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弁護士のくず05 小泣き・爆笑・最高だ!

2006-05-12 05:24:42 | 弁護士のくず
今回の原作は第1巻から(連載第6話)。
ドラマの完成度の高さでは文句なし,トヨエツの新境地コミカル路線に出演者・スタッフの息がピッタリ合って,ちょっとした遊び心もわれわれを楽しませてくれる『弁護士のくず』ですが,出来のよさが過信になっちまったんですかね…公式HPの「橋本P日記」も,撮影が雨にたたられている内容なんですが
> 雨で視聴率上がるんやったら、なんぼでも雨乞いぐらいしまっせー、と思います。
というあたりに本音が見え隠れしてます。やっぱ,ホームランを狙って気合いを入れすぎた第4話が視聴率的に凡フライに終わってしまったようですね…。
本日第5話!今回は家族みんなで見ても大丈夫!“くずの隠し子”?!美月ちゃん登場の回であります!
いや~,よかった!最高!日本一!

弁護士のくず CASE05
「私の父は九頭さんです!」
(原作「まぶたの父」)
白石事務所に美月(村崎真彩)と言う少女がやって来た。九頭(豊川悦司)を見つけ「お父さん!」という美月は、九頭のかつての恋人・秋野葉月(和久井映見)の子供だった。母親は交通事故で亡くなり、葉月の兄・月(小市慢太郎)夫婦に引き取られていたのだ。美月は九頭を父親だと言い張るが、何かを感じた九頭は月夫と連絡を取る。一方、武田(伊藤英明)は元不倫相手に子供を認知させたいという依頼者・小塚陽子(矢部美穂)からの相談を受けていた。お金に困ってのことらしいが、夫・小塚新平(有吉弘行)は血の繋がりはなくても自分の子だ・別れないと言い張っていた。
そんな時、九頭は葉月が自分と別れたあと付き合った富田(川崎麻世)という男を突き止め、美月を認知するよう迫るが・・・。



つかみ,いいネェ!いかにもいたいけな女の子が一人でバスに乗って
海辺の田舎(ロケ地・三浦市)から東京のど真ん中へやってくる。
彼女が頼りにするのは母と一緒に…九頭が,写っている写真(!)
街中でとほうにくれて腰掛けた路上のベンチ,
そこでふと目にしたのが電気店のテレビ。
映っているのは白石弁護士の生インタビュー。

白石事務所はテレビの取材が入って,自分たちも映らないか,皆,気もそぞろ。
「こんな日に,九頭さんいなくてよかったですねェ♪」
そこへ「あぁッ!!やられちまったよチクショウッッ!!」と入ってくるバカ1名。
「知り合いの結婚式じゃなかったんですか?!」
「パチンコでご祝儀ひねり出そうとしたらすっちまったんだよ。
 誰か貸してよぉ」
そこへ,御大・白石先生のインタビューが終わって接客室から出てきた
青木祐子りんアナウンサーとスタッフたち。
「現場でさまざまな問題に直面していらっしゃる事務所の皆さんにも
 お聞きしてみましょう。お名前は?」
「弁護士の,九頭です(キリリニヤニヤ)」
「子どもを取り巻く環境についてどうお考えですか?」
「正直言うとあんま好きじゃないねぇ。
 わがままだしすぐ泣くし,お金貸してくれないし
 一緒に酒も飲めないしねぇ…おっと,
 今日,友達の結婚式なんだよ。よっ,結婚オメデトウ!
 うらやましいぞ,コノオ♪」
それを見ていた少女の顔がパッと明るくなった。

一方,海辺のとある食堂「みなと食堂」。
小ぎれいだが,正午だというのに,店内には客一人いない。
お茶挽き状態のおやじ(ひびやん!)の前を奥さんが通る。
ボロボロのズック靴を見て「なんだ,それ?」
「美月のよ。小さくなってかかとを潰して履いてるの」
「新しいの買ってやれよ…」
「うちにそんな余裕あるわけないでしょ」
返す言葉もなく,目を合わせることもできず絶句うつむくおやじ。

事務所のイメージぶち壊しと責めても当然九頭には開き直られている
武田。ホワイトボードで今回受けた依頼・小塚母子認知問題のおさらい。
そこへやってきたのが先ほどの女の子。
九頭を「お父さん」と呼び,見せた写真は自分の母親と九頭が
仲むつまじく(九頭は今と全く同じぼさぼさヘアの仏頂面)写っているもの。
母親は九頭を自分のお父さんだと言っていたというのだ。
九頭は,「100回くらいセックスしたけど子どもなんて作ってない!」
武田「子どもの前でそんな話しないでください!!」
(「ママ,せっくすって何?」この瞬間,せっかく上がりかけた
 番組のファミリー向け指数,再びダウン


少女・秋野美月の母親・葉月は交通事故で亡くなったという。
唯一の縁者である葉月の兄・月夫のところに引き取られていたはずと
TELした九頭に対して,電話に出た月夫の妻は,心当たりが
あるだろうからそっちが引き取れとにべもない。

美月とともに葉月の墓参りに赴く九頭。
葉月が聞かせた若い頃の九頭は,弁護士になる夢を持って
やさしくあたたかい人間だったという。そして,照れ屋で。
現実はそんなもんじゃない,勉強もせず,金もないのに遊んでたし
他にも女がいたし。どうしても信じないならと,九頭は美月を,
かつて葉月と住んでいた町へ連れて行く。

葉月が働いていた喫茶店のマスターの証言
「ぐーたらでいいかげんで,弁護士になるなんて言って
 葉月ちゃんから借りた金でパチンコ行くし。
 こんな奴のどこがいいんだか,
 早く別れなと何度も言ったんだけど。
 あ,こいつは美月ちゃんの父親じゃないからね。
 年も合わないし」

そのマスターから,九頭が葉月の前から姿を消した後,
葉月は見合いをして店も辞めたという。
その相手は隣町の有名な資産家の息子だった(富田賢太郎・現社長)が,
あまり評判のいい会社じゃないらしい。
2人で会社に向かうと,社長室に通されるが,
賢太郎は身に覚えがないという。
九頭が賢太郎の肩から髪の毛を2本とりDNA鑑定にかけると言うと
動揺する賢太郎だったが,美月はこんな人,お父さんじゃないと
飛び出してしまう。

後日,事務所に賢太郎がやってきた。
日曜なので白石事務所には九頭と賢太郎の2人だけ…
のはずが,接客室の外で聞き耳を立てる加藤・武田・美月。
賢太郎は,九頭が持って行った髪の毛2本を買い取りたい,
それも,自分と九頭の個人的な取引に(要するに内密に)してほしいと。
社長とはいえ父親が会長としてにらみを効かせてるし妻は怖いし
1本100万,150万…だめなら2本で500万円出すと。

それを受け入れる条件で,九頭は賢太郎に問う。
葉月のことをどう思っていたのかと。
今はこんな下らない野郎でも,葉月と会った頃は彼女がほれるような男だったと思いたい九頭だったが,その答えは…「なぜそんな事を聞くんだ?あ,録音してまたゆすろうってんだな」「正直,覚えていないんだよ。見合いで口説きやすい女がいたなってのは覚えてるけど…,名前なんかも全く覚えていない。どうせ軽い女なんだろ」
九頭,ついにキレた!
「貴様…さては生まれついてのクソ野郎だな」とつかみかかる。
「断言してやる!この子はな,おまえなんかの子どもじゃない。
 美月はな,俺の子だ!」

それを聞いてパッと輝く美月の顔。「お父さん!」と九頭に抱きつく。
「へ?」一瞬我に返る九頭。
「この,暴力弁護士!訴えてやる!覚えてろよ!」と捨てゼリフを残して
逃げ帰る賢太郎。
「おう,忘れねぇよ!お前みたいなバカじゃねぇ!
 …へへ,今どき“覚えてろ”なんて言う奴いるのな。
 あいつがばらまいた髪の毛拾っとけよ,1本250万で売れるんだからな」
といきまいて見せる九頭だったが…。
「九頭さん…自分の子だって言ってくれた…うれしい…」
「聞きましたよ,確かに」と武田。
「私も,しっかりこの耳で」と徹子さん。

一方,小塚母子の認知問題,証拠物件として預かっていた陽子の日記を読んだ武田は,仕事が続かず定職に就かなかった夫の新平も,娘のサキを愛していろいろ頑張っていたことを知る。「思い出は,血のつながりには勝てないんでしょうか」と,もう一度考え直せないか問われた陽子は,結局,夫の気持ちを受け入れて元のさやに収まったのだった。

みなと食堂へ行く九頭と美月。
亡き葉月を,結婚もしないで子を作るなんて軽率だとけなしながら
美月を預かっていた間の養育費を請求しようとする妻をたしなめ
「ごめんな,おばさんも悪気はないんだ。
 おじさんがしっかりしてないから…」と言いながら
「新しい学校で履いてくれ」と新しい上履きを差し出す月夫。
「預かってくれて,ありがとう…」と美月。

美月と2人で葉月の墓に報告する九頭。
最高の女だったと思い出し,「こんな姿,誰にも言うなよ」と
言いながら涙する九頭だったが…
「ウウウ…これからどうすんだよ,俺」

笑った笑った!
くず弁護士,いきなり子持ち!!

そりゃ,自分で選んだ道でんがな(武田も徹子さんも
人ごとだと思って超無責任)。
これでキャバクラもなかなか行けないネ。

本当によかった!美月ちゃんも最高にかわいかった!
もう一度言おう,最高!日本一!

キャスト
九頭元人(くず もとひと)(クズ弁護士40)… 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ)(新米弁護士28)… 伊藤英明
小俣夕花(お また ゆうか)(事務員26)… 星野亜希
白石誠(正義と人権の弁護士事務所所長60)… 北村総一朗
加藤徹子(敏腕弁護士39)… 高島礼子
国光裕次郎(古本屋店主48)… モト冬樹


矢部美穂 ハッスル テング
竹書房
まぐれ
猿岩石

秋野美月(10)…村崎真彩(むらさき・まあや。役名よりもダジャレっぽいぞ)
秋野葉月…和久井映見
秋野月夫…小市慢太郎(「秋の月」一家!)
秋野夕子(←勝手に名前つけてみました)…栗田よう子
富田賢太郎(富田プレイ産業社長)…川崎麻世
富田カイヤ(賢太郎の妻…って,出てない出てないw)
小塚陽子(31)…矢部美穂
北岡頌栄(会社社長34・陽子の元不倫相手)…
小塚新平(陽子の夫31・職業不定)…有吉弘行
小塚サキ(3)
矢島民雄(cafe ELLEのマスター)…中条きよし
TVレポーター…青木裕子(「サンジャポ」でおなじみwTBSアナウンサー)


今週のキャバクラ…レースクイーン姿で
  「F1オナゴグランプリ」(モナコGPじゃなくてオナゴですか)

今週の着ぐるみの犬 冒頭のパチンコ屋シーン

今週のばんそうこう 鼻っ柱

今週の「しもたぁー!」 美月とのトランプでババ引いて。
 そして,カップめんのフタをとらずに卵を落としてしまい。


次回以降の予定
第6話は九頭と武田が担当する被疑者役に沢村一樹さん、オカマのポン太役に深沢敦さんとヒト美役で坂本ちゃんが登場。
原作が「魔の電車」ですから、沢村さんが沢里近夫(さわり・ちかお)役をやるってことですか?!じゃあ、息子の無実を主張する強烈な母親は…いないのかな?
第7話は遺産相続をめぐる女の戦い!
依頼人・高井霧子に三浦理恵子さん、対する亀有房子役にふせえりさん、そして若き弁護士・徳大寺貴役に須賀貴匡さんが登場。
第10話は「聖なる戦い」。先週やった「死者の声」同様、これも法廷シーンが見所の大逆転エピソードですが、よりこっちのほうが断然スカッとする話です。必見!!!私の脳内キャスティングでは,被告の清藤望栄に池内博之or松田龍平,彼女の赤地杏里に熊田曜子(スポンサーのちゃんとアコムからゲスト出演)


ドラマ弁護士のくず公式ページ-TBS

魔法招会…今回の手品指導。イケメン&女性マジシャンたちで作った会社ですってw。

◆過去の記事
弁護士のくず01 トヨエツいい顔してます
弁護士のくず02 ハッスルハッスル!それ本職?
弁護士のくず03 クリストファーとシャルロット
弁護士のくず04 その思いが重かった…

「ドラマ化希望コミック『弁護士のくず』」(去年7月に書きました。まさか本当にドラマ化するとは…

弁護士のくず (3) (井浦 秀夫/小学館)
傑作揃いの9編収録ですが,今日の気分では
依頼人・浮林亜衣(ふりん・あい)ちゃんのおバカぶりがかわいい
『不倫のヒロイン』がオススメ♪

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8 コメント

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こんにちは! (まりりん)
2006-05-12 11:56:34
d_d-さん、こんにちは~!



わお~~~!!今回大絶賛されてますね~~!!

私はあまりの急な方向転換でどうも今ひとつ流れについていけずだったんですけど、原作を読まれてる方にとっては、そのあたりの切り替えしもうまくついたということでしょうか。



来週からどうなっていくんでしょうね?それは楽しみではあります。

では、またよろしくお願いします~!

返信する
こんにちは (ドラマの視点)
2006-05-12 17:05:31
第四話は、「大人の立場」や「子供のたくましさ」、「くずの人柄のよさ」などが出て、面白い展開だったと思います。くずの動きは細かいところもおもわず見入ってしまう魔力がある感じです。ラストでくずがはっとするセリフを吐くのを、さらりと流しているのか、ちょっともったいない気がしています。これだけのキャラクターはちょっとお目にかかれないだけに、もっと盛り上がってほしい気がします。
返信する
こんばんは☆ (ショコラ)
2006-05-12 20:04:58
d_d-さん、TB返して下さって有難うございました。

今回はちょっとしんみりしてしまいましたね。でも、ラストの九頭(俺どうすんだよぉ~の前)はかっこよかったなぁ*:.。☆..。.(´∀`人)



くずの動作のキレが益々良くなっているようで、すごく楽しめます。

武田君の「しもたぁ~」も定番化したようで、すごく嬉しい。今回一番楽しんでいるドラマなのになぁ。数字が上がらないのでなんだか残念です。
返信する
コメントありがとうございます\(^o^)/ (d_d-)
2006-05-13 06:26:11
まりりん@ハマリもんさん

いつもありがとうございます。

知らなかった人には唖然とするような結末だったと思いますが,まさにマンガ的な展開,原作ではその後すんなり何の問題もなく美月ちゃんは準レギュラーを務めております。

よそ様の家庭の問題を耳にした九頭が,帰宅時しんみりと「美月…お前はぐれないよな?」と言ったら「親がぐれてるのに私までぐれたらバカみたいじゃない」と返したりw

彼女も母親も男を見る目は確かだったということですね。



ドラマの視点さん

ショコラ@鬼でも負ける宗教勧誘さん

ねぇ…こんなに面白いんですから,「私だけがこの面白さを知っている」と悦に入るよりも,「あのシーン面白かったよね」と皆で楽しみたいドラマですよね。

個人的には第4話でちょっとシリアスもギャグも楽しめるところを見せたいと欲張りすぎたかな(シリアスに偏りすぎ)というのと,視聴者が「トヨエツのコメディ」に対して食わず嫌いというか,保守的なのかなぁ…?

『医龍』でさえそれほど悪くはないのに『ドラゴン桜』も最終回やっとこさ20%だったし,TBSは宣伝下手なのかな?
返信する
シリアス路線? (ドラマの森|くぶくりん)
2006-05-13 11:13:20
私も今回はよかったと思いました

たとえるなら『時効警察』第6話を見ているような



コメディ路線のドラマで

その気になればまじめにもできるんだぞ!

と主張しているようで

でまた次回からはコメディに戻るんでしょうね

返信する
コメントありがとうございます2 (d_d-)
2006-05-13 16:46:40
くぶくりんさん

> 『時効警察』第6話

わかりません!w かなり面白そうだったので1度くらいは見ておくべきだったかと思ってます。最近11時前半までには寝てしまうことが多い生活パターンなので…。

今回のドラマは他の回と比べて特別シリアスだったとは特に思いませんでしたけど,“泣かせ”風味の味付けは多めでしたね。

僕としては,あのかわいい子の笑顔だけで最高の気分になれました(最強の武器だな)。それを生かす最高のパッケージ(構成・脚本・配役・演技・演出)だったと思います。

返信する
こんばんは! (愛梨)
2006-05-13 22:38:06
最後、九頭が葉月の墓前で泣いてると思ったら…「これからどうすんだよ、俺」って言ってるところは私も一緒に見ていた家族も爆笑してしまいました。そりゃ、九頭の金欠ぶりを見てると涙も出るよなと(笑)



全体的には九頭と美月に関するシーンは、それだけでもひとつのドラマとして成立していたくらい、迫力があっていいシーンだったと思います。



「トヨエツのコメディ」に関しては、個人的には今までと違った一面をとことん追求しているのがいいと思うのですが、好みが割れるところでしょうね。
返信する
はじめまして★ (柴犬)
2006-05-14 20:29:08
ブログ村の記事を見てアクセスしてきました。このドラマ初めて先週見たんですけど、なかなか面白いですよね
返信する

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