新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

岸田文雄の出自は「宏池会」ではなく「狡智会」だったらしい

2023年07月10日 11時37分08秒 | 岸田文雄

先週末は銃撃された安倍晋三の「一周忌」だったのだが、一部メディアには歯の浮くような記事もあった。
 

 
そのような記事はさて置き、まともないくつかの記事を紹介しておく。
 
安倍元首相の一周忌と、統一教会」(在野のアナリスト)
 

ここにきて、嫌でも再注目が集まる統一教会ですが、創始者の妻であり、現総裁の韓鶴子氏が「岸田を呼び出して教育する」などと発言。嫌でも注目が高まります。ジャーナリストの鈴木エイト氏は「夏には動き」としますが、そうなると秋解散を目論む岸田首相にとって、重石となるでしょう。未だに自民党と統一教会は昵懇、とより鮮明になるからです。それを伺わせる動き、それが安倍派の体制が定まらない点です。
五人の集団統治、などが出てくるのも、安倍派をバックアップする統一教会にとって、これといって自分たちが望ましい後継者がいない。安倍氏を散々に祀り上げてしまい、それ以外はそれ以下でしかないのです。高市氏は一時期、安倍系2雑誌に頻繁に登場し、後継者アピールに余念なかったものの、自民内の意向とかけ離れているため、やり過ぎると閣内から追いだされかねず、今は沈黙するし、そもそも清和会とは異なる。萩生田氏も政調会長として、LGBT法案をまとめたことで戦犯扱い。これは松野官房長官も同じ。西村経産相は新型コロナで無能ぶりを見せつけ、頼りない感じが否めない。稲田元防衛相、世耕参院幹事長もトップには頼りないし、稲田氏などリベラル色の強い発言が目立ち、安倍系2雑誌ではつるし上げ状態です。ここにきて権力亡者でも実力不足、とされる下村元文科相が俄かに注目を集めています。
それは元文科相の肩書き。今、統一教会の解散請求がだされるか? という点に注目が集まりますが、ここに文科省が関わります。省への圧力という点では、元文科相の肩書は非常につかえる。ただし無能で官僚を統制できていなかった、と専らの下村氏ですから、どれぐらい味方がいるかは分かりません。むしろ、ここで解散請求をださせないよう、政治力を発揮したら統一教会から英雄視され、一気に後継者となれますが、人望、実力ともに見劣りする中で、どこまでできるかが注目されるところです。
統一教会も金欠、とされ、それは聞き取りをする間に日本から送金すると、一気に解散命令がでそうだから、今は手控えているために韓国統一教会は、色々と大変と噂されます。ただ逆に、日本での問題が解決すると、送金を再開させるならやはり危険な団体、となる。逆に解散命令をださなかった、という判断が正しかったのか? となります。そのとき、もし政治家による圧力などが知れたら、恐らく政治生命が尽きます。そうなると、後のない下村氏なら…となってくるのです。創価学会から目の敵にされ、次の選挙は正念場とされる萩生田氏も、統一教会にすがりたくなるのかもしれません。いずれにしろ、誰がなっても後継者としては力不足。宗教にありがちな、教祖を讃えすぎると次世代になって、急に後継問題で相争うようになり、衰退していく…というパターンに安倍派も陥っているのかもしれません。それは統一教会が、不死などとのたまわっていた文鮮明氏が亡くなったときに、説明がつかなくなったように…。


 
非業の死ゆえに安倍晋三を美化してはならない。安倍政治批判を躊躇してはならない。」
(澤藤統一郎の憲法日記)
   

・・・前略・・・
板垣が自由民権運動の裏切者であるにせよ、また史実がどうであれ、「板垣死すとも自由は死なず」は名言である。自らの死を賭して、自由民権の理念に身を投じた政治家の心意気を示すものとして、民衆の喝采を浴びた。
 安倍晋三には、そのような神話が生まれる余地がない。もし可能であったとして、死の間際に彼は何と言ったろう。「晋三死すとも、疑惑は死なず」「安倍は死すとも、改憲策動は死せず」「晋三死すとも、強兵は死なず」「安倍は死んでも、政治の私物化はおさまらない」「晋三亡ぶも、皇国は弥栄」…。およそ、様にならない。
 何よりも、安倍晋三の死は、統一教会との癒着と結びついている。安倍と言えば統一教会、銃撃と言えば統一教会、安倍晋三と言えば韓鶴子・UPF・ビデオメッセージ。そして、誰もが安倍の死に関して連想するのが、祖父の代からの統一教会との深い癒着である。自民党なかんずく安倍3代と、この金まみれの人を不幸にするカルトとの醜悪な癒着は徹底して暴かれなくてはならず。また、徹底して批判されなければならない。
 統一教会問題だけでなく、安倍政治を、いささかも美化してはならない。今、岸田政治は、安倍の亡霊に憑依されているからだ。安倍政治から離脱することで、世論に迎合するかに見えた岸田政権だが、党内の安倍残党に支配されているからなのだ。
 安倍政治とはなんだったか、日本国憲法に敵意を剥き出しにし、教育基本法を改悪し、集団的自衛権の行使を容認して戦争法制定を強行し、政治を私物化してウソとごまかしを重ね、行政文書の捏造と隠蔽をこととし、国会を軽視して閣議決定を万能化し、恣意的な人事権の行使で官僚を統制した。
 沖縄問題を深刻化し、核軍縮に背を向けた。経済政策では、新自由主義をこととして格差と貧困を拡大し、その無能で日本の経済的な地位を極端に低下させた。外交では、対露、対中、対韓関係に大きく失敗し、拉致問題では1ミリの進展もみせなかった。オリンピックでは腐敗と放漫支出を曝け出し、コロナ対策ではもっぱらアベノマスクでのみ記憶されている。
 政治テロは許さない決意を固めつつも、銃撃死したことで、安部政治を美化したり、聖化したりしてはならない。非業の死を遂げた人を批判するにしのびない、などと躊躇してはならない。大いなる、醜悪な負のレガシーを持つ最悪・最低の首相だったこんな人物。こんな人物を長く権力の座に据えていた日本の民主主義のレベルを恥じなければならない。

説明拒否、憲法破壊、アベノミクス継続 今なお安倍的支配が続く不気味」(日刊ゲンダイ)
 

8日は、横死した安倍元首相の一周忌だ。葬儀が行われた東京・芝公園の増上寺で法要が営まれ、ジャーナリストの櫻井よしこ氏らが呼び掛け人となった追悼集会も都内で開催。昭恵夫人をはじめとする親族、岸田首相夫妻ら政府・自民党関係者が一堂に会した。これに先立ち、奈良市の銃撃現場から約5キロ離れた三笠霊苑に慰霊碑「留魂碑」が建立され、1日に除幕された。保守派による故人の英雄視には、気味の悪さがつきまとう。
 この1年でより鮮明になったのは、憲政史上最長のアベ政治によって、この国がズタズタになったという事実だ。弱肉強食の新自由主義が跋扈。身内やオトモダチをえこひいきする縁故主義が蔓延。少数者に対する差別を政府与党が容認する醜い国であることをさらけ出した。安倍が掲げ、保守派が喝采を送っていた「美しい国」が聞いて笑う国柄だ。
 目下、国民の政治不信を増幅させているマイナンバー制度を導入したのも第2次安倍政権だ。別人の情報が登録された一連の問題をめぐり、政府の第三者機関である個人情報保護委員会は制度を直接所管するデジタル庁に立ち入り検査をする方針。リスク管理と対策ができていないズサンな運用を問題視し、マイナンバー法に基づく行政指導も視野に入れているとされ、前代未聞の展開になっている。
 2013年の法案審議では、当時の民主党など野党の反対を受けて利用対象は「税・社会保障・災害対策」に限定されたが、主眼は徴税強化と社会保障費抑制にあった。もっとも、富裕層の資産隠しを暴く仕組みはなく、標的はもっぱら一般市民。「税収というのは国民から吸い上げたもの」と国会答弁していた通り、安倍にとって身内でもオトモダチでもない庶民は搾取の対象でしかなかったのだ。米国隷従を貫き、米軍と一緒に戦争のできる国に作り替えるため、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法の戦争3法を強引にまとめた男だ。戦時体制を念頭に個人情報の一元管理を狙っていた可能性は十分にある。
■「安倍元総理の魂はまだこの世に」
 昨年末、安保関連3文書を改定し、敵基地攻撃能力の保有を閣議決定した際、岸田は「俺は安倍さんもやれなかったことをやったんだ」と高揚感を隠し切れない様子で周囲に語ったというが、ずいぶんな思い上がり。事の善し悪しは横に置くとして、前のめりでアベ政治に乗っかっただけのことだ。
 本来なら、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党の半世紀を超える癒着が引き金となった銃撃事件を契機に、アベ政治を断ち切るべきであり、それが筋だった。しかし、現実は真逆で、ぐんぐん推進。安倍の子飼いだった高市経済安保担当相が「安倍元総理の代わりになる方は、誰一人いないと思っている。史上最長の首相としての在任期間を務め、日本の国力を強くするために大変な貢献をされた方だった」「日本人として日本を思う心、安倍元総理のその魂というのは、まだこの世にとどまっているんだろうなと思います」と言っていたのが象徴的だ。元経産官僚の古賀茂明氏の言葉を借りれば、今なお安倍的な妖怪支配が続く不気味さである。
 古賀氏は著書「分断と凋落の日本」で安倍の最大の「功績」を岩盤右翼層を固めたことだと指摘し、こう書いている。
〈私は、この状況を「妖怪に支配された自民党」と呼んでいる。“昭和の妖怪"と呼ばれた岸信介元首相。その孫が安倍晋三氏だから、安倍氏は“妖怪の孫"である。そして“妖怪の孫"亡き後もなお、得体のしれない安倍的なものが政界に漂っている。まさに妖怪は滅びずいまもなお自民党を支配しているのだ。
 そして、これがまた極めて重要なのだが、マスコミが安倍派忖度から抜けきれないのは、彼らも妖怪に支配されているからではないかということだ。特にテレビ局では過剰なまでの安倍派忖度があると聞く〉
〈さらに困ったことがある。
 それは、私たち国民の心にもこの妖怪が忍び寄っていることだ。
 10年前には議論されることさえなかった敵基地攻撃能力、防衛費倍増、憲法9条改正、原発新増設などの問題に賛成する層が拡大している。安倍氏よりさらに過激な政策を岸田氏が異様な勢いで進めているのに、それを国民が本気で止めようという動きが見えない〉
■アベ政治離脱を阻む「呪文のような言葉」
 一周忌でまたぞろ安倍礼賛や、愚にもつかない安倍派(清和会)の跡目争いをめぐる報道が目立っている。100人超を抱える党内最大派閥にもかかわらず、幹部連中は決め手にかけ、OBの森喜朗元首相がしゃしゃり出てきてキングメーカー気取りで差配。とりあえず派閥運営を仕切ってきた塩谷元文科相と下村元政調会長の両会長代理と、「5人衆」と呼ばれる萩生田政調会長、松野官房長官、西村経産相、世耕参院幹事長、高木国対委員長が主導権を争っている。週明けにも再度幹部会合を開く予定だが、決着の見通しは立たない。自壊すればシメシメではあるが、コトは安倍派にとどまらない。問題は負の遺産が今も脈々と続いていることだ。時事通信の〈残した言葉が「重し」に〉と題した記事(7日配信)で、国会で追悼演説をした立憲民主党の野田元首相もこう話していた。
〈影響力のある人だったので、残した言葉などが「重し」となり、なかなか変化させることができない状況を生み出している。例えば、異次元の金融緩和から正常化していかなければいけないが、「アベノミクスは道半ばだ」という呪文のような言葉がまだ続いている〉
■右派カルトが牛耳る清和会に服従
 戦後日本の平和国家としての歩みを止める安全保障政策の大転換、あの過酷事故を黙殺する原発回帰。岸田はいずれも国会で議論せず、閣議決定だけで決めた。足元では防衛装備移転三原則の骨抜きも進められている。第2次安倍政権で武器輸出三原則を改悪したのに飽き足らず、米国の手先となって国際紛争を助長しようというのである。岸田は年頭にブチ上げた異次元の少子化対策の財源をめぐり、「実質的に追加負担は生じないことを目指す」と言っているが、虚言だ。そういえば、首相秘書官だった長男の所業についても嘘を繰り返していた。アベノミクスによる円安物価高で実質賃金は14カ月連続でマイナスである。
 説明拒否の密室横暴政治、憲法破壊の軍拡加速、その場しのぎの嘘横行、金融緩和という麻薬、インフレ国民負担増、富裕層優遇、米国隷従、今だけ金だけ……。この国の転落はまだ底が見えない。
 政治評論家の本澤二郎氏はこう言った。
「第2次安倍政権で露骨になった国民無視の政治がなぜ連綿と続いているのか。それはアベ路線を踏襲すれば大所帯の清和会を懐柔でき、政権は安泰だからです。そして清和会のバックには戦前回帰を目指す右派カルトがいる。神社本庁の政治団体『神道政治連盟』や『日本会議』です。森元首相が現職時に〈日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく〉と言って大騒ぎになりましたが、発言したのは神政連国会議員懇談会だった。小泉元首相は退任間際の終戦記念日に靖国神社を公式訪問。G7伊勢志摩サミットでは伊勢神宮を、広島サミットでは厳島神社を訪問した。どれもこれも、右派カルトの意向に応じたのです。防衛費を倍増し、マイナカードで国民に首輪をかけ、少子化対策で『産めよ増やせよ』。岸田首相の暴政の根源は保身のための米国隷従、カルト服従なのです」
 民主主義はどんどん形骸化し、大半の国民は置き去り。ブレーキをかけるもかけないも、世論次第、選挙次第だ。


 
本澤二郎の「日本の風景」(4859)」
 

<恐ろしやNATOの一員となって戦争準備に励む破産大国の岸田>
相変わらず岸田文雄がはしゃぎ回っている。老いた米国のバイデンをしり目に欧米軍事同盟のNATOの一翼を補完して、ロシアを追撃し、中国封じ込めに狂奔している。その結果、自国を墓穴へと追い込んでいる。
 これに野党も沈黙し、言論界は茫然自失の体である。日本国民は愚かすぎる日銀の金融政策によって、円を天文学的に刷りまくって、しかも金利ゼロ。何もかもが敗戦後の360円時代へと追い込んで、国民生活を押しつぶしている。
 作戦参謀の木原誠二は、史上最悪の安倍内閣秘書官のOOどころではない。ボンクラ首相を道連れにし、憲法を破壊し尽くし、自身は公然と愛人をかこって、そこから愛人のハンドルで官邸入りすると報じられても、平然として官房機密費を使って岸田の暴走を背後から操縦している。
 「木原を退治しないと国民が大変な事態になる」との悲鳴さえ聞こえる。そうした中、ブレーキ役がいない岸田官邸が、7月11日からの欧州歴訪日程を発表した。NATO軍事同盟の首脳会議参加である。自民党から護憲リベラル派の政治家が消えてしまい、極右片肺内閣の轟音が鳴り響いている証だ。それを大宣伝するだけの報道人は、すべてがNHKの安倍の女記者並みであることを彷彿とさせる。恥を知れといいたい。
<有頂天・おっちょこちょいの文雄は安倍の二番煎じ>
 内政はがたがたである。国民の政治不信はただ事ではない。まともな指導者は、このような危機に対して古来より真っ先に軍備を放棄して、徹底して国民生活に目を向ける場面だ。だが岸田は、ロシア・ウクライナ戦争をチャンスとばかりその逆に突っ込んでいる。米国バイデン以下のNATO加盟国の賛同に有頂天なのだ。それが大国?日本外交であると国民に見せつけて良しとしている。選挙向けの秘策だと勘違いしている。
 韓国からは、統一教会のおばあさんが「岸田を呼べ。教育しろ」と檄を飛ばしているから、これは漫画である。
 木原を操っているサタンは誰なのか。破綻寸前の金融機関か。歴代の宏池会には、池田勇人の秘書が事務局長として、派内や党内の様子を会長に逐一報告していた。派閥の参謀は内外の動きに目を光らせて怠らなかった。
 自分の倅を首相秘書官にする?想像さえ出来なかったことだ。いわんや官房副長官の策略に乗って、そのレールを走ることなども想定できなかった。
 おっちょこちょいで立憲主義の日本国憲法を足蹴にするような人物など、宏池会には一人もいなかった。バランスを心がけ、民意を救い上げることに気を使う指導者が、宏池会のリーダーであったのだが。
 岸田を宏池会の会長に押し上げた古賀誠の一世一代の失敗、大間違いだったことになる。これほど人材がいない宏池会に堕落していた証拠であろう。 
 政治は人に左右される。修身斉家治国平天下とはよく言ったものである。岸田家の祖父は、A級戦犯・岸信介の側近として満洲で蓄財して政界に飛び込んだ利権政治屋。都心に豪邸を構えた。孫は、銀のスプーンで育った。父親は温厚な人物だったが、息子の教育に失敗した。文雄は修身斉家の人ではない。治国平天下どころか、その反対の方向へと走っている。
 単純に言うと「安倍を超える」ただこれに尽きるだろう。
<出自は争えない!岸の配下の祖父が「安倍を超えよ」とわめく?>
宏池会は、とんでもない人物に会長職を委ねてしまった。岸田は角を隠していたのだ。祖父が、安倍の祖父・岸信介の配下であることが最近になって判明したのだが、そうしてみると岸田が安倍の敷いた神道政治連盟・神社本庁の危ない橋を渡っていることが頷けるだろう。
 岸田の祖父は、泉下で安倍を超えろと叫んでいるはずだ。NATOとの共闘外交はその一つに違いない。バイデンが保証人だ。ワシントンの首輪をはめた日本のポチの暴走でもある。
 岸田のNATO首脳会議出席は今回で2度目。東京にNATO事務所開設に動いていたが、フランスのマクロンが反対した。しかし、まだ岸田は諦めていない。中国封じ込めの一環なのだから。アジアの盟主狙いか。
 議会と言論界の覚醒が不可欠である。特に野党と市民団体は、岸田・木原・河野の選挙区で無党派層の覚醒運動を大々的に始める必要がある。民主主義の危機に対抗する時であろう。。


 
高市早苗は加入が許されなかった極右集団の清話会の安倍晋三がいなくなり、自民党内ではリベラルと言われていた宏池会の岸田文雄が昨年10月に自民党総裁になり、心ある国民は「これで安倍晋三の負の遺産はなくなる」という淡い期待を持っていた。
 
総裁選前の記者会見では、それまで持っていなかった新しい手帳を見せて「私は聴く力がある」とばかりに、あたかも国民の声を聴いてくれるのかと期待を抱かせた。
 
しかし時の経過とともにその一時しのぎのメッキは剥がれ、国民の代表が集まる国会では少数野党の声は無視して与党の数の力でそれまで安倍晋三ですら躊躇していた憲法違反の政策を閣議決定だけで決めてきた。
 
「バランスを心がけ、民意をすくい上げることに気を使う指導者が、宏池会のリーダーであった」らしかったのだが、岸田文雄は「角を隠していたのだ。祖父が、安倍の祖父・岸信介の配下であることが最近になって判明したのだが、そうしてみると岸田が安倍の敷いた神道政治連盟・神社本庁の危ない橋を渡っていることが頷けるだろう。」ということは、もはや「宏池会」は岸田文雄により「狡智会」に堕落してしまったのだろう、とオジサンは思う。
 

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