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ドラマ『嫌われ松子の一生』第3・4話

2006-11-03 15:51:51 | 2006ドラマ
嫌われ松子の一生
山田 宗樹/幻冬舎
映画化に続きドラマ化!『弁護士のくず』橋本Pが4~5ヶ月前から紹介していたことから,貴島誠一郎Pの元制作が進んでいたことがわかっていましたし,またも木10,フジの『Dr.コトー診療所』をぶつけられ,どう見ても苦戦必至の船出の中,初回からチェックはしておりました。
しかしまぁ,原作本を読んだときもそうですけど,この話,最初のあたりが特に,主人公の松子の教師からの転落ぶりが痛々しくて読んでられなかったんですよね…。ドラマのほうも,最初から通しては見られなくて,第3話からようやく見られるようになりましたけど…。
飛ばしてますね!

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パラララララッパラッパラ♪パパラララララッタ♪
陽気なジャズのナンバーをバックに
「やっちゃった,テヘってノリで
第3話ではソープ転職,第4話では殺人と,
すっごいハードルの高いはずの行為,転機をエイやっと
軽々飛び越えてしまう思い切りのよさ。
私は,BGMにシャ乱Qの『ズルい女』が浮かびましたね。
パ~パパラパラパラララ,アォ!(以下,
「ずるい女」のところをすべて「痛い女」に置き換え)


ところで,私,当ブログ恒例の「かってにキャスティング」
『嫌われ松子の一生』を勝手に配役していたんですけど(6月4日Up),
龍洋一役に要潤さん,ズバリですよ!
「松子役に荒川静香,妹の久美役に浅田真央」なんて
超個人的センスで選んでいたのにね~。
貴島P,きっとこのブログを参考にしたねきっとw。
※この話題はこの記事の末尾でもうちょっと扱いたいと思います。

嫌われ松子の一生 
第3話

「究極の転職!」

父・恒造(塩見三省)が死んだと知った日、恋人の八女川徹也(萩原聖人)が自殺した。徹也の家族から葬式に出ることを許されなかった松子(内山理名)を心配した八女川の親友・岡野(谷原章介)は、住む場所や新たな仕事を世話するなど、親身になって松子の面倒を見る。松子は八女川との思い出が詰まったアパートを引越すと、牛乳配達にスーパーのレジ係と、八女川を忘れるために休む間もなく働いた。
そんな時、岡野から連れ出されて向かったところは、八女川が葬られたお墓だった。岡野は、八女川の墓前で「松子さんは僕が守る。だから安心してくれ」と誓う。そして、この旅をきっかけに、松子と岡野は深い仲になる。
 その半年後、弟の紀夫にお金を返すために実家へ戻った松子は、仏壇に飾られた父の写真の脇に積んであるノートに目を留める。それは、恒造がつけていた日記だった。松子が家を飛び出してから、毎日つけられていた日記を読むことで、父がどれだけ心配してくれていたのかを初めて知ることに…。
それ以降も不倫関係を続けていた松子と岡野だったが、ある日、松子は「これから会社に戻らなければいけない…」と松子のアパートから帰る岡野を尾行する。と、岡野はそのまま自宅へ戻った。それを見届けた松子は、何かを決心したかのように岡野宅の呼び鈴を押した…。
 一方、現代では、松子がなぜ殺されたのか調べている明日香(鈴木えみ)と笙(小柳友)は、警察に拘束された洋一(要潤)から、沢村めぐみ(小池栄子)という女性の存在を知らされる。ほどなくめぐみに連絡を取り松子が死んだことを伝えると、めぐみは明日香たちを呼び出した…。

第4話
「私が殺人者になった理由」

岡野(谷原章介)との関係が破局となり手首を切り自殺を図ったが、死にきれなかった松子(内山理名)。何かが吹っ切れたように、ソープランド “白夜” を訪ねると、赤木(北村一輝)の目の前でスパーンと服を脱ぎ捨てた。ほどなく、“白夜” で働き始めた松子は、何に対しても興味津々。教えを守りながらソープで働き、三ヶ月を過ぎた頃には No.1 になっていた。だが、この生活も長くは続かなかった。その半年後、経営方針が変わったことでオーナーと対立した赤木は解雇、田舎のある北海道に帰って働くと松子に告げる。新しいマネージャーの下、素人のような若い子が占めるようになってしまい、先輩ソープ嬢のスミ子(鈴木蘭々)も仕事を辞め信州の田舎で好きな人と一緒に小料理屋を持つと松子に告白。そのとき、赤木から預かったという北海道行きの航空券を渡された。赤木は、松子に一緒に来て欲しかったのだ。それを知り、赤木について行こうと旅支度をしてタクシーに乗り込む松子だったが、今までのことが走馬灯のように巡り、一人 “白夜” に戻ってしまう。
そんな時、客の小野寺(吹越満)という男から、一緒に組んで仕事をしないかと持ちかけられる。中州を出て他の土地でなら…と、小野寺と共に滋賀県の雄琴に移り仕事を始める。その一年後、スミ子が死んだと赤木から知らせが…。
 一方の現代では、龍洋一(要潤)から教えてもらった沢村めぐみ(小池栄子)と会っていた明日香(鈴木えみ)と笙(小柳友)は、松子が殺された前日に松子と偶然会ったことや、別人のように変わっていたとめぐみに聞かされ驚く。そのころ、松子殺害の容疑者として千住署へ連行されていた洋一は、汐見(羽賀研二)たちの取調べに対し、松子のことを語り始めていた。


要するに第3話のあらすじ
・前回の最後,ヒモ同然の彼氏が踏切に飛び込んで死んじゃいました。
・同棲までしていたのにその葬儀への参列を拒否され失意の松子に,
 死んだ徹也の親友・岡野がとってもやさしくしてくれました。
・岡野には家庭がありましたが,松子は抱いてほしいと迫り,
 岡野もそれを受け入れ,松子の部屋に通うようになりました。
・父が亡くなった実家にこっそり戻り,兄嫁にお金を押しつけて去ろうと
 しましたが,なんだかんだで父の遺した日記を読むと,
 思いっきり憎まれ勘当されたはずの父が「今日も松子から連絡なし」
 と毎日毎日延々と書き連ねていて,自分の親不孝ぶりに号泣してしまいました。
・愛人の身ではありましたがとっても幸せな日々を過ごす松子,
 ある日,調子に乗って帰宅する岡野の後をつけて自宅を確認,
 「この近くに川尻というお宅ありませんか」と妻の前に顔を出してみました。
・速攻で妻にバレ,婿養子の岡野,立場なし。どんより顔の岡野に松子,
 脳天気に「ちょうどよかったじゃない。奥さんのこと愛してなかったんでしょ。
 別れて私と結婚しましょう」と持ちかけるが当然無理。
・そこへ妻も乗り込んできて,勘違い松子に手切れ金を叩きつけ高笑いで去る。
 岡野も「君を弄ぶことになってしまい申し訳ない。君を愛していたというより
 八女川(徹也)の才能に嫉妬していた僕は,彼の彼女である君をものにしたかった
 だけなのかもしれない」
・なにそれ!?愕然とする松子,「死んでやる!」と激昂しましたが
 「好きにしたらいい。もう僕には関係ない」とスルーされちゃいました。
・死のうと思って手首を切りましたが,
 気付いたら,血が止まってました。
・と,いうわけで,松子,以前徹也の生活費を稼ぐため面接に行った
 ソープランド「白夜」に再び訪問,前回は「人前で裸にもなれなくてこの仕事ができるか」
 と追い返されましたが,今回は自分からスパーン!と脱いで見せましたとさ。

いや~,白夜のジャーマネ赤木,えらくイケメンの北村一輝さんですもんね。
しかもなんかちょっとシャイというか純情そうなキャラですし。
蘭々(本名・智子)ちゃん,久々に見ましたけど,すっかり大人の雰囲気ですね~。
あと,沢村めぐみ役の人,えらく肌つやいいと思ったら小池栄子姉さんですか!
年齢的にありえないですけど,すごくはまってました。
元AV嬢で現・事務所社長,野田社長のやり方を肌で覚えたか(AVぢゃないです)w
てことは,『大奥 華の乱』の里久とお伝の方が,そろってムショ暮らし,
懲役仲間ってことですか。人間わからないものですねw
さらには綱吉さまに言い寄って愛人になった挙げ句簡単に捨てられちゃうわけですね。

そして第4話のあらすじ
~上記公式あらすじ参照。
小野寺についていった松子,月300万円という驚異的なペースで
 客をとらされ身も心もボロボロになっちゃいました。
 けど小野寺は覚醒剤を打ってむりやりこき使おうとしちゃってます。
・ある日,なんと一度振ってしまった赤木から電話が。
 故郷に帰ったはずの綾乃がシャブ中で死んでしまったと。
 ソープ嬢を始めた初日に赤木に「男になんか貢ぐなよ。
 金は人を裏切らない。人を裏切るのは人だけだ」と教えられてたのに
 男にひどい目に遭わされてる松子って一体。
そんな思いをしてるのも知らず小野寺はのほほんと。
 松子は「ソープやめて2人で小料理屋やろう」と言うが,
 これまで稼ぎに稼いで小野寺が管理を任されて,
 3千万はたまっているはずの預金残高,41万円。
 競馬で負けちゃったって。
「もう一度お金ためて,それで小料理屋やろう」などと虫の良いことをいう
 小野寺。松子に「もう働けない…」とギブアップ宣言するとぬけぬけと
 別れ話を切り出す屑野郎。
・「何言ってんの。あなたどこにも行くところないんでしょ」
 「ハハ,俺の言ったこと真に受けてんの?天涯孤独なんて,女を口説くときの
 決まり文句じゃん」ブチ切れた松子,台所から包丁を取り出して
 斬りつけるが,さすがに男と女の力の差,簡単に腕をとられてしまいます。
しかし,ポロっと落とした包丁が小野寺の足にグサッ!
 思わず痛みに体をかがめたところに,包丁を拾った松子が…
 
白夜で松子がトップから徐々に落ちていくところとか
小野寺が京都に女を作っていたところとか
カットしてかなり簡潔にまとめてサクサク進んでいくドラマ版ですが
怒濤のように話が進んであっと言う間の1時間,これが10話分の1回分
なんですから,原作の内容の濃さはすごいですね。

毎回なんか修羅場がありますし,
すごく重くて暗くなりかねないストーリーなのですが
テンポもいいし,内山理名さんも明るくいきいきとした松子像を演じていて
なかなかGoodですね!
上記のあらすじ,全部の行末に「テヘッ」とつけて
乗り越えられそうなパワーがあります。

裏は美しい海に実力豪華人気キャストで高視聴率実績の超強敵大艦隊
Dr.コトーですけれど,僕は同作品は原作だけで十分ですので,
今クールは嫌われ松子のほうを応援したいと思います!

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キャスト
役名 脳内キャスティングドラマ配役映画配役
川尻松子「嫌われ松子」荒川静香内山理名中谷美紀
川尻 笙松子の甥(ドラマでは渡辺笙)加藤晴彦小柳 友瑛太
明日香笙のガールフレンド(ドラマでは松子の姪)黒川芽以鈴木えみ柴崎コウ
龍洋一元教え子でヤクザ要 潤要 潤伊勢谷友介
川尻紀夫松子の弟で家庭を壊した姉を憎む佐々木蔵之介尾上松也香川照之
川尻久美松子の妹で寝たきり状態。松子のことが大好き浅田真央渡辺夏菜市川実可子
川尻恒造松子の父。松子がどんなに父の期待に応えようとしても久美のことばかり気にかける柄本明塩見三省柄本明
沢村めぐみ松子の親友でアダルト系プロ経営小沢真珠小池栄子黒沢あすか
大倉修二晩年の松子のアパート隣人中村獅童なすびゴリ
田所校長大川第2中学校 佐藤B作 
教頭大川第2中学校 笹野高史カンニング竹山隆範
佐伯俊二好青年の同僚教師玉木宏高杉瑞穂谷原章介
八女川徹也太宰治に憧れる文学青年。松子の最初の同棲相手劇団ひとり萩原聖人宮藤官九郎
岡野健夫徹也の友人のサラリーマンで小説のライバル。徹也の自殺後松子と不倫関係に大倉孝二谷原章介劇団ひとり
赤木研一郎「白夜」のマネージャー。松子をトップソープ嬢に育てる木村祐一北村一輝谷中敦
綾乃松子の先輩No1ソープ嬢杉本彩鈴木蘭々BONNIE PINK
小野寺松子を雄琴に連れ出すヒモ男。松子の金を使い込む久保田篤吹越満武田真治
島津賢治自殺を決意した松子に偶然出会い一緒に暮らす床屋(次回登場!)照瑛杉本哲太荒川良々

川尻チヨ(松子の母44) … 根岸季衣
川尻悦子(松子の兄嫁23) … 矢沢 心
汐見刑事(48) … 羽賀研二
後藤刑事(29) … 浜田 学
岡野芳江(健夫の妻24) … 尾上 紫
浅野輝彦(白夜店員24) … 坂本 爽
吉冨一義(白夜後任マネージャー46) … 崎山 凛
レイコ(後輩ソープ嬢20) … 瀬戸早妃

ドラマ嫌われ松子の一生公式ページ-TBS
※A面(原作・出演者・制作・BBS・あらすじ・ギャラリー・相関図・Emi&Yu's日記)と
 B面(アンケート・音楽・ファンレター・スタッフ日記・現場レポート・
 「松子の時代」・インタビュー・「松子の足跡」)の二本立てが凝ってますね。

◆過去の記事
2006ドラマ感想

『大奥 華の乱』感想はこちら

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嫌われ松子の一生
山田 宗樹, 空知 周太郎
幻冬舎コミックス
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生
幻冬舎

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