takerock Rock'nRoll Heaven(旧)

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イカしたラベルへの道そのⅠ ~ひねくれ者の悪あがき~

2006-05-15 23:51:33 | 自作エフェクター
さて、今日は『いかにイカしたラベルを作るか』について考えてみよう。
takerockはここ数年、和風のモノが非常に気に入っている。
スカジャンも大好きだし、刺青だって洋彫りよりも和彫りの昇り竜とかの方が
好きである。
これまで作ったエフェクターにだって和風の名前を付けてきた。

今回はさらに和風の絵も作成してみよう。

実は以前Fat Boostを作った時に和風の絵柄に挑戦したのだが、大失敗を
ぶっこいてしまった。

透明なラベルに薄い色で印刷した場合、下地の色にモロに影響を受けてしまうのだ。
これまでのラベルは文字を黒で印刷していたので問題なかったのだが、イラスト
に使用するにはムリがあったようだ。

こんな時、実は良い方法があるのだ。
みんなプラモデルを作った経験はあるかい?
プラモデルに『デカール』って使ったことあるだろ?
車のプラモデルだったら、計器だったりナンバープレートだったりエンブレム
だったりする。
これがガンダムだと『ジオン軍』のマークだったりする。ジークジオン(笑)。

とにかくそのデカールを自作できるのだ。
デカールの自作にはパソコンのプリンタを使うのだが、普通みんなが使っている
『インクジェットプリンタ』では不可能だ。

ではどんなプリンタを使うのか?
ALPS電気という会社が販売している"MDシリーズ"というプリンタを使うのだ。

このプリンタ、何が違うのかというとインクジェットプリンタのように細かなインク
を噴出して紙に色をつけるのではなく、昔のワープロのようにインクリボンを使用
してリボンの色を紙に転写するのだ。
これによって水に強い印刷が行える。

デカールを貼る時、デカールを水またはぬるま湯につけ、台紙をはがしてから
対象物に貼り付ける。
ここでインクジェットなんか使った日にゃあインクが水に溶けてグズグズになって
しまうことうけあいだ。
故にデカールを自作する時にはALPS電気のMDシリーズが大変重宝するのである。

takerockはこのMDプリンタを友人から譲ってもらう予定なのだが、その友人が遠方
に住んでいる為、なかなか取りに行けない。
それまでの間、これまで使っていた『タトゥーシール』でなんとかキレイなラベル
が作れないものかあがいてみることにする。

なんせ生まれつきのひねくれ者であるtakerock、『この方法がベストだよ!』と
人から言われてハイそうですかなんていう素直な心は持ち合わせていない。
自分でトライして、

『嗚呼やっぱりダメでした。グッスン』

とならないとMDプリンタのありがたみもわからないと思うのだ。
逆にトライしてみてキレイなラベルが作れたら、それはそれでアリだしな。
ってことで『タトゥーシールでキレイなラベルが作れるか』について検証していこう。

おっと前置きだけでこんなに長くなっちまった。(ニヤリ)

続きは明日だ(笑)。