三菱長船じん肺第3陣訴訟は、6月19日に12回目の口頭弁論が開催されました。全国じん肺弁連から8人の弁護士を補強して以後に挑む、最初の期日となりました。
被告・三菱重工は、CT及びレントゲンにおいても原告らのじん肺を否定する医師意見書を提出してくるなど、医学論争に持ち込もうとしています。
弁論後の報告集会では、弁護団と支援者と議論し、三菱重工で働いてきた下請け労働者の劣悪な作業実態や粉じん暴露などを裁判官に知ってもらい、議論の土俵をそこに戻していこうと、今後の裁判進行の展望を確認しました。また、じん肺患者を救えという雰囲気が裁判官にビシビシと伝わるよう、傍聴動員の強化及び、法廷外の運動の強化をしていくこととしました。
次回の口頭弁論は9月10日(月)14時からです。