ちょうど一年前、ひきこもりを脱する転機となる事件が起こった。
一年前のブログ記事はこれ↓
きっかけ
ぼかして書いてあるのでこれを読んでもあまり分からない思う。
一年経った今、不登校に悩む親御さんの参考になればという思いで、恥をさらして詳細に書いてみることにした。
この頃の次男は不登校になってから9ヶ月経過し、昼夜逆転、ネット、ゲーム三昧の日々。
教科書は全部破ってしまい、「二度と学校行かない。働かない。ナマポ(生活保護)になる」と言う。
トンネルの出口は全く見えず、この先どうなるのかと親子共々不安の中にいた。
私は不登校関連の本を読みあさり、学校へ行けないありのままの次男を受け入れようと努力していた。
次男の欲求はできるだけ受け入れ、指示、命令は一切やめ、
次男の存在そのものを肯定していることが伝わるような『肯定オーラ』を出そうとしていた。
しかし、次男の状態は一向によくならず、「学校燃やす」「人を殺したい」などという発言まで出るようになっていた。
そんなある日、次男が些細なことに腹を立て私のノートパソコンを持ち出して洗面台で水に浸した。
それを見た私は激怒した。
このときまで、私は次男に感情的に怒ったことはなかったのだが
このときは心底腹が立って、次男に対して初めて感情に任せて思い切り怒った。
「もうお前なんか家から出て行け!もう要らない!」と胸ぐら掴んで怒鳴り
次男を玄関の外へ追い出した。
次男は歩いて私の実家へ行き、そこで二晩泊まった。
二日間放置してから次男を迎えに行き、全寮制のフリースクールに見学に行こうと誘ったのだった。
次男は私の気迫に負けたのか、それまでのように「イヤ」とは言わなかった。
一回目は家族全員で相談会に行った。
二回目は私と次男と2人で個別の見学。
このフリースクールの見学が明らかに転機になった。
そこのフリースクールは規律が厳しく、自由がない感じだった。
生徒達は礼儀正しくにこやかに挨拶してくれて、みんな背筋がピンと伸びて姿勢がよく、
先生が話をする間、生徒達は先生の顔を見てウンウンと頷いていた。
私は「ここへ入れたら何とかしてもらえそうだ」と期待したが、
次男はそのフリースクールに入ることは拒絶した。
その代わり保健室登校すると言い出した。
保健室登校でなく放課後登校させてもらってはどうかと私が提案し、担任の先生が快く引き受けて下さった。
それまで拒絶していた家庭教師も来てもらってもいいと渋々受け入れたので
『ひとり先生』のところへ次男を連れてお願いに行った。
それからは担任の先生とひとり先生のお力を借りて、次男の状態はみるみる良くなっていった。
注:色々なケースがあると思います。
うちはたまたまこうなっただけなので、これを読んで無理矢理お子さんを動かそうとするのはくれぐれもやめてくださいね(..;)
シュウメイギク
一年前のブログ記事はこれ↓
きっかけ
ぼかして書いてあるのでこれを読んでもあまり分からない思う。
一年経った今、不登校に悩む親御さんの参考になればという思いで、恥をさらして詳細に書いてみることにした。
この頃の次男は不登校になってから9ヶ月経過し、昼夜逆転、ネット、ゲーム三昧の日々。
教科書は全部破ってしまい、「二度と学校行かない。働かない。ナマポ(生活保護)になる」と言う。
トンネルの出口は全く見えず、この先どうなるのかと親子共々不安の中にいた。
私は不登校関連の本を読みあさり、学校へ行けないありのままの次男を受け入れようと努力していた。
次男の欲求はできるだけ受け入れ、指示、命令は一切やめ、
次男の存在そのものを肯定していることが伝わるような『肯定オーラ』を出そうとしていた。
しかし、次男の状態は一向によくならず、「学校燃やす」「人を殺したい」などという発言まで出るようになっていた。
そんなある日、次男が些細なことに腹を立て私のノートパソコンを持ち出して洗面台で水に浸した。
それを見た私は激怒した。
このときまで、私は次男に感情的に怒ったことはなかったのだが
このときは心底腹が立って、次男に対して初めて感情に任せて思い切り怒った。
「もうお前なんか家から出て行け!もう要らない!」と胸ぐら掴んで怒鳴り
次男を玄関の外へ追い出した。
次男は歩いて私の実家へ行き、そこで二晩泊まった。
二日間放置してから次男を迎えに行き、全寮制のフリースクールに見学に行こうと誘ったのだった。
次男は私の気迫に負けたのか、それまでのように「イヤ」とは言わなかった。
一回目は家族全員で相談会に行った。
二回目は私と次男と2人で個別の見学。
このフリースクールの見学が明らかに転機になった。
そこのフリースクールは規律が厳しく、自由がない感じだった。
生徒達は礼儀正しくにこやかに挨拶してくれて、みんな背筋がピンと伸びて姿勢がよく、
先生が話をする間、生徒達は先生の顔を見てウンウンと頷いていた。
私は「ここへ入れたら何とかしてもらえそうだ」と期待したが、
次男はそのフリースクールに入ることは拒絶した。
その代わり保健室登校すると言い出した。
保健室登校でなく放課後登校させてもらってはどうかと私が提案し、担任の先生が快く引き受けて下さった。
それまで拒絶していた家庭教師も来てもらってもいいと渋々受け入れたので
『ひとり先生』のところへ次男を連れてお願いに行った。
それからは担任の先生とひとり先生のお力を借りて、次男の状態はみるみる良くなっていった。
注:色々なケースがあると思います。
うちはたまたまこうなっただけなので、これを読んで無理矢理お子さんを動かそうとするのはくれぐれもやめてくださいね(..;)
シュウメイギク