不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

壁の穴

2016-05-31 21:30:51 | 日記
 イタ飯屋さんの話ではありません。

 我が家の壁の穴。

 もともと2つ空いていたけれど

 増えました。

 次男の部屋に特大の穴が2つ。


 長男の部屋と廊下にある穴は壁パンチでできたもの。

 上の方なのでカレンダーで隠してある。

 次男の部屋の穴は足で蹴られてできたので

 カレンダーでは隠せない位置・・


 私の部屋から本棚を持ってきて穴を隠そうとしたが

 横にはみ出してしまうので

 本棚を横にして置いたらジャストサイズ

 でも、そうすると本が置けない。

 穴が隠れる大きい本棚を買ってこなきゃ


 

不幸印のギフト

2016-05-29 21:18:31 | 日記
 「普通がいい」という病(講談社現代新書)

 という、精神科医の書いた本を読んでいます。

 その本の中の一節


 <病気や苦しみとは、天からのギフトのようなもので

  その中にはとても大切なメッセージが入っている。

  だが、それは《不幸印》のラッピングペーパーに包まれているので

  たいていは、嫌がって受け取られない。

  しかし、それは受け取られない限り何度でも再配達されてしまう。

  思い切って受け取ってその忌々しい包みをほどいてみると

  そこには、自分が自分らしく生きていくための大切なメッセージが見つかる>




 ああ、まるで今の自分のことのよう!

 息子の<不登校>という不幸印のギフトを受け取ってしまった。

 最初は受け取り拒否していたけれど、何度も贈られ受け取らざるを得なくなった。

 なかなか包みを開けることができなかったけれど

 やっと今、包みを開いて受け入れることができたかな・・

 このギフトを受け取らなかったら、後で大変なことになっていたかも知れない。


 不登校、それは 不幸印のラッピングペーパーに包まれた

 大切なメッセージ入りのギフトなのかも知れない。

 でも、包みを開けてみたら不幸というほどのものでもない。


 


 
 要は大切なメッセージがちゃんと読み取れているかどうか・・・だよね。

 もらっても解読できなかったら意味がないよね・・。
 

 

朝ドラ嫌い

2016-05-29 00:58:48 | 日記
 長男曰く、不登校の子は朝ドラが嫌いらしい。

 その理由のひとつは朝学校が始まる時間に始まるドラマであること。

 もうひとつは、主人公がめちゃくちゃ前向きであること。


 私はここ何年か、毎朝習慣的に朝ドラを観ているが

 確かに朝ドラの主人公は例外なく前向きで明るくて

 いかなる困難をも物ともせず、周りの迷惑顧みず、ひたすら突っ走るタイプばかり。

 朝っぱらから天然でひたむきでエネルギーに満ちている人を見せつけられたら

 不登校やひきこもりの人は自分と比較して余計に落ち込むよね。


 
 うちの長男は今でも「朝ドラの主題歌を聴くと鬱になる」と言っている。

 不登校だった頃を思い出すらしい。

 気持ちは分かる気がする。

 
 でも、一度観始めると、続きが気になり毎日観てしまう朝ドラ。

 朝ドラ主人公のように自分の思うとおりにいつも前向きに生きられたらいいのにね。


 あー、明日は朝から公園掃除。

 早く寝ないと・・・

 
 

そとの人

2016-05-27 18:57:49 | 日記
 本日2回目の投稿

 さきほど、担任の先生から電話あり。

 先生「その後どうですかー」

 相変わらず昼夜逆転していて特に変わりない旨をお伝えする。

 そして、ちょっと相談してみた。

 私「最近、将来生活保護受けるって言ってくるので、返事に困るんです

 先生「え、ええ?生活保護?中2の子がそんなこと言うんですかー」

 私「反応を試されてると思うんですけど、何と言っていいやら」

 先生「本人はそんな風になりたいとは絶対思ってないはずですから-。

    それはお母さんの反応が試されてるんですよ、きっとー」

 私「そうですよねー。でも本気かも知れないと思って、つい真剣に受け答えしちゃうんです」

 先生「本気でそんなこと思ってないですよ-。

    そんなこと言ったら怒られるに決まってるのに、それを言えるってことは

    お母さんに気を許してるってことですよー。

    お母さんは大変でしょうけど、『まさかそんなこと思ってないくせにー』って

    笑い飛ばせばいいんじゃないですかねー。

    挑発に乗ったら思う壺ですよ

    一応スクールカウンセラーにもこういうときなんて答えたらいいか、聞いてみますね。」


 挑発に乗ってしまった私。

 夫に相談したら絶対怒るし、強制的に全寮制の学校に放り込まれそうなので

 夫には言えないな~と思っていた。

 誰に相談していいのやらと思ったけれど

 先生に相談できてよかった。


 夫を含め家族は内側にいる人なので客観的判断ができないが

 外側にいる先生は客観的に判断することができる。

 
 子供と家の中で悶々としていると、極端なこと言えば「心中」みたいな方向までいっちゃう気もする。

 
 担任の先生は去年は担任じゃなかったけど教科を教えてもらっていたので

 全然知らない人に言われても、(どうせうちの子のこと知らないくせに)と思ってしまうだろうけど

 うちの子を知っている先生に「あの子がそんなこと真剣に思ってるわけないですよー」と言われると

 安心する


 行き詰まったときはそとの人に相談しよう





挑発

2016-05-27 14:48:40 | 日記
 最近次男がよく言う。

 「オレ、ナマポになる」

 ナマポすなわち生保(生活保護)のことらしい。

 ネットで色んな言葉を覚えている次男。

 しかし、「ナマポになる」と言われてどう反応すればいいのか。。。

 
 母「だめだよ。そんなの」

 次男「なんでっ」

 母「そういうのはね、病気で働けない人とかがなるんだよ」

 次男「だって日本には100万人もナマポがいるんだよ。みんな病気なのか」

 母「なかにはずるする人もいるけど。だめだよ、あんたはなれないよ」

 次男「だから、なんでっ。オレはナマポになるんだー」


 反応を試されているのか、本気で言っているのか・・・


 ここで怒っては思う壺なのか・・・と思いつつ怒りがこみ上げてくる。


 母「だからー」切れそうになるのを抑えて

 母「あんたも言ったとおりで生活保護受給者が増えすぎてて、これからはそんな簡単になれないんだよ

   役所の人に働くように言われて仕事を斡旋されるんだから」

 次男「じゃあ、手足切って働けなくする」

 母「そうしたら手足がなくてもできる仕事を斡旋されるだけだ」

 次男「手足なくてできる仕事なんかあるんかよ」

 母「乙武さんだってちゃんと働いているじゃんか」

 次男「あれは乙武さんだからできるだけや。普通の人にはできんやろ」

 母「でも手足なくても交通整理とか、駐車場の見張り番とか、なんかかんか仕事はある」

 次男「うるさい!うるさい!だったらもう焼身自殺するしかない」

 母「バカ!何言ってんの!!」



 こういう挑発に乗っちゃいけないのに、ついまともに反応してド壺にはまる。

 以前読んだ引きこもりだった人が書いた本に、

 引きこもりの人を論破しちゃいけないと書いてあったのに。

 まだまだ修行が足りない私。


 でも、「ナマポになりたい」と言われてどう反応すればいいのか・・

 「そうなんだねー」と軽く受け流しておけばいいのだろうか。

 最初は軽く受け流していたけど、あまりにしつこく言ってくるのでつい・・。

 次男も何を言えば親が一番嫌がるかと言うことを知っていて

 反応を試しているんだろうとは思うが。。。

 こんな駄目な自分でも親が受け入れてくれるかどうか

 試しているんだ、きっと。。。


 あーあ・・もう

 

 どーしたもんじゃろのう(とと姉ちゃん風に)



 

 



  

 

子の心親知らず

2016-05-25 19:52:19 | 日記
 次男が学校から電話がないのかと気にしていたことを担任に電話で話したら

 スクールカウンセラーと相談してまた電話すると言われ

 今日電話があった。

 本人が担任と話したそうだったら担任の電話にでさせてもよいとのこと。

 ただし、学校の話はしないようにと言われたそうだ。

 担任は次男と話したくて仕方がないらしい。

 生徒思いの先生でありがたい。

 親のこともねぎらってくれて

 こちらから電話して次男の状況を伝えると、何度もお礼を言われるので

 恐縮してしまう。




 次男は本日も昼夜逆転。

 学校へ行かない状態が定着している。

 そんな次男の姿を見て、ため息は出るが涙はほとんど出なくなった。

 諦めの境地に近づいてきた。

 これって、いい傾向なのかな?

 でも、フリースクールのホームページを見たりするとやっぱり焦る。
 
 無理矢理でもこういうところに入れた方がいいんじゃないかと。

 このままずーっと待っていたら、ずーっと今のままで変わらない気がする。



 でももしも、本人がそろそろ学校へ行こうかな~なんて思っていたとしたら

 そこで親が「そろそろ学校行ったらどうなの」とか言ったものなら

 絶対行く気なくすだろうな~

 まだ行こうと思ってないところで「そろそろ行け」と言ったとしても

 やっぱり行かないよね~

 じゃあこのまま待つしかないか・・



 子供の心が分かったらいいのに。

 わからなくて当たり前なんけど。

 別の人格なんだから。



 
 このまま引きこもりだったら社会に迷惑かけるわけじゃないし

 外に出て犯罪犯すよりは、家にいてくれた方がいいと思ってみたり・・


 でも親は先に死んじゃうんだからねー

 いつまでもあんたの面倒みれないからねー


  








 

 

親の心子知らず

2016-05-24 22:50:17 | 日記
 先週末に次男と一緒に電車に乗って外出ができて嬉しかった自分

 でも、きっと次男は何とも思っていない。

 中学生の男子が母親と一緒に出かけるのが嬉しいわけがないので。

 ふと、自分の子供の頃を思い返した。


 小学生の時、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)だったので、母に連れられバスに乗ってしょっちゅう耳鼻科に通った。

 母はあるときこう言った。

 「○○ちゃんが蓄膿になったおかげでこうやってバスで一緒にでかけられるね。

   そう思うと病気になって悪いことばっかりでもないね」

 しかし、当時の自分は母と一緒にバスででかけることが楽しいことでも何でもなく

 母はなんでそんなことを言うのだろうと不思議に思ったのだった。

 母とバスででかけることよりも、耳鼻科の帰りにバス停の近くにある美味しいお好み焼きの店に時々寄るのが楽しみだった。

 しかし、母にとっては子供と一緒におでかけするということが楽しかったのだ。

 今になってその気持ちがやっとわかった。



 
 昨日、長男が風邪をひいて39度の発熱。

 中学、高校の時は簡単に学校を休んだのに、昨日は解熱剤を飲んで大学へ行ってしまった。

 今日は休んだのだが、まだ熱が下がらないのに明日は絶対に行かないといけないと言う。

 欠席すると留年するんじゃないかと心配らしい。

 「ちょっとくらい休んだって大丈夫だよ。母さんなんか大学に入ってから交通事故に遭って1ヶ月休んだけど留年なんてしなかった」

 と長男に言うと、心配して様子を見に来ていた私の母が聞いていて
 
 「何言ってんの。私が先生たち全員に電話して頼んで回ったんだよ。そんな簡単なものじゃなかったよ」

 と・・・。

 そんな話は初めて聞いた

 婆「あんたね、大学に入ったと思ったらすぐに交通事故に遭ってね。意識不明で病院に運ばれて

  もう学校には戻れないかも知れないって言われたんだよ。

  命が助かっただけでありがたいと思えって医者に言われたんだよ。

  私がどんな気持ちだったと思う?」

 私「・・・・・」

 す、すみませーん

 ご心配をおかけしました・・



 かのように、親の気持ちを子供は知らないのである。

 親の気持ちを知るのはずーっと後、自分が親になって初めて知るのである。


 うちの子供達も親の気持ちなんていつ知ることやら。

 親にならなければずっと知らないままかもしれない。

 うちの子達は男なので、たとえ父親になっても母親の気持ちは一生わからないだろう。


 別に気持ちを知って欲しいわけじゃないけれどね



 

 

感電、電気椅子、少年法

2016-05-22 23:43:51 | 日記
 昼夜逆転している次男、朝私を起こしに来て

 「母さーん、髪の毛って感電する?」

 と聞いてきた。

 母「え?感電するでしょ。体に雷落ちたり、電気椅子にかけられたりしたら髪の毛チリチリになるんじゃない?」

 次男「電気椅子って何?」

 母「アメリカとかで死刑に使う感電死させる椅子だよ。ほれ、Wikiで見てみよう」

 次男「ふーん」

 母「ほら、髪の毛も焼けただれるって書いてある。こわいよねえ。

   ねえ、ところで死刑ってどう思う?死刑反対論者の人もいるけど」

 次男「えっ、そんな人いるの?」

 母「そうだよー。ほらね(ネットで検索)死刑廃止してる国もあるんだよ。

   死刑はあったほうがいいか、ない方がいいのか、どう思う?」

 次男「んんー、どっちでもいい」

 母「んじゃあさー、将来結婚して子供ができて、もしも奥さんと子供が殺されたら犯人を死刑にしてほしいとは思わない?」

 次男「そのときになってみんとわからんけどー、」

   でも、犯人は普通の生活ができなくなって社会的な制裁を受けるからそれで十分というようなことを次男は言った。

 母「へー、心が広いんだねえ。じゃあ少年法はどう思う?たとえば少年Aは社会に出て普通に生活してるよ」

 次男「少年Aって何?だれ?」

 母「それはねー、以前、神戸でこういう事件があったんだよ。(ウィキペディアで検索)

   この犯人、当時中2だったから○○と同い年だよー」

 次男「へええー、へええー」ウィキペディアの記事を興味深げに読む。

 次男「母さん、こんな話して、オレがまねしたらどうするの?」

 母「いやいや、普通の人間はこんなことしようと思わないし。できる?こんなこと」

 次男「できん」


 次男「ところで何でこういう話になったんだっけ?」

 母「髪の毛が感電するかって話から」

 次男「あーーーー。凄い発展したね」

 次男がなんで髪の毛が感電するか聞いたかというと、コンセントに髪の毛を突っ込んだら感電するか知りたかったとのこと。

 (あんたは小学生か

 

 今日は 朝から電車で外出もできた次男。

 久々に有意義な日曜日だった。

 昨日は朝まで眠らず、帰りの電車の中で寝ていたが、帰ってからずっと起きている。

 明日は爆睡だな、きっと



 

きみはいい子

2016-05-21 15:57:29 | 日記
 先週借りた5枚のDVDの中に素晴らしい映画があった。

 きみはいい子

 虐待してしまう母親 

 ママ友
 
 新米教師 

 学級崩壊

 保護者からクレームの電話

 自閉症の子供

 その母親

 近所の認知症のおばあさん

 虐待される児童

 走る新米教師

 

 ・・・


 前半は胸が苦しくなり

 途中でその苦しさがふうっと解き放たれ

 後半は涙が止まらない。


 

 重いテーマで途中までは苦しいが、観た後にカタルシスを感じる。


 これらの物語は現実社会でも現在進行形なのだ。。。



 
 特に自閉症の子役の加部亜門君の演技は天才的


 

 心に残ったセリフ


 「母親が子供に優しくすると、子供は他人に優しくする。

  子供を可愛がれば世界が平和になる。

  母親ってすっごい仕事っしょ」

 



 母親って すごい仕事をまかされてるんだね


 よい映画に出会えてよかった




 
 

いいこと 悪いこと

2016-05-20 23:29:58 | 日記
 不登校になって「悪いこと」と「よかったこと」

 大きなことから小さなことまで書き出してみる。

 悪いこと

 勉強が遅れる

 社会性が身につかない

 生活リズムが乱れる

 体力がなくなる 

 視力が悪くなる(ネットとゲーム)

 コミュニケーション能力が低下する

 友達がいなくなる

 同級生に会うといけないので外出ができない

 イライラして物を壊す

 長期化すると対人恐怖、うつ状態などになる可能性

 性格が卑屈になる可能性

 進学、就職に不利

 経歴に傷がつく

 体裁が悪い

 電気代が高くなる(夏、冬のエアコン代)

 学費がもったいない(私立なので)


 よかったこと

 学校というストレスを回避できている

 親子関係を見直せる

 自分をみつめる時間がたくさんある

 今後、人の痛みが分かる人間になれる可能性

 乗り越えれば精神的に強くなれる可能性

 将来不登校の経験を職業に生かせる可能性

 ・・・

 やばい

 悪いことはいくらでも思いつくが、

 よいことが頑張ってもこれ以上思いつかない

 


昼夜逆転

2016-05-20 06:10:39 | 日記
 次男、今朝も5時に「お腹空いた」と私を起こしに来て

 朝食(次男にとっては夜食)食べて朝6時に寝た。

 だんだん起きる時間と寝る時間がずれていて、そのうち1回転して朝起きて夜眠るサイクルになり

 まただんだんずれてきて昼夜逆転する。

 それを繰り返している。

 これ、「非24時間睡眠覚醒症候群」というらしい。

 うーん・・

 太陽の光を浴びる機会が少なく、時間の手がかりがない状況が発症の原因になるとのこと。

 これが続くとよくないよね・・

 学校へ行きだしたら治るとは思うが いつのことやら

 

 


 次男、風邪が治って機嫌もよくなった。

 昨日ぼそっとつぶやいた。

 「あーあ、学校行きたくねえな-」

 
   えーっと、、、こう言われたらどう答えるのが正解?

   ・行かなくていいよ(心にもないけどこう言えるのが一番いいのかな)

   ・そうか、行きたくないんだね(これも正解)

   ・行かなきゃだめだよ(これNG)

  沈黙もおかしいので何か言わなきゃ

 で、私の返事が

 「母さんも学校きらいだったよー」

 ま、この答え方で悪くはないかな。

 ⇒母さんもきらいだったけど休まず行ったのに

 こう捉えられるとよくないかな。
 
 
 
 あー気を遣う・・・



 先日のスクールカウンセラーの話によると

 子供が「明日学校行こうかな-」と言い出しても、喜んじゃだめらしい。

 
 「学校行きたくねえな-」から「学校行こっかなー」に変わるのはいつの日なのか。

 「学校行こっかなー」から実際に学校へ行くまでも遠い道のりなのだろう。


 次男の1日は終わり、私の1日が始まる。

 有意義に過ごしたい

 しかし朝から眠い・・・

 



 
 

 
 

 

不機嫌

2016-05-19 05:17:36 | 日記
 次男、機嫌が悪い。

 昨日の昼間、誰もいない間にまた卵がパックごと割ってあった。

 一晩中起きていたようで、明け方にイライラしながら私を起こしに来た。

 風邪を引いたようで、鼻をフンフン鳴らしている。

 次男「あー 物壊したい」

 母「だめだよ。なんで」

 次男「あー

 母「鼻が詰まって苦しいの?」

 次男「うん」

 母「お腹出して寝てたからだよ-」

 次男「最近学校から連絡ないんか

 母(ドキッ)「先生から電話はあるけどー」

 次男「最後にいつあった?」

 母「月曜日・・」(スクールカウンセラーと担任と面談した日。次男には内緒)

 次男、急に担任から電話がかかってこなくなったことを気にしているようだ。

 母「先生ね、君のこと気にかけてるんだけど、学校来ない子にあんまり電話しちゃいけないっていう意見もあって遠慮してるんだって」

 次男「ふうん」

 母「先生からの電話に出たい?」

 次男「別に、どっちでもいい。気分による」

 母「そっかー」


 母「お腹空いてるでしょ?何か食べる?」

 次男「うん」

  
 パスタ食べて、次男寝る。午前5時。

 次男の1日は終わり、私の1日が始まる。

 
 穏やかな1日でありますように。

スクールカウンセラー

2016-05-17 23:37:46 | 日記
 担任の先生が、スクールカウンセラーとの面談をセッティングしてくださった。

 公立学校のスクールカウンセラーは普通は教師ではなく専門のカウンセラーだが、

 次男の通う私立学校のスクールカウンセラーは教師だった。

 しかも、とってもお年を召していた。

 公立の学校を定年退職してから十数年経っても

 私立校に移って現役で教壇に立って数学を教えていらっしゃるとのこと。


 おじいさんカウンセラー先生、さっそく一方的に不登校の持論を話だした。

 「精神年齢を検査する方法はない」という話から始まって

 「自動車の馬力には色々ある。3000ccの車の集団中に650ccの軽自動車が一台混じっていたら

  集団の中で浮いてしまうだろう」

 と言い出し

 (な、何が言いたい?

 と思ったら、案の定

 「精神年齢の低い子は不登校になる」と。

 
 私「うちの子は精神年齢は低くありません!

 と思わず言うと

 爺「どうしてそんなことがわかるんだ!?」

 と・・。

 ムカムカしながら

 私「不登校に関する本をたくさん読みましたが、そんなことが書いてある本は1冊もありませんでした」

 爺「不登校になるには原因があるはずなんだ!じゃあ本には原因は何だと書いてあるんだ」

 私「原因は色々です!!」

 この時点で、もう帰ろうかと思ったけれど

 おじいさん先生は構わず持論を話し続け、

 不登校の生徒への対応の仕方になり

 爺「学校へ行けと言ってはいけない」

 爺「学校の話は一切せず、指示や命令はしてはいけない」

 あれ、まともじゃん

 爺「勉強についていけなくなるとか、体力が衰えるとか、友達がいなくなるとか、そんなことは一切言ってはいけない」

 爺「学校へ行って皆と楽しくやりたいと一番願っているのは本人だ。そこをチクチク刺激してはいけない」

 爺「学校に関する物から遠ざけていれば、そのうち自分から学校へ行くと言い出す」

 爺「親から見放されたと思われないように、いつも笑顔で、スキンシップを大切に」

 爺「とにかく、不登校の子に発する言葉は慎重に選んで、とても神経を使わなければならない」



 担任「あのー、私、本人に何回か電話しちゃったけど、それってよくなかったんですね

 爺「まあ、担任としてはしたくなるだろうけど、本人には電話しない方がいい」

 担任「ごめんなさーい、私、待ってるよーとかいっぱい言っちゃったんです-」

 私「いえいえ、私も先生に電話してくださいって頼んだし・・

 爺「これからは、本人にわからんところでお母さんとだけ電話しなさい」

 担任「わかりましたー。お母さん!これからは二人で話しましょう!!」

 


 おじいさんカウンセラー先生の話、後半は役に立った。
 
 長男の時に受けたカウンセリングも含めてこれまでと違うのは

 
 本人はカウンセリング受ける必要なし。カウンセリングは親だけが受ければよい
 


  と言われたこと。

 カウンセリングを拒否する次男が正しいんだね。


 

幸い中高一貫なので、1日も中学校に行かなくても高校生にはなれるらしい。

 それを聞いただけでも少し安心した。

 最後に担任とおじいさん先生から、

 中学の時に全然勉強しなくて成績がひどかったけど高校から頑張って国立の医学部に入った子もいるからと慰められた。

 うちの長男もそうだったけど・・。


 
 1年や2年遅れても、人生大きく変わらない。


 今はゆっくり充電

 ま、何とかなるさ
 

 
 

 

季節は次々

2016-05-15 22:25:45 | 日記
 次男と久々に外食した

 出かけるときは必ずマスク着用。

 
 帰りの車の中で

 長男の好きなamazarashiの曲

 『季節は次々死んでいく』


 季節が死ぬという表現、新鮮だ。

 季節は死んで、そして新しい季節が生まれる。

 次男が不登校になった季節は冬。

 その冬は死に

 春が生まれ

 もうすぐ春は死に

 夏が生まれる。

 もう君の冬は死んだんだよ!

 新しい季節が生まれ変わったんだよ!

 生まれ変われるんだよ!

 


 次男に思わずそう言ったら

 「は?何が言いたいの?



 夏が生まれて、

 秋が生まれて

 また冬が生まれて

 季節はどんどん移り変わっていく

 君の心も生まれ変わるだろう きっと・・・




 

決意

2016-05-14 22:18:08 | 日記
 もう学校へ行けとは言わない。

 そうするのが学校へ戻す最短の道と信じて。

 本当は学校へ行って欲しいことを悟られてはいけない。

 難しい・・・



 昨日映画のDVDを5枚借りてきた。

 昨日から今日にかけて2枚観た。

 次男はしばらく放っておこう。

 「放任」とは違って

 「見守る」

 難しい・・



 あれしなさい

 これしなさいと

 言うのもやめよう

 命令、指示はだめ

 難しい・・・


 できるかな