今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

消えてしまった感性・・・

2010-01-29 00:21:33 | 終りのない熱情・・・(詩集)
   消えてしまった感性・・・

   眩しい陽射しに眼を細めて
   私の眼は一段と小さくなってしまった
   何か言葉をつづりたいのに

   からっぽの感性
   からっぽの思考
   何を話せばいい
   何を伝えればいい

   この心は何も囁いてはくれない
   この心が泣いてしまった
   この心が怒りに満ちて
   私は強い光に眼をつむるしかない
   うす闇だけが私の世界

   『美しい人』

   こんなにも遠くにいて
   ふと想う時
   私に何かを語りかけてくれた気がした
   そうまだ終りではないのだと
   私は揺らぎながら貴方の姿を観て
   生きて行く力が伝わる

   『美しき人』

   言葉をなくした飛べない冬鳥の私は
   まだこんなにも残された力がある

   そう教えてくれた春を待つ日に
   遥かに遠い紺碧の大空に願う

   貴方の存在だけが生きる望み
   眩しさに耐えてそっと見る青い空


☆☆☆
小さな我が家の庭に白梅が咲き、微かに匂いを感じて、なんだか幸せな気持ちになれた、眼が悪くなって、嗅覚がよくなったのか,良くも悪くも、においにはとても敏感になった気がする、おかげで?元々魚の生臭さが苦手だったけれど、今は殆ど魚が食べられない事がこまった!