不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

現実と向き合う

2016-12-25 20:31:29 | 日記
昨日、塾から帰ってから「明日も行く」と言っていた次男。

しかし、朝から「ちょっと寝る」と眠り始めた。

私「母さん午後からおじいさんの病院に行くから、塾に送って行くなら昼前か夕方だよ」と言うと、

次男「わかった」と。

昼に起こしたが起きず。「夕方にする」と眠りながら答える。

夕方、病院から帰るとまだ眠っている。
声をかけるが起きない。

次男が眠っている間、そういえば近所に住む元気な方のおじいさん(私の父)が図書館で借りた不登校の本を読めと言って持って来たなあ、不登校の本は読み漁ってお腹いっぱいって思っていたけど、今年の6月に出版されたばかりの新しい本だったので、ちょっと読んでみようかなあと、ページをめくった。

著者は元教師で、どちらかというと保護者というより教員向けの本だった。

不登校を長期化させる保護者がよくないとか、「登校刺激してはいけない」と言う専門家は登校させる術を持ってないからそういうだけで、登校刺激は(混乱期を除いて)しなければならないとか、今まで読んできた本とは違う内容が書いてあった。

読んでいたら混乱して、焦ってきた。

はっと気付いたら午後6時。

本の影響もあって、イライラして次男を怒りながら起こした。

私「いい加減にしなさい!いつまで寝てるんだー💢」

次男「うるせー!」と、キレ返す。

イライラを抑えるために、大型ショッピングセンターへ車を走らせ、買い物に行った。

1時間くらいかけて日用品の買い物をして、家に帰ると7時半。

次男はまだベッドにいたが、私のイライラもおさまっていて次男に優しく声がかけられた。

私「下でご飯食べよ」

次男「ママがおしょいから塾に行けんかった」
(何故か幼児語)

私「え?行く気あったの?」

次男「うん。7時に行こうと思ってた」

私「じゃあ今から行こう」

次男「もういい」

私「じゃあご飯食べよう」

次男「うん」

ご飯を食べた後、次男が新しい問題集が欲しいと言ったので、一緒に大型ショッピングセンターの本屋へ出かけた。

次男「あっ。マスク忘れた」

ショッピングセンターについてから気付いて、慌ててフードで顔を隠す次男。

ショッピングセンター内でマスクを買い、本屋へ。

英語と数学それぞれ一冊ずつ問題集を買った。

次男、車の中で「今の中学はみんながオレの過去を知っているから嫌だ」と言い出した。

私「じゃあ転校する?」

次男「おまえはどっちがいいんだ」
(親に向かってお前とは何だ、と言うツッコミはなしね)

私「どっちでも。自分で決めたら」

次男「オレはどうせお前の言う通りにはならんけど、お前はどっちがいいんだ」

私「うーん、転校して環境変えたらいいんじゃない?」

次男「公立高校の入試って難しいの?」

私「基本的には教科書からしか出ないそうだよ」

次男「公立高校の試験問題買いに行こう」

なんか凄く前向き、、、(*⁰▿⁰*)

今度は別の本屋に行き、次男は公立高校の過去問題集を手に取った。

次男「難しいじゃねえか!!オレ、こんな問題出来ん!」

私「っつうか、あんたまだ中2だから、( ̄∇ ̄)(しかも中1の途中から学校行ってない)難しいに決まってるよ」

少しずつわかるシリーズで自信をつけてきた次男だが、公立高校の入試問題を見て現実は甘くないと分かり撃沈。

帰りの車の中で

「学校どうしよっかなー」

「学校行きたくねえー」と繰り返す。

私「今の学校が嫌なら転校したら」と、つい自分の意見を言ってしまう。

次男、転校する学校がないと言う。あそこはイヤ、ここはイヤ。私の提案は全部拒否。

「学校めんどくせー。行きたくねー。学校行かん」

「あ〜〜〜〜」

「学校行きたくねー。何で行かんとあかんの。オレ学校行かんでね。いいよね。ねっ、行かなくていいでしょ」

「あ〜〜〜〜、学校行かん!」

家に帰ってからもずーっと何十回も繰り返していた。

聞いているのもしんどい。

こっちも辛くなってきて、何でこんな風になってしまったのか、私立中学に入れたのが間違いだったのか、地元の公立に行っていたら違っていたのか、、、と頭の中でグルグルグルグル

今まで現実から逃げて来たけれど、現実と向き合い始めた次男。

苦しいよね。(´;ω;`)

学校の壁はまだ高い。

果たして乗り越えられるのかな