「端午の節句」＝もとは女の子のお祭りだった？なんだ～！！

鯉のぼり Children's Day in Japan ~Koinobori(Carp-shaped streamer)


５月５日は「端午の節句」男の子のいる家では鯉のぼりを
立てて、５月人形を飾り、菖蒲湯に入る日本人のしきたりがあります。
もともと日本では、「端午の節句」は女の子のお祭りでした。
田植えが始まる前に、早乙女と呼ばれる若い娘たちが、「五月忌み」と云い
田の神の為に小屋にこもってケガレを祓い清めました。つまり、田の神に
対する女性の厄払いの日だったのです。
平安時代になり、菖蒲が武事を尊ぶ「尚武」や「勝負」にも通じることから
男の子がショウブで作った兜で遊ぶようになり、女の子の祭りが、
男の子を祝う行事に変わっていきました。江戸時代に「端午の節供」に
定められ、武者人形を飾り、鯉のぼりを立て男の子の出世を祝う様に
なりました。少子化の進む現代日本ですが、今日は現代の男の子たちに
将来の日本を託す意味に於いても、我がヤンＧも含め後期高齢者たちは
その成長を祈願しましょう。