今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

懐かしく、そしてせつなく響く「イスラマバード」

2021-09-06 14:35:02 | パキスタンの旅

本当にこの地球という星はどうなってしまうのだろうか、天災や人災の多さにうろたえて、この老いた心に追い打ちをかけるように眼にするニュースは悲惨で残酷さを伝えてくる、ただひたすらにアフガンひとたちの平和と自立を願いながら活躍されていた「中村哲先生」を描いた壁画さえも塗りつぶされているそうで、とても悲しい気持ちになる。

アフガンとパキスタンはとても密接なつながりのある国です、そして国境線も定かではないような場所もあるようにかすかな記憶をたぐり寄せながらニュース映像を見ていると何度も眼にする「イスラマバード」パキスタンの首都です、2度のパキスタンの山旅の中で忘れることの出来ない思い出が多くある場所です、この心だけは多くの思い出の記憶の中に飛んでいける、20数年の歳月がすぎて行った今でも・・・

老いるということは忘れるということもあるので、念のためにパキスタンの首都で検索してみたら「イスラマバード」であってました、「カラチ」だったらと思い出して、とても怖い思い出があるので、トイレへ行くにもボデーガードに守っていただいた記憶がよみがえります。

そして、あのアメリカの同時多発テロからもう数日で20年になるのですね、朝起きて、あの映像を見た瞬間に「あぁ~戦争になちゃう~」と叫んでいた私の記憶、そして、ブッシュ大統領のアフガニスタンの空爆をの発表を宣言された時も「ダメ、だめよ、そんなことしないで」と叫んだ記憶もあります。

私は政治家でも外交官でもない、ふつうのひとりの日本人です、けれど、この地球という星はかなり傷つき、怒り出したのではないかと思えるのです。

願わくば、奪い合いではなく、この美しい星、地球にすむ地球人として後の世を背負う子供たちへ平和で、美しい星、地球のまま渡すことが出来たならと祈り願いながら・・・

 

(イスラマバードの写真、出てこないのでパキスタンでの山旅より))