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takerock Rock'nRoll Heaven(旧)

本ブログは旧サイトです。
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Landgraffを作ろう その8 ~容器加工編~

2006-05-11 22:58:43 | Landgraff OD
ひと~つ人世の生血を啜り、ふた~つ不埒な悪行三昧、
みっつ醜い浮世の鬼を、退治てくれよう桃太郎! takerockです。

これがわかったあなたは確実にオッサンです。

さて、本日もLandgraffである。
いい加減引っ張りすぎかもしれんが毎日更新を心がけているこのサイト、そんなに
簡単に終わらせちゃあネタも尽きようってもんだ。

ネタ切れになったオイラがテンパってとんでもない下ネタなど書いてしまわない
為にもしばしお付き合い願いたいところだ。

さて、基板までは完成しているので次の段階に移ろう。
ケースへの組み込みだ。

本物のLandgraffはMXRサイズのケースに収められている。
MXRサイズとは、縦約11cm、横約6cm、厚さ約3cm程のアルミでできた
ケースだ。

本物のLandgraffは基盤サイズが思い切り小さく作られているのでこのケースでも
問題ないが、今回takerockの製作した基板は少し大きめになっているのでMXRサイズ
では少々厳しい。
よってGarrettaudioさんで扱っている『Size AA』というケースを使用することにする。

このケース、前述のMXRサイズのケースよりもひとまわり大きいので非常に便利
なのだが、ひとつだけ問題がある。


お分かり頂けるだろうか?上側の部分はよいのだが、サイド部分に細かな線が
たくさん入っている。
このまま塗装すると、うっすらとこの線が残ってしまう。

通常だと400番の耐水ペーパーで表面を整えるのだが、これだと細かな線が
消えない。
そこでまず100番の紙やすりで表面を削り取ることにした。
紙やすりは100円ショップで売っていた。ビバ100円ショップ。

ちなみに400番、100番とは紙やすりの目の細かさのことだ。
数値が大きいほど細かくなっていく。

ってことで以下次号だ。

Landgraffを作ろう その7 ~又々失敗編~

2006-05-09 23:38:33 | Landgraff OD
さて・・・ 本日中にケースの加工まで完了させたかったのだが、できない理由
が2つほどある。

まず1つ目。
takerockはケースにドリルで穴を開ける時、最初に3mmのドリルで穴開けを
行っている。
今日もその3mmのドリルを使用して穴開けをしようとしたところ・・・
なかなか穴が開かないのだ。

既にいくつものエフェクターを作っているので100円ショップで買ってきた
ドリルでは切れ味が終わってしまっているようだ。

それでもなんとかして穴開けを行おうとしたところ・・・

穴の位置がズレてしまった。 うわーん

ホントtakerockにとってこのLandgraffは呪われてるんじゃないだろうか。

しょうがない、新しいドリルを買ってこよう。

さて、今日はエフェクター製作ができない理由がもう一つある。
仕事帰りに酒を飲んでしこたま酔っ払っているからだ。

この状態でケースの穴開けや塗装なんぞした日にゃ、恐ろしく前衛的なエフェクター
ができるのは目に見えている。

もうダメだ。うぃっく。

Landgraffを作ろう その6 ~微妙前進編~

2006-05-08 22:58:06 | Landgraff OD
一度でいいから見てみたい、女房がヘソクリ隠すとこ。歌丸です。 takerockです。

さて、Landgraffである。
今日、近所のパーツ屋さんに行って『2SC1815-BL』を10個ほど購入してきた。

帰って早速トランジスタのhFE(増幅率)を測定する。
増幅率400~520程度だった。よって、一番増幅率の高い520程度のモノ
を2つチョイスしてLandgraffの基板にセットしてみる。

さて、チェックしてみようか。

お? おぉ? やった~

歪みがアップしている。
Guv'norまでの歪みは無いが、takerockにとって実用的なレベルまで歪みが
上がったように聞こえる。
よし、今週末のスタジオで恒例の大音量チェックを行うこととしよう。

それにしても、このエフェクターはTREBLEがエラくきっついな。
テレキャスをつないでTONEを最大にするとキンキンいっている。
回路はホントに合ってるんだろうか。
大丈夫だとは思うのだが、最早このLandgraffに関しては失敗ばかりぶっこいてる
ので自分で自分が信用できない(笑)。

Landgraffを作ろう その5 ~顔面蒼白編~

2006-05-07 22:31:09 | Landgraff OD
さて、今回引っ越した場所は駅のまん前なんだが、駅の前にはロータリーがあり、
ロータリーの2階部分が公園のようになっている。
その公園部分が今のマンションからよく見えるのだが、よく若いバカップルが
チュッチュしている(笑)。

駅からの人通りには見えない位置にいるので少しはアタマを使っているようだが、
目の前のマンションから見られていることにはアタマが回らないらしい。
いいなぁ若いって。そういえばオイラもところ構わずだったなぁ・・・

おっと、のっけから脱線してしまった(笑)。

さて、Landgraffである。
引越しなどが重なり、Landgraffに関する記事がストップしてしまっているのは
申し訳ない限りだ。ごめんちゃい。

ホントはこの連休中に完成にこぎつけたかったのだが、家の片付けや新作業場の
構築に追われて満足に行えなかった。

そんな中、本日またもや大変な間違いを犯しているのに気付いてしまった。
以前タッキーパーツさんで10個購入した『2SC1815』というトランジスタだが、
この『2SC1815』というトランジスタは増幅率の違いによって『YELLOW(Y)』、
『GREEN(GR)』、『BLUE(BL)』という3種類のランクがあり、Yランクが低く、
BLランクが増幅率が高くなっている。
今回購入した2SC1815は『GR』ランクなのだが、Landgraffに使用するトランジスタ
は『BL』ランクだった。

当然GRランクよりもBLランクの方が増幅率が高い。
ひょっとして歪が足りない原因はこれじゃなかろうか。
うぉっ なんでこんな簡単な間違いを犯してんだオイラ。

う~~む、今回このLandgraffはケチがつきまくっている。
いかん、エフェクター製作に慣れてきた頃なので油断しているようだ。
気合を入れ直そう。猪木に頼んでビンタしてもらおうか。
でもアレは1ビンタにつき10万かかるらしいからなぁ。

知ってるかい? 『い~ち、に~い、さ~ん、ダ~~~!!』ってのは
1回につき100万ぐらいかかるらしいぜ?ペソじゃないぞ?円だぜ?

この慢心を正すにはそのくらいせにゃならんのだろうか・・・

Landgraffを作ろう その4 ~青息吐息編~

2006-04-22 23:08:35 | Landgraff OD
元気ですかー! 元気があれば何でもできる。
こんばんは。takerockです。

さて、Landgraffである。
前回までで音は出るようになったのだが、なんだがイマイチ歪まない。
それまででトランジスタの足の配線を間違えていたのでその影響でオペアンプ
かトランジスタがイカれてしまったのかと思い、タッキーパーツさんでそれぞれ
10個ずつ注文した。
Landgraffに使うオペアンプは1つだし、トランジスタも2つしか使わないのだが、
オペアンプもトランジスタも他のエフェクターでも使うものなので買っておいて
損はないのだ。

takerockが放浪の旅に出ている間に到着していた。
早速オペアンプを交換してみる。
おぉ!!


・・・一緒だった。

トランジスタなのかもしんないな。
よーしトランジスタを交換だ。足の配線が逆なので絶縁チューブを巻いてグニッと
曲げる。
ちなみにトランジスタは2つ使用するので10個ある中から増幅率の近いものを
セレクトしてある。
これが効果あるかどうかはわからんが。
すると・・・


・・・ん?若干歪み上がった?

ただ、それでもギンギンに歪む訳ではない。
とりあえずスタジオでデカい音でチェックしてみようか。
そう思ってスタジオに持ち込んで鳴らしてみた。

う~~ん 全然歪まない訳ではないんだが、今使っているGuv'norと比較すると
全然歪みが足りない。takerock的にはもっと歪んでいて欲しいなぁ・・・

と悩んでいるところへNAKED TWISTERSのボーカル・ランディが一言。
『歪んでるじゃん』

何? ・・・こんなもんでいいのか?

実はtakerockはLandgraffの実物の音を聞いたこともなければTubeScreamerの音も
知らなかったりする(笑)。
 注:TubeScreamerとはIbanezというメーカーが作っているオーバードライブだ。
何故ここでTubeScreamerの名前が出てくるかというと、LandgraffのDynamicOverdrive
とはこのTSの回路にモデファイを加えたものなのだ。

ランディはTSの音を知っているので、『TSの歪みってこんなもん?』と聞いてみた
ところ、
『うん。そんなもん。』だそうな。

ってことはLandgraffもそんなもんなのかもしれない。

・・・誰かLandgraffの音を知ってる人がいたらどんなだか教えてくれぃ。

Landgraffを作ろう その3 ~一喜一憂編~

2006-04-15 20:57:16 | Landgraff OD
さて、昨日に引き続きLandgraffである。

色々とやってみたが一向に状況が改善しない。どーにもこーにもダメである。
♪にっちもさっちもどーにもブルドッグ ワオ!♪なんて歌ってみてもダメだ。
こんな時に頼れるのはネット上の師匠たちだ。

Stomper!!で相談してみることにした。
このサイトは会員制のメンバーサイトもあるのだが、会員となる資格の一つに
『自分のサイトを持っていること』というのがある。
そう、このブログを開始するきっかけとなったサイトでもある。

今の状況を説明してみた。するとすぐにレスが。
おぉさすがは自作野郎たちが集まるサイトだけあるな。恐るべし。

何々?『トランジスタは何を使ってますか?』だって?

う゛っっ ここでtakerockは大変な勘違いをしていることに気付いた。
トランジスタという部品があるのだが、これは日本のものと海外のもので部品の
配線が異なる。
Landgraffを作るとき、参考にした基板レイアウトがあるのだが、これは海外の
トランジスタを使うようになっていた。
対してLandgraffは日本のトランジスタを使うようになっている。

・・・基板レイアウト間違えてました。

そりゃ音鳴るわけねーよな~
恥ずかしさのあまり顔から屁が出そうになっちまった。

さて、どうやってリカバリーしようか。
基板レイアウトは既に作ってしまっているので変える事はできない。
トランジスタの足をひん曲げることにした。

片方の足に絶縁チューブを巻いて、足を交互させて本来の位置にくるようにした。

さて、鳴らしてみよう。
おぉ鳴った。鳴りました。いつもこの最初の一瞬は筆舌に尽くしがたいものがある。

ところが・・・
イマイチ歪まない。
歪みのつまみを最大にしてもクランチよりちょい上程度の歪みだ。
こんなもんなのだろうか?
Landgraffの本物を試奏したことがないので比較することができない。

さて、またネット上の師匠たちにお伺いすることにしよう。
まだまだ完成への道のりは険しそうなのであった。

Landgraffを作ろう その2 ~悪戦苦闘編~

2006-04-14 23:20:03 | Landgraff OD
みなさんこんばんは。

いらなくなったモノをヤフオクにいくつか出品したところ、予想外の売れ行きに
たいそう驚いているtakerockです。
だって『こんなもん誰もいらねーよな~』なんて思ってたモンまで入札され
ちゃうんだもん。やっぱ世の中は広いわ。

さて、Landgraffである。
ここんとこLandgraffの記事を書いていないが決してサボっていた訳ではない。
毎日少しの時間を見つけながら音が出ない原因をアレコレ調べていたのだ。

今まで作ってきたエフェクターでここまでハマったことはない。
少々の間違いはあれど、比較的早めに原因が判明したもんだ。

それが今回はいくらやっても改善しない。
ハンダの甘そうな部分を片っ端からハンダ付けし直してもまるで改善しない。
どうすりゃいいんだ。これじゃ丸出ダメ男君じゃないか。
あぁイライラしてきた。♪一体何が原因だ~♪なんてSWANKYSの歌を口ずさんでも
ダメだ。

エフェクター自作ではやはりこういった時の回路チェック方法でみんなアタマを
悩ませているようで掲示板等でも度々話題に上がっている。
そんな折、画期的なチェック方法を伝授して頂いた。

回路のチェックをして音が出なかったとする。その時、回路の出口につないでいた
コードを外し、回路の入り口辺りから順番に回路図に沿って出力のコードをあてて
いくのだ。
入口--->抵抗--->トランジスタ--->オペアンプ--->コンデンサ--->出口
という回路だったら、
入口--->抵抗--->トランジスタ--->オペアンプ--->コンデンサ--->
          ↑         ↑        ↑        ↑
上矢印の位置に出口のコードを当ててサウンドをチェックするのだ。
音が出なくなるところがあったらその前の部品が原因だ。
なんと素晴らしい。
ただ、これをやるとアンプからはブツッという音がばんばんするのでアンプさん
には優しくない。
壊れてもいいやというボロいアンプを使うべし。

takerockはこの方法でチェックを行っていった。
お、いくつか音が小さくなる部分がある。ってことはここが原因か?
ハンダ付けし直してみよう。アレ?変わらん・・・
部品自体が悪いのか?
抵抗とコンデンサの部分だったので取り外して単体で音をチェックしてみる。
アレ?音が出る。では部品が壊れているわけではないようだ。

う~~~む ますますわからん。

しょうがない。いつもお世話になっているケイズさんのサイトで質問してみよう。

ってことで以下次号だ。

Landgraffを作ろう その1 ~意気消沈編~

2006-04-04 22:58:51 | Landgraff OD
さて、Fat Boostも完成しスタジオでの大音量チェックを残すのみだ。
となると、やはり次のエフェクターを作るしかあるまい。

実はtakerockは今ものすごく多忙な毎日を送っている。
それでも僅かな空き時間を見つけてはエフェクター作りに勤しんでいるなんざ
自分でもビョーキとしか思えない。笑っとけ笑っとけ。

さて、Landgraffだ。
Landgraffとはアメリカで作られているハンドメイドエフェクターなんだが、
日本国内では7万~8万ぐらいで売られているのだ。
ケースの塗装はひとつとして同じものがなく、その音色は素晴らしいもの
らしい。
そんなバカ高いエフェクターでも自作すれば部品代数千円で済む。
まぁ同じ音がでるかどうかはやってみなくちゃわからんが。
これこそ自作の醍醐味じゃないか。
ビンボー人自作野郎の意地を見せてやるぜ。

さて、詳細は割愛するが、基板まで完成した。
(なぜ詳細を割愛するかというと、とあるスジから入手した回路図をもとに
 作ったものなので、あまりおおっぴらにするのはマズいというtakerockの
 配慮のつもりだ。takerockの配慮は往々にして裏目に出ることが多いのが
 玉にキズだが。)

さて、チェックだ。例によって南極チェック君1号で音を出してみよう。

あれ?音が出ない。ちっまたか・・・
絶対最初は音が出ないんだよな。もう一度つなぎ直してっと。
やっぱり出ない。
う~ん何故だ。どこにもおかしなところはなさそうなんだが。

よし。チェックはじっくり時間をかけてやろうじゃないか。
とことんオマエに付き合うぜベイベー。

その間何をしようか。
おぉそうだ。今回は感光基板を使って作ったのだが、自分の整理の為にも
感光基板を使って基板を作成する手順をまとめておこう。

なかなか手間のかかる作業(takerockは好きだが)なので超大作になる予定だ。
巷ではナルニア国物語を超えるんじゃないかってもっぱらの噂だ。

それじゃまた明日。