今日はメンタルクリニックの日


庭で遊ぶニャンコ
医師から「気分はどう?」と聞かれて、次男は「いいです」と答えた。
確かに、ずいぶん落ち着いたと思う。
「このまま続けましょう」と言われ、同じ薬が処方され、診察終了。
ラツーダは新薬なので2週間以上処方してもらえないため、また2週間後に予約。
医師が明らかに真っ黒に日焼けしていたのが気になった。
GWどこかに遊びに行ったのかな。
うちの地域は緊急事態宣言は出ていないからいいんだけど、精神科医の日焼けはなんだか違和感(偏見です。ごめんなさい💦)

『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』 借金玉著
という本を図書館で借りて読んだ。
著者は小中時代は学校に馴染めず不登校を繰り返し、高校は落第寸前でなんとか卒業。大学に一度入るが一年で中退、2年間ふらふらしてから早稲田大学に入り直すが、大学時代も薬物、アルコール、自殺未遂を定期的にやらかし、在学中にADHDと診断される。卒業後は一流の金融機関に就職するが、仕事がうまく出来ずに2年もたずに退職。一発逆転を狙って企業し、社員二桁を雇うまで成長させたが失敗し、30歳で一文無しの無職となり、人生最大級のうつに襲われる。その後は一年かけて鬱から這い出し、営業マンとして働いている。
発達障害とは言え、2年間ふらふらした後に早稲田大学に入れて、薬物、アルコール、自殺未遂をやらかしながらも一流の金融機関に就職できるという大変能力の高い著者が、発達障害でも社会に適応していくために編み出したノウハウを綴っているが、普通の発達障害の人が真似しようとしてもやや難しい気がした😥
私にはノウハウよりも著者の体験談が参考になった。
鬱の酷かった時はトイレにさえ歩けず、失禁し、悪臭の中で一日横たわっていたというのがとても印象に残った。
『うつのどん底でできることは、服薬して眠る以外に何もない』
『生存は全てに優先する。逃げていいし休んでいい』
『「自分は何もできない」ではなく「何もしないをやっている」と切り替えろ』
「何もしない」というのは強い意志を持った行動である。「何もしないをやっている」という意識を持つだけで回復量が変化する。
なるほど〜
不登校も中退もひきこもりも、強い意志を伴う行動なんだなぁ。
そう考え方を切り替えたら回復が早いのかも知れない。
この本は3年前に出版されたもので薬の記述がすでに古くなっています。昨年新刊を出されたようなので図書館で予約しました。

庭で遊ぶニャンコ
見出し画像はコデマリの花
GWも明日で終わる。



GWはタサン志麻さんの料理本で料理作りまくり
次男は落ち着いていて、平和なGWだ。
だいたい夜は8時くらいに寝て朝6時くらいに起きている。
睡眠時間が長いのは薬のせいなのか。
でも昼夜逆転はしていない。
昼間はほんの10分くらいだけど自主的に散歩に出かけている。
去年のGWはどうだったかなと、ブログを読み返してみると
「『オレなんで生きてるんだろう』と毎日言っている」と書いてある。
あれから上がって下がって、また上がりかけて今に至る。
今は「オレ、頑張ってる」と言う。
つい「何を頑張ってるの?」と聞いてしまった。
次男「生きること」と。
私「そうだね。頑張ってるね」
次男「オレ、生きてるだけで偉いよ」
私「そうだね。生きてるだけで偉いね」

次男、連休中に一本動画を作ったらしい。
母さんがチャンネル登録してあげるから教えてと言うと、迷惑だからやめてと言われた。
50代のオバさんというデータが混ざるとかえってよくないという話をされた。
長男には動画を教えたらしいけど、私には教えてくれない。
今日も「オレ働きたくない」「不労所得欲しい」と言っていた。
最近は毎日これだ。

少し前にNHKのアサイチに林真理子さんが出ていて
8050問題をテーマにした小説を上梓したと言っていた。
8050問題とは80歳代の親が50代の子供の生活を支えることをいうが、
小説では50代の親と20代の息子を主人公に設定したそうで、
それはなぜかと言うと、「80歳と50歳ではもう救いようがなくて、話の作りようがないから」だそうだ。
『小説8050』というタイトルなのに。
ストーリーは、息子が中学生の時のいじめが原因でひきこもりになり、前に進むために裁判を起こすというものらしい。
読んでみたいが、本棚がいっぱいで本を極力買わないようにしているので、図書館で借りようとしたけど
新し過ぎて図書館になかったので、リクエストした。
「子どもが50代になってしまったらもう手遅れ…救いようがない…その前になんとかしないといけない!」
真理子様のお言葉、身につまされました😖
このまま落ち着いたら、ずっとこのままだったら、
8050問題は自分に降りかかってくる。


GWはタサン志麻さんの料理本で料理作りまくり