2018.5.12(土)
久しぶりの弾丸遠征は、近畿の伊吹山へ
花の名山・伊吹山
いつか行かなきゃ、と思いつつも、この周辺をまとめて登ろうと思うとなかなか難しい
良く調べたら、ひと山なら日帰りで十分歩けるではないですか
ならば行ってみよう、と新幹線でビューっと米原へ
名古屋から新幹線乗換、在来線と乗り継いで”近江長岡駅”へ
そこから”伊吹山登山口”行きのバスに乗ります
駅に着いたらわらわらと人が集まってきて、バス一台にやっと乗り切れる登山者
近江長岡駅にはコンビニや店舗、なーーんにもありません
駅前の推定1970年代後半~のスキー場の手書き看板が静けさを物語っていますね・・・
駅から見える山が伊吹山らしい・・・
すぐそばに見えるので この時点では簡単に登れそうだわ、と思っていた
バスの乗車時間は15分ほどで登山口 協力金¥300支払って表登山道を行きます
1合目までは薄暗い中を進みます
この辺りではハクサンハタザオ オオイヌノフグリ ホタルカズラ キランソウなど
薄暗い森を抜けたら・・なんじゃこりゃーー?な日差しがお出迎え
伊吹山は夏の花を見たかったけど、7月では暑くてきっと私には登れないな
と思ったから5月にしたのだけど、既にこれですか。
ジリジリの日差しが降り注ぐ中、暑ーい暑ーい・・・もう氷が必要な時期だったのね、失敗した~
とひーひー言いながら進むと3合目手前でバーンと伊吹山の全貌が!
これはなかなか大きいですよ?この日差し浴びながら登れるの??
3合目にはトイレと東屋がありました
日影でちょっと一息、この辺りはお花畑のようですがネットの向こうにお花らしき色は確認できず
ニョイスミレ カキドウシ ウマノアシガタ ヤマツツジなどが目についた程度
表参道、日影はほんの少しだけ
足元は大きな石や小さな石のミックスで、なかなか歩きずらい
そしてなによりビックリしたのが人の多さ
ぞろぞろと列をなして登って行くほど人気だなんて思わなかった~
そんな中、嬉しい出会い
ようやく本物のイブキスミレをこの目で見ることが出来ました~♪
うっすらピンクのかわいこちゃん
ぞろぞろ人が登ってくるので、ゆっくり観察できなかったのが残念です
その後も暑い、暑いと言いながら登って行くと、なんと5合目に自販機が一台(笑)
砂漠に自販機♪
思わずコーラ(¥200)を購入 ヒエヒエで生き返る
ここに自販機を置いた人、エライ!解ってるね~(。´Д⊂)
さて、ここで少し息を吹き返しましたが・・・
ジリジリ
ジリジリジリ
吹く風が爽やかだったことだけが救いですが、拭っても拭っても汗が止まらない
壁のように見える灼熱の斜面をジグザグ 一生懸命歩いているつもりだけどちっとも進まない
ですが、ふと左手に目をやると
先ほどから悠々と飛ぶ二羽の鳥
トンビかと思っていたけど、望遠レンズで追う人がいたので後で考えたらあれがイヌワシだったのかも
7合目を過ぎ行導岩が見えた お堂は伊吹山 修験の霊場と書いてあります
振り返ると何とも爽快な眺め
だけど8合目からがまた、キツイ( ̄ω ̄;)
稜線が見えているのにつかない法則
この時間になると下山の人もいるので、狭い登山道譲り合いながらやっと稜線に到着
鹿避け柵をくぐってようやく山頂へ
いやー!きつかった!甘く見てやられるタイプのお山でした(´・ω・`)
これが深田さん曰く「武尊に申し訳ないほど、みっともない」日本武尊像ですか
生で見ると・・・なるほど。
登山口から3時間20分、暑さと睡魔との戦いが辛かったけど、
山頂からの眺めは素晴らしい!
肉眼ではまだ雪の残る白山が見えました
山頂は車でも来れる観光地なので お店がいっぱい
昼食を取った後はあまりの眠さに10分間のお昼寝
その後周辺を歩いて下山です
山頂もお花畑らしいのですが、ここ伊吹山もニホンジカの激増による食害が深刻だそうです
フデリンドウ ホソバノアマナ イブキハタザオ ニリンソウ ヤマエンゴサク タチツボスミレ
あたりが咲いていました
琵琶湖を見下ろす (コワイヨ)
遮るもののない広い山頂は爽快感たっぷりでした
帰りも同じ道を下山します
イブキガラシのお花畑に覆われた斜面がきれいだな~って思っていましたが、
どうやらこれもシカの食害のせいだったのですね
オドリコソウとイブキガラシばかりが目立った登山道を下り
足の皮が剥けそうになった頃、三之宮神社 ゴール
暑さと爽快さがもう夏の山を歩いたような気がした、初めての伊吹山でした。
【山歩き】
伊吹山登山口9:20→5合目11:15~11:25→7合目11:55→山頂12:40~14:15→3合目15:20~15:30→登山口16:25
※Tシャツと腕カバーのほんの3センチほどの隙間が帯状に真っ赤に日焼けしてて痛いのなんの。゚(゚´ω`゚)゚。
お風呂入るまで気が付かなかった、フェイスマスクしてて良かったぁー
【アクセス行程】
往路>東京駅6:00→のぞみ→名古屋7:34/7:37→ひかり→米原8:00/8:25→豊橋行き→近江長岡8:34 近江鉄道バス8:45→伊吹山登山口BS9:01
復路>伊吹山登山口BS16:49→16:53ジョイ伊吹(薬草風呂¥600)→バスの最終便は終わっているのでタクシーにて近江長岡駅(約¥1300)
→近江長岡18:59→米原19:09/19:57→ひかり→東京駅22:10
伊吹山北尾根・霊仙山の花もいつか見てみたいなぁ♪
花の山に展望の山と行ったことはありませんがさすがに100名山ですね。
この日は何リットル?汗かいたかわからないほどだったので、帰りの新幹線でのビール摂取量がいつもより・・(笑)
そうですね、やはり100名山だけのことはありますね。
暑かったけどやっぱりここは晴れで良かった~
なんといっても琵琶湖とその周辺の静かな山の連なりの眺めが最高でした。御嶽山や乗鞍岳も見えるそうで。
次は新潟方面を目指したいのですが、そろそろ梅雨の走りになりそうな。
雨に煙る山の花も好きなんですけどね♪
話変わりますが、インレットさんの堂津岳の記事にとても胸を打たれました。
私には到底見ることのできない、素晴らしい景色を見せてくださってありがとうございます!
いきなり伊吹山日帰りとは!
あまりのフットワークの軽さにビックリです。
伊吹山、気にはなってるんですが遠くてね…
花火星人さんはフットワークも身体も軽そうですもん!伊吹山一日で2往復行けそうですよ♪実際そういう方いらっしゃいました(*´∀`*)
ハイキングコースなので小学生でも登るのですが、この日一番つらかったのは、おなかペコペコで帰りの新幹線で食べる駅弁楽しみに米原駅に戻ったら、そんな遅い時間じゃないのに駅弁屋さんはすでに閉店していて、駅の小さなKIOSKにおにぎりとサンドイッチとお菓子しかない・・・
お昼もカップラとおにぎりだったので、もうおにぎりはいらない・・・
仕方なくサンドイッチとビールと酎ハイとお菓子で夕飯済ませたことです・・・
「JRは東日本クオリティを基準にしてくれ~」
と問題発言してしまいました(´・ω・`)
伊吹山日帰り登山、お疲れ様でした~
下から登るとけっこうハードな山なんですね!
それに加えて、5月だというのにこの暑さで大変でしたね~
わたしたちは、車で途中まで上がり楽して登りました・・
トラバース道から北尾根周辺は登山者も少なく、花もいろいろ見られて、良かったです。
ようこそいらっしゃいました、伊吹山登頂おめでとうございます!
わが家からは、車で下道2時間くらいで登山口に行けるかな。
5月のお花の写真、いっぱいで参考になります。
ほー、伊吹スミレなんてあるの?
ちゅちゅちゃんの追っかけで、花探し、伊吹山に行きたくなりました。
土曜日は夏日でしたけど、日曜は
大粒の雨だったんですよ。
伊吹晴れでなによりでございました。
伊吹山から、尾張名古屋、犬山方向に向けて吹く強い風を伊吹おろしって言うんです。
各務ヶ原飛行場の滑走路は伊吹山に向かって伸びていて、飛行機は、
伊吹おろしのその風に向かって、ふわっと上昇気流に乗るんです。
伊吹牛乳が良い感じ。
標高差1000mほどあるようなので、それなりに登り応えのある感じでしたね、暑いのもありますけど( ̄ω ̄;)
北尾根はちょうどヤマシャクも咲いているとの事でしたが、あちら側は車がないと行かれないんですよね~
見たかったけど、諦めました。
山梨で何度もフラれたイブキスミレにようやく会えて嬉しかったです♪
泊りでなかなか出かけられないので、日帰りにしました~
新幹線サマサマです。
ここも花暦見ると6月くらいの花が咲いていたので、ちょっと時期が早く進んでいるのかもしれませんね~
やっぱりyakoちゃんのところからは近いんですね。
あんなに駅から近くそびえたつ山が雪山になるなんて羨ましい♪
関西の山はほとんど知らないのですが、伊吹おろしのおかげで雪が積もるのかもしれませんね。
ダンナの実家の岩手には海からの風「やませ」というのがあって、夏はそのおかげで涼しくなるそうです。
そう考えると日本って小さいけど自然豊かだね。
イブキスミレは東京近郊でも咲いているみたいですが、私がいつも時期とが場所を逃して葉っぱだけしかみれなくて。
やっと本物に出会えて嬉しかった。
7合目から上の大きなタチツボは「オオタチツボスミレ」
大きなタンポポは「いぶきタンポポ」という固有種だったようです、ジリジリジリの写真の紫の花はたぶん「タチイヌのフグリ」
暑くてへばっていたので、普通のスミレ&タンポポだと思い込んで写真撮らなかった。
やっぱりなんでも撮っておかないとダメですなぁ~