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ドラマ『ドリーム☆アゲイン』#03

2007-10-28 00:11:02 | 2007ドラマ
序盤は本当に主人公の朝比奈こと小木俊介が,金持ちという以外は
ないないづくしで不自由でやっかい事ばかり直面して
八方塞がりの『ドリーム☆アゲイン』でしたが,
ちょっとあたたかい方向へ動きだしました。

日テレ土9ドラマ『ドリーム☆アゲイン』
第3話あらすじ
(※公式サイトより)
強引に同居を始めた雛(志田未来)が颯乙(加藤あい)と仲良くなったと聞き、朝日奈(反町隆史)は動揺。加代(瀬川瑛子)の後押しもあって雛とDNA鑑定をすることになってしまう朝日奈だったが、「自分の娘じゃなかったら追い出す」と言い捨てるのだった。
一方、会社では外国人社長を相手にし、しどろもどろ。重要なことも決定出来ず、部下の百子(青田典子)や熊田(三宅弘城)たちにはますます頼りなく見られてしまい、なんとかしなければ、と思う朝日奈。とそこに、健造(渡辺哲)がやってきてコーチ料として三千万円を要求。法外な金銭を要求する姿を見て、健造さんは人が変わってしまった、と動揺を隠せない朝日奈。
そんな中、雛が、朝日奈ファンドを「人質」にとり朝日奈への“復讐”を宣言。野球どころじゃなくなってしまった朝日奈だったが……


先日,志田未来さんの演じる娘はなぜこうもむかつく性格の子ばかりなんだろうと書きました。
『十四歳の母』にしたって,自分から彼を誘って妊娠して産むって,彼女の親がそれまで育ててきた結果とはいえ本人のやってる事はヒロインというよりただの迷惑行為。堕ろしたら赤ちゃんが可哀想,だったらもっとオトナになってから作れよ。家族も彼も傷つけまくりですよ。
で,今回演じる雛も,いきなり押しかけてきて貴方の子だから住ませろと一方的に言い放ち,同時に貴方のせいで自分の母親は不幸のまま死んだと喧嘩を売る。どう考えても金を渡して別々の人生を歩むのが彼女にとってもよさそうなもんですが,そんな空気になると金で解決するのかとあくまでも同居を主張。確かに身寄りがなければまず大事なのが自分の居場所なので無理もないのですが,だったら頼み方というものがあると思います。朝比奈家のお手伝いさん(派遣なのでクビになっても他の家にいくだけと朝比奈に対しても言いたい放題好き放題)が彼女の言い分を満額信じて一緒に朝比奈に喧嘩を売ったみたいに,それまでの人生,自分がしてほしいことを言い放てば周りの大人は何でも言うことを聞いてくれたりでもしたのでしょうか。また,身寄りがなくなったら大問題なのに普通に通学してる雛ちゃん,生徒の人生そのものの一大事なのに学校は全くのスルーなのかという点も非常に気になります。

そんなドラマの本筋から外れた些事はともかく,今回,DNA鑑定の結果を颯乙(颯爽の颯に乙で「さつき」って,なんてDQNな名前…「乙」って「きのと」とは読んでも「き」とは読まないし)から受け取り,99.999%朝比奈とは親子とわかった雛は複雑な表情。俺でもあれだけ嫌っていた朝比奈と血が繋がってると考えたら嫌だろうな(まして女の子)と思うのに「どうして?よかったじゃないの?」と不思議顔する颯乙の鈍感ぶりもすごい。「朝比奈(の姿を借りてこの世に甦った小木俊介)は,自分と親子であることを望んでいないから」という雛の台詞を引き出すためとはいえ。

ともあれ,前回までの「母と自分を捨てた卑怯な男」に対していた雛,「町工場などを弱みにつけ込んで買収し売り飛ばすあくどい会社の社長」を糾弾すべく対峙していた颯乙に,生前の夢を生き返った体で取り戻したいのに(小木として生きていたときの)自分とは何の関わりもない面倒に巻き込まれて八方塞がりの朝比奈という気の重い構図から大きく動き出しました。颯乙はそれまで自分を懐柔する騙しじゃないかと朝比奈の優しさを疑っていた(そんな力のないチンケな人権派弁護士のクレームを封じるのにそんなややこしい手使うはずないっての)のがだんだん彼の本心だと気付き始め,雛は,そんな颯乙にうながされて,親子鑑定の結果を持って朝比奈に報告,「お父さん」と呼び,家族としてやっていきたいことを「お願いします」と言って頭を下げます。

そこで思わず「かんべんしてくれよ…」と言ってしまう朝比奈(心は小木)。
このすれ違いぶりにちょっと感動してしまいました。人間の心って,本当にこんなもんです。どっちも悪くなくても,一方が好意を示したりそれまでの行為を反省しても,相手がそんな悪気がなくても死ぬほど傷つけられてしまう。人間,こんなことの繰り返しです。

思いっきり絶望する雛。颯乙と雛のやりとりを聞いていたら,もしくはこのときの雛の真剣な眼差しをちゃんと見ていたら,いじらしくもけなげな娘が命を賭するくらいの勇気をふりしぼって言った言葉だとわかりますが,突然降ってわいた身中の虫的な態度からいっても朝比奈にとっては面倒くさい厄介事にしか思えない。それもまた然り。

予告にあったように,雛は朝比奈の会社の社長室に潜入し,パソコンを操作して相場で会社の利益を吹っ飛ばす寸前までいってしまいます(どんなおそまつなセキュリティだよw。次回予告で「(朝比奈が社長を辞めたら)信用をなくして会社は1ヶ月ももたない」って台詞がありましたけど,中学生の女の子にそんな急所までやすやすと入られてしまったと知られたらそれだけでアウトだと思います)
結局実行寸前,あとキーを1つ押すだけというところで雛は捕まり,警察に突き出されそうになりますが,朝比奈が「彼女は俺の娘だ」と言って助けます。
「少しずつ親子になろう」という,すごく伝わる台詞とともに,朝比奈と雛は一歩を踏み出すのでした。
部下たちは「隠し子がいたなんて!マスコミにばれたら会社の信用に関わる!」と激怒してましたがw

雛の保護者参観にも朝比奈は出席するなどアットホームな感じで進みそうな展開。
一方で颯乙は,雛の言葉から,朝比奈の持つ指輪に小木と颯乙のイニシャルが彫られていると知り,小木と朝比奈の関係に頭を悩まします…さて次回どうなるんでしょう?

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