不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

先回りしない!

2016-12-20 21:31:01 | 日記
 担任の先生から、教科書が届いたから取りに来て欲しいと電話があった。
 
 仕事を抜けて学校へ行くとちょうど最後の個人懇談が終わったところで、
 
 先生とゆっくりお話ができた。

 放課後登校では先生と色々な話ができるようになった次男だけど

 廊下でバタバタと生徒らしき足音がすると怯えたように固まってしまい

 途端に話が上の空になるとのこと。

 先生は今のクラスのうちに学校に戻ってきて欲しいと思ってるようだけど

 あの様子ではまだ無理なのかなあ・・と


 次男の学校は中高一貫で、中学に行かなくても高校には自動的に上がれるらしい。。

 しかし、逆に高校受験はできるのだろうか?と以前から気になっていたことを先生に訊いてみた。

 すると、先生「うちの学校から高校受験はできないんですよ」と。

 高校受験するためには一旦公立の学校に転校しないといけないそうだ。

 先生は「でも不登校の場合は例外が認められるかも」と教務に聞きに行ってくれたが

 やっぱりダメと・・・

 
 長男の場合は転校して、誰も自分の過去を知らない環境に変わったらやり直しができたことを先生に話すと

 先生「うちの学校に戻って欲しいけれど、○○君のことを考えたら転校した方がいいかも知れないね」と。

 次男のために一生懸命になってくれている先生に転校の話なんか切り出したりして申し訳なかったなあ。

 でも、転校しないと高校受験できないことがはっきりしてよかった。

 高校はまだ先のことって思っていたけれど、高校受験するのであればそろそろ転校を検討しないといけない。

 先生も「内申のことを考えたら中3から転校した方がいいですよね、」と。

 
 今の学校に戻って高校まで行くのか、高校受験して環境を変えてやり直すのか・・

 決めるのは次男本人。


 次男は転校しないと高校受験できないことをきっと知らないだろう。
 
 転校するなら地元の中学に行くのか、どこかに越境通学するのか、

 それとも不登校対応の私立中学に転校してから高校受験するのか・・

 そろそろ話し合わないといけない。

 でも、今せっかく勉強をやる気になっているのに、余計なことを言ってまた荒れたらどうしよう・・・

 あれこれ考えて悩みながら家に帰った。



 次男に「教科書もらってきたよー」と言うと

 「やったー」と喜ぶ。

 やったー?ちょっとびっくり。

 教科書をペラペラめくって確認し、一緒にもらってきた学習進度表を熱心にフムフムと見ていた。


 機嫌が良さそうなので、恐る恐る「ねえ知ってた?あの中学からは高校受験できないんだって」と言ってみた。

 すると次男「そうだよ」と。

 私「え?知ってたん?」

 次男「うん」

 なーんだ。知ってたのか。悩んで損した。


 決めるのは本人!

 親は先回りしない!

 口出ししない!

 子どもを信じて見守る!

 
 ついつい次男に「転校して高校受験してやり直した方がいいんじゃない?」と言いそうになってしまった自分に言い聞かせた。