経過
組合つぶしを目的とした光洋商事からサカキ運輸への偽装譲渡、組合員解雇とたたかっている長崎合同支部光洋商事分会です。裁判と労働委員会で、解雇撤回、職場復帰をめざしています。いよいよ年明けには証人尋問となり、大詰めとなりました。光洋商事とサカキ運輸は、運転手も車両も運行管理も混在しており、危険物輸送に携わる企業でありながら、危険極まりない運行が常態化しています。そうしたいびつな両社の運行の背景には、組合排除の労務政策があります。一日も早く職場に復帰し、運送会社の一義にある、安全輸送を実現します。
水田分会長から一言
「偽装譲渡、解雇からこれまで、あっという間でした。全国のみなさんの応援があったから、ここまで頑張って来れました。特に、団交や荷主・運輸局要請などへの全国トラック部会のみなさんの支援がちからになりました。経営が本当に苦しくて、やむを得ない解雇であれば、私たちもここまでやっていません。裁判も県労委も最終盤になりましたが、私たちが思っていた通りの会社の出鱈目ぶりが明らかになっています。必ず勝ちます。最後までのご支援よろしくお願いします。」
松尾分会書記長から一言
「光洋商事からサカキ運輸への偽装譲渡など、出鱈目を重ねるぐらいなら、団交の中で解決して、まともな会社になってほしかったと思います。私たちが闘ってきている最中でも、労働に関する規制はもっと緩和され、企業のやりたい放題になろうとしていて、矛盾を感じます。この1年間、光洋商事分会だけでなく、同じように会社の不当なやり方とたたかっている沢山の仲間と出会いました。みんなでともに勝利を勝ち取りたいと思います。」