だが

　私「わー、すごい。合ってる」と大袈裟に喜ぶと

　次男「うるせえ！」

　私「もう1問やってみようよ」

　次男「あー、めんどくせえ」

　私「わあ！また合ってるよ。全然勉強してなかったのにちゃんとできるじゃない！」

　次男「うぜえ！いちいちうるせえ！もうやめた！」

　私「もうちょっとやったらドラマの続き観ようよ」

　次男「わかったよ、うぜえなー」

　次男が机に向かって文字を書いている・・・その姿をみるだけで感動

　私「きゃーん。また合ってるよーん」

　次男「うるせえ！」

　と言いながら、結局宿題のページはやった。

　たった1ページなんだけど・・・。

　おだてまくったら何とかできた


　思えば、小学生の頃から宿題がなかなかできない子だった。

　公文、塾、習い事、何をやっても長続きしなかった。

　やっぱり育て方を間違えたかな・・・


　宿題ができたから、今度の塾の日は行ってくれるのか？

　それは不明。

　また生活リズムが狂って、塾の時間に起きられない予感。


　いちいちおだてないと宿題ができないのか・・・

　幼稚園児を相手にしているみたいだ。

　エネルギーが貯まったら自分からシャカシャカ勉強やるようになるのか？


　塾へ行くのか行かないのか


　親が焦っても、なるようにしかならないね


　

　

　



　

真夜中の会話

昨日はお盆で夫の実家に親戚が集まり、1日出かけていて(もちろん次男は行かず）

　たくさんいただいたコメントのお返事ができずに申し訳ありません。

　昨日の夜中は次男が「かまってかまって」状態で、朝まで寝かせてもらえず、

　「塾やめる」

　「やめるね！」

　「疲れた」

　「もう疲れた！」

　「何にもしたくねえ」

　「何もかも面倒くせえ－！」

　と言い続けられました。

　「学校行きたくねえ～～～！」も何度も言われました。

　もういい加減にしてくれ！こっちは眠いんだ！と心の中で叫びながら

　私「学校行かないんでしょ？行かないって決めたんだよね？」

　次男「うん。行かない」

　私「じゃあ何で行きたくないとか言うの？学校行かないんだったらそんなこと言う必要ないでしょ」

　次男「うん」

　私「あんた、学校行かずに中卒ナマポになるって決めたんでしょうが」

　次男「うん、ナマポになる」

　私「じゃあ、いいじゃん、それで」（もうヤケクソ）

　次男「う・・・」

　私「あんたは中卒でナマポになるんだから、学校行かなくていいんだよ！」

　次男「おれ、障害者の振りして障害者施設にはいるわ。それでウエマツ（犯人）に殺してもらう」

　私「ふうん。じゃあ、明日施設見学に行こう。それで施設に入れてもらおう！よし、決まり！」

　次男「えっ？明日？急すぎる」

　私「いいじゃん、施設入りたいんでしょ。早いほうがいいよ。明日施設に行こうよ！行こう、行こう」

　次男「ええーー、いやだ」

　私「なんで？入りたいっていったじゃん」

　次男「どっこも行きたくない」

　私「なんじゃそれ」

　次男「母さん、オレと心中しよ」

　私「やだね。わたしゃまだ死にたくないよ」

　次男「いいじゃん、心中しようよ」

　私「やだね。お断りだ」


　私も眠くて意識がもうろうとして何をしゃべったかよく覚えていないが、こんなような会話しながら明け方にウトウト。


　はっと目が覚めて、自分の部屋に戻ってパソコンやっている次男に

　私「そういえば、昨日親戚の家に行かなかった代わりに今日母さんと2人で行くんじゃなかったっけ」

　次男「ええー、いやだ。行きたくない」

　私「じゃあ夏休み中に一回は行くんだよ」と言って去ろうとすると

　次男「じゃあ、今日行く」

　私「え？行くの？」

　次男「また今度行くの面倒だから、今から行く」 （ようわからん理屈だ）

　私「母さん、寝不足で車の運転したくないよ－」

　次男「じゃあ、電車で行こう」

　私「え？」

　（今日行くの？マジで？眠いし・・）

　さっさと服を着て支度を始める次男。

　かくして、寝不足の私と昼夜逆転次男のふたりで電車乗り継ぎ、夫の実家へＧＯ。


　一緒にお昼ご飯たべて、仏壇にお参りして（お墓参りに行く元気ないので省略。私は昨日行ったし）すぐに帰ってきた。

　
　なんだかよくわからないけど、久々に電車で外出できちゃった

　

　
　

もう無理

　次男、夜中に「塾やめる」と言ってきた。

　私「なんで？」

　次男「もう無理」

　　（無理って、まだ2回しか行ってないじゃない。テキスト代と月謝で4万円もはらったんだぞ！）

　私「自分で行くって言ったんだよね？」

　次男「オヤジに怒られたからや」

　　　（ま、そうだよね）

　私「今月いっぱいはもうお金払ってあるから、もう少し行ってみて」

　次男「無理。オレには努力する才能がないんだ」

　私「そうか・・・」

　次男「物壊す」

　私「だめだよ」

　次男「物壊す」

　私「努力できなくったっていいんだよ。そのままでいいんだよ」

　次男「・・・」

　私「もう寝よう」

　次男「やだ。物壊す」（弱々しく）

　私「明日考えよう」

　次男「物壊す。オヤジコロス」（弱々しく）

　私「だめだよ」

　次男「塾やめるね」

　私「わかったよ」




　朝、次男の寝顔を見たら腹が立ってきた。

　もうこっちが無理だ！！

　塾へ行くからっていう約束でパソコン買うのも許したのに！！



　もう・・・





　

イライラ

　今日も塾に行く日だけど、夕方から次男イライラ。

　「あー、めんどくせー！めんどくせー！めんどくせー！！」

　食卓の椅子をなぎ倒す。

　あーこりゃ、だめだな・・・

　塾の宿題をやる気にならないと言い出し、

　塾行かん

　二度と行かん

　塾辞める・・・と


　まあ、想定内だけどね。

　2回も塾に行けたって言うのが奇跡だったんだよね。


　あーあ、

　休み休みでも行ってくれるといいんだけど。。。


　また私もゲーム再開するか・・



　いつまでこうやって振り回されるんだろう。

　親って辛いね

ゲームをやめる

　次男ではなく、自分の話。

　実は次男が不登校になってから、ピグライフというオンラインゲームをずっとやっていた。

　以前、長男が不登校の時にやっていて、学校へ行きだしてからやめた。

　ずーっと忘れていたけど、次男が不登校になって、また思い出してやり始めた。

　ゲームはやり出すとはまる。そういう風に作られている。

　時間の無駄・・と思いながらもやめられず、何も手につかず時間を持て余すとき、現実逃避にピコピコ、せっせと種まいて収穫してアイテムゲットして

　バーチャルの世界の庭造りをけっこう楽しんでいた。


　仕事の合間にせっせと収穫www


　何やってんだ、私・・・と思いながらも、辛い心を癒やすにはゲームってもってこいなのよね・・

　だから、子供にゲームやめろとは言えない


長男もゲーム大好きだった。小学生の頃はゲームボーイ、ＤＳ。ポケモン、ドラクエ。

　中学の時はカーレースのゲームにはまって、家ではプレステでグランツーリスモ。おかげで車に詳しくなった。

　夫の実家に下宿すると家でゲームできないのでゲームセンターによく行っていたみたい。

　よくわからないけど、ヤフーオークションでゲーセンでカーレースのゲームに使うカードを買わされた。

　でも、高校に入るとゲームはほとんどやらなくなった。現実逃避しなくてよくなったんだね。


　ゲームばっかりやってても、リアルが充実するようになれば自然にゲームはやらなくなる。


　気がついたら、自分もここ数日ゲームをやってない。

　だから、次男もいつかゲームをやらなくなる日がきっと来る！

　と、思いたい。


　ま、わかんないけど・・




　

一人じゃない

　ここ最近、コメント欄がすごいことになっている。


　私もそうだけど、不登校の子を持つ親御さん達、孤独で不安ですよね。

　周りに同じように不登校の子を持つ親御さんがそうそういるわけじゃないし

　お子さんが普通に学校へ行っているママ友から慰められたり励まされたりしても、有り難いとは思っても、何かこう引け目に感じたり、逆に寂しくなったりして。

　そんな風に感じる自分にも嫌気がさしてきて・・。


　でも、ここのコメント欄に来る人たちは、みんな立場が同じ

　だから本音で励まし合えて、共感し合えて、慰め合えて

　同じように悩んでいる人たちが世の中にはたくさんいるんだ！一人じゃないんだ！って思うと

　頑張ろうって勇気が出てくる。


　誰かがコメント欄で相談すると、それに対して次々と回答が！！！

　すごい！この団結力



　とっても感動しています。

　このブログを始めてよかった。

　いつもコメントくださる皆さん、ありがとうございます。


　最近、ひとつひとつのコメントにお返事が書けないのですが、

　あらためてお礼申し上げます。


　たくさんの人が「自分だけじゃないんだ」って思えて、少しでも気持ちが楽になれたら本望です。



　


　ところで、今日、このまえ家に来てくれた友達の一人（女の子）が、旅行のお土産とお手紙を届けに来てくれました。

　次男、また毛布かぶっちゃったけど、お土産とお手紙を部屋に置いてそーっとしておいた。

　
　次男がお風呂に入っている間に、そっと部屋に入ってみると、お土産はそのままだったけど、手紙は読んだ形跡があった。

　
　次男の反応がどうかなあ・・と気になったけど、機嫌よい。


　こんなにいい友達がいるんだから

　次男も一人じゃないんだって思ってくれたかなあ・・


　今日も泣ける・・

脱皮

本日は塾2回目

なんと、朝から机に向かって塾の宿題をやっていたらしい。

　
　昨日、パソコンのマウスが欲しいと言っていたので、仕事から帰って「パソコンショップに行こうか」と誘うと「行く」と言う。

　ヘアアイロンして、パソコンショップへ。ゲーム用マウスとマウスパッドを買ってあげた。

　帰る途中、

　次男「母さん、九九言える？」

　私「言えるよ。ににんがしー、にさんがろくー、にしがはちー、続き言って」

　次男「にごじゅう、にろくじゅうにー・・・」

　次男、家に帰ると同時に服を脱ぎ捨てパンツ1枚に


　夕ご飯食べた後、「母さん、ヘアアイロンと服持って来て」と。

　え、またヘアアイロンやるの？まあ、いいけど。

　15分に家を出ようねと言っていたら12分くらいに次男の方から「もう行こう」と。

　

　アレアレ？

　サナギから脱皮した？

　あんなに固まって動こうとしなかった人が・・


　でも、塾の前の駐車場でモジモジ。

　なかなか入っていかず、直前に「トイレ行きたい」と言い出す。

　「塾で借りなさい」と言ったけど、恥ずかしくて言い出せないのかな。


　まだまだ、脱皮仕立てで弱々しい。



　塾から出てきた次男、ご機嫌。

　次男「あー、今日の先生は章末問題だけにしてくれてよかった～、でも香水くさかったー」

　私「そっか。今日は何やった？計算？」

　次男「うん」

　私「九九できた？」

　次男「うん。九九、忘れてなかった。あーよかったー」

　私「そうか、よかったね～」

　次男「うん、さんごじゅうごって、ちゃんと言えた～」

　そうか、半年も計算してなかったから、かけ算さえできるかどうか不安だったんだね。

　次男「学校行きたくねえ」

　私「知ってるよ」

　次男「学校行かんでね」

　私「わかってる」

　


　この調子で、ひとつずつ自信を取り戻してくれるといいな