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新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「カラスの鳴かない日はあるけれどトラブルが無い日はない大阪万博

2025年04月30日 12時02分01秒 | 大阪万博

大きなイベントになるほど事前の十分な計画とチェック体制の整備は必須なのだが、こんなイロハを疎かかにすればどんな状況になるのかという、最大のお手本が「大阪万博」であろう。
 
「カラスの鳴かない日はあるけれど、万博関連トラブルが無い日はない、とまで言われてきた、大阪万博の惨状である。
 
準備も整わない状態で見切り開催してしまったツケが日増しに増えているようである。
 
“陸の孤島”大阪万博に募る深刻な医療不安…吉村府知事「来場100万人突破」に大ハシャギも問題続出
 

〈一般来場者、100万人突破〉──。大阪・関西万博のチケットを購入した来場者が25日に100万人超に達したことを受け、旗振り役の吉村府知事が大ハシャギだ。26日、自身のXに両手を広げてポーズを決める写真を投稿して喜びを表現したが、図に乗っている場合か。
 関係者を除く一般来場者数は開幕から2週間で、1日あたり平均7.8万人。万博の成否を占う損益分岐点はチケット1820万枚だ。ざっくり1日10万人が来場しなければ赤字必至だが、足元の数字は芳しくない。
 吉村知事30904は来場者の伸びに期待を寄せるものの、肝いりの「空飛ぶクルマ」が26日のデモ飛行中に故障。「バキッ」という音とともに、18枚のプロペラのうち1枚が破損した。万博協会は27日、安全性が確認できるまでデモ飛行を中止すると発表した。幸いにもケガ人は出なかったが、当初の計画通り、来場者を乗せて商用運航していたらと思うとゾッとする。
 さらに気がかりなのが、事故や急患が発生した場合の医療体制だ。
 24日に来場していた60代女性が心肺停止の状態で救急搬送された後、死亡していたことが判明。当時、女性は会場内に常駐する医師の処置を受けたが、容体が悪化。会場外の病院に搬送された後、亡くなったという。病死とみられる。
 協会は「適切な処置がなされたと考えている」とのコメントにとどめ、詳しい状況は明らかにしていない。
■万博来場者の約6割が60代以上
 プライバシーへの配慮は当然としても、「適切な対応でした」だけでは来場者の不安は尽きない。ただでさえ、東京ドーム33個分に及ぶ会場内には日差しを遮るものがほとんどなく、夏本番は熱中症患者の続出が懸念される状況だ。
 協会は会場内に3カ所の診療所と5カ所の応急手当所を設置。2005年の愛知万博をベースに医療体制を組んだが、気温ひとつとっても当時とは状況がまったく違う。
 05年の名古屋市内の平均最高気温は7月が31.3度、8月が33.4度、9月が30.2度。一方、昨年の大阪市内は7月33.5度、8月35.4度、9月33.0度。愛知博に比べ、今回は暑さが格段に厳しいと予想される。
 スマートフォンの位置情報を分析する会社「クロスロケーションズ」(東京)の調査によると、大阪万博の来場者は60代以上が約6割にも上る。高齢者が多い一方、会場は近隣の救急病院まで車で約15分かかる“陸の孤島”。もしもの時、本当に大丈夫なのか。
  ◇  ◇  ◇
 夢洲はかねて地震や大雨など災害への脆弱性が指摘され、各国の要人が集まるためテロの標的にもなりかねない。緊急時に人々が混乱に陥り「群衆雪崩」発生のリスクもあるという。

 




 
最近では、こんなことも起きていた。
 
万博会場の『文明の森』、立ち入り禁止に…「樹木が倒れる恐れ」とSNSなどで懸念
 
大阪・関西万博で展示中のインスタレーション「文明の森」について、日本国際博覧会協会は29日、立ち入り禁止にしたことを明らかにした。
 SNS上で安全性を問う指摘を受けたためで、規制は28日から。安全が確認され次第、立ち入りを再開する方針だ。

 協会のホームページによると、文明の森は、樹齢6500年のオークの木を130本以上展示。自由に散策をしたり、撮影したりできるようになっていた。

 協会によると、来場者から樹木が倒れる可能性があるという指摘があったという。「設置者から、構造計算などの必要な資料の提出は受けていたが、改めて確認が必要な事項があると判断した」と説明した。


 
 
 
 
 


 
参考までに今まで記事になった出来事を列挙してみる。

●2025年4月29日
万博会場への自動運転バス運行を一時中止 回送中に事故、原因を調査
万博ベトナム館、30日オープンへ 未開館の海外パビリオンの一つ
万博の割引コード誤配布 事務的ミス、通期パス割引受けられぬ状況に
万博会場の「文明の森」が立ち入り禁止に 倒木の可能性の指摘受け
2025年4月28日
万博協会、カスハラ対応の基本方針を策定 「土下座」事案もきっかけ
大阪・関西万博、15日間で51人を搬送 熱中症の患者はゼロ

●2025年4月27日万博の空飛ぶクルマ、デモ飛行中に破損 丸紅が運航、当面中止に
●2025年4月26日連休初日の万博にジャパンエキスポ逆輸入 海外4館はオープンできず
万博会場内から救急搬送された来場者が死亡 万博協会「適切な処置」
万博ウズベク館、予約したら他人情報80人分届く 「ちょっと怖い」
●2025年4月25日万博のウズベキスタン館、独自の予約システムで利用者の個人情報漏洩
●万博来場者に警備員が土下座で謝罪 会社は「強要なかった」と説明
●2025年4月23日関西万博の駅で4千人が足止め アクセスの弱さ浮き彫りに
●2025年4月22日2025年4月22日万博出展者にガス測定器を配布 定期測定と濃度の報告求め、万博協会
 
そして人気のない万博のためこんなことが明るみに出ている。 

  

 
極めつけはこれかもしれない。
 

 
2日前の、「落下と爆発の関西万博は夏まで持つのか?!」とのつぶやきの中でこう指摘した。
 
うがった見方をすれば、今後は万博でなにが起きるかわからない「怖いもの見たさ」の若者の入場者が増えるかもしれない、とオジサンは思う。』とは、
半分冗談であったが、どうやら冗談では済まないような悪のスパイラルに入ってしまった「パンパク」となってしまった、とオジサンは思う。 
 

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